【シミュレーション(2年目以降)】三井住友プラチナプリファードの獲得ポイント
三井住友カード プラチナプリファードを効率よく使うため、獲得ポイントのシミュレーションをしてみました。
クレジットカードやスマホ決済では何かと “還元率” が注目されますが、その他に “年間獲得ポイントから年会費を引いた額” (=実質的な収支の絶対額) の狙いどころも把握しておきたいところ。
本記事では、三井住友カード プラチナプリファードの入会2年目以降における獲得ポイントのシミュレーション結果をまとめます(入会1年目についての記事へのリンクは本記事の最後にあります)。
三井住友カード プラチナプリファードの概要
プラチナプリファードの概要です。
- ポイント特化型のクレジットカード
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プラチナプリファードは、ポイント特化型のクレジットカードです。
“プラチナ” でありながら “ポイント” に特化した、ユニークかつ庶民的?なコンセプトです。
年会費が33,000円(税込)かかりますが、うまく使えば年会費を大幅に上回るポイントを獲得できます。
特徴 (%は還元率)- 基本還元率 1%
- 100万円の利用ごとに10,000P (毎年最大40,000P、家族カード利用分を合算可)
- プリファードストア (特約店) の利用で最大+14%
- 家族ポイント(最大+5%)、Vポイントアッププログラム(最大+8%)
- つみたて投資で最大3%還元 (NISAも対象)
- 海外での外貨ショッピング利用特典(+2%相当)
- コンシュルジュサービス (VPCC)、付帯保険、空港ラウンジサービス
詳細は公式ページで確認できます。
- 入会時~1年目の特典
入会1年目の特典がとても充実しています。
- 最大110,600Pを獲得 (さらに通常ポイントは別途獲得できる)
- 年会費を引いても最大77,600円分のプラス収支
特典(略記) 獲得ポイント 条件等 新規入会&ご利用特典 40,000P 40万円利用:~入会月の3か月後末 スマートタッチプラン
~10/31増額中!14,000円分
(※1)スマホタッチ決済1回:~入会月の1か月後末 SBI証券デビュー応援プラン 最大16,600P
目安3,600P(※2)(※3)口座開設の上、
[特典1] Vポイント登録で100P
[特典2] クレカ積立で最大2,500P
[特典3] 各種取引で最大14,000Pつみたて投資
(積立投資の通常分のポイント付与)最大30,000P
目安10,000P(※4)クレカ積立額の最大3%還元 ご紹介特典 10,000P ご紹介URL経由で申込み(※5) 合計(※6) 最大110,600P
目安:77,600P程度(※1) 獲得できるのは、VポイントPayギフト (Vポイントではない) 。Visaタッチ決済やiD決済、ネットでの決済で利用可能。
(※2) SBI証券の口座開設自体はポイントサイト案件の方がお得で簡単なケースあり。
(※3) 目安として、特典1と2に加え、特典3のうち投資信託スポット購入と国内株式(現物)の条件を達成し(計+2%還元)、毎月5万円のクレカ積立を行った場合の獲得ポイントで計算。
(※4) 目安として、クレカの年間利用金額300万円以上 (クレカ積立の還元率が2%になる条件) にて毎月5万円のクレカ積立 (1,000P/月) で計算。ただし口座開設からつみたて設定までのタイムラグを考慮し、12か月分でなく10か月分の獲得ポイント数を記載。ちなみに、最大ポイント数(3,000P/月)を獲得する条件は、年間利用金額500万円以上 (クレカ積立の還元率が3%になる条件) にて毎月10万円のクレカ積立。また1%を超える還元率分のポイントについては継続特典として付与される。
(※5) 当サイト管理者は、規約を守るため、トクフレ (友人) にご登録いただいた方からご希望があった場合にのみご紹介可能。
(※6) 通常利用分のポイントは含まないので、別途獲得可。最初の40万円利用を達成すれば、1年目の年会費を即ペイできます。さらに獲得したポイントは高還元率でプラス収支になります。
最初の1年間で10万P獲得!といったこともできます。
【10万Pチャレンジャー求む】プラチナプリファード初年度フル活用 2種類のプラチナプリファード (三井住友カード、Oliveフレキシブルペイ) について、入会1年目の特典をフル活用するシナリオをまとめてみました。 2024年11月以降の特典 …- 2年目以降の特典
2年目以降も毎年、以下の特典を利用できます。
特典 獲得ポイント 条件等 継続特典 最大40,000P 毎年、前年100万円の利用ごとに10,000P
(最大40,000P)つみたて投資
(つみたて投資ポイントアッププラン)36,000P
(毎月最大3,000P)積立額の3%還元、NISAも対象 目安として、年間200万円の利用により、継続特典の20,000Pと、通常の還元率1%による20,000Pを合わせて計40,000P獲得でき、年会費をペイできます。
それ以外に、プリファードストアの利用やつみたて投資等、さらに獲得したポイントについては、高還元率でプラス収支になります。
2年目以降も10万P獲得できます。
【2年目以降も10万P】プラチナプリファードをフル活用 以前、2種類のプラチナプリファード (三井住友カード、Oliveフレキシブルペイ) について、入会1年目の特典をフル活用するシナリオをまとめてみました。 入会1年目につい…- 2年間弱で貯まったポイント
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私の場合、2年間弱使って14万ポイント貯まりました。これは、2年目の継続特典をまだ受け取る前の時点です。
この頃は、まだSBI証券のつみたて投資も始めておらず、このカードを使いこなせていなかったので、”もっと貯められたなぁ” と思っています。
ただ逆に言うと、とりあえずこのカードに支出をまとめてしまえば、あまり深く考えなくてもポイントを貯められた印象です。
獲得ポイントのシミュレーション
続いて、入会2年目以降の獲得ポイントについてのシミュレーション結果です。
※2年目以降に毎年10万P獲得することも可能です。詳細は以下の記事をご覧ください。
シミュレーションの前提条件
私の実経験から、誇張の無い範囲で設定してみたつもりです。
シミュレーションに含めている特典等
以下の特典等によるポイントを計算に含めています。
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継続利用特典
毎年、前年100万円の利用ごとに10,000ポイント(最大40000ポイント) プリファードストア(特約店)の利用
- プリファードストア利用による還元率アップを、利用金額の5割で+1%として計算
目安として、普段使いのスーパーとドラッグストアがプリファードストアに該当し(+1%)、その他のプリファードストアの利用(コンビニ等で+7%)を均したくらいの想定です。
利用されるお店やサービスによって変わります。
- プリファードストア利用による還元率アップを、利用金額の5割で+1%として計算
シミュレーションに含めていない特典等
以下は計算に含めていないので、獲得すればさらにポイント加算されます。
- つみたて投資(5%)
- 家族ポイント(最大+5%)、Vポイントアッププログラム(最大+5%)
- 利用するお店やサービスで貯められるポイント(独自ポイントや、Tポイント、Pontaポイント、楽天ポイント等々を別途貯められるお店も多いです)
1. 利用金額 対 獲得ポイント
年間の利用金額に対する獲得ポイントについてのシミュレーションです。
Aが基本還元率1%、Bが入会時特典を足した分、Cがさらにプリファードストア(特約店)の利用を足した分です。
○の吹き出しは、キリの良い利用金額における獲得ポイント数と実質還元率(2.5%)です。
だいたい年間200万円で年会費をペイできて、それ以上の利用は高還元率ですべてプラス収支になります。
2. 利用金額 対 実質還元率
続いて、年間の利用金額に対する実質還元率についてのシミュレーションです。
○地点での実質還元率2.5%をピークに、400万円超までの利用については安定した還元率をキープできます。
次の100万円単位の”ピッタリ”に到達するまでは還元率がてい減するものの、プリファードストアの利用(C)も含めると、常に2%以上はキープできる計算です。
3. 利用金額 対 年間獲得ポイントから年会費を引いた額
続いて、年間の利用金額に対する、実質的な収支の絶対額(年間獲得ポイントから年会費を引いた額)についてのシミュレーションです。
一般的な家計収支においては、還元率の他に、この数字を重視すべきかと思います。
前述のシミュレーション結果と同様に、だいたい年間200万円で年会費をペイできて、それ以上の利用は高還元率ですべてプラス収支になります。
シミュレーション結果まとめ
上記のシミュレーション結果をまとめます。
2年目以降の狙いどころ
プラチナプリファードならではの狙いどころは、以下です。
必須条件
まず、年会費33,000円をペイできる条件です。- 年間200万円以上の利用をキープする
高還元率を重視した場合の条件
次の100万円単位の”ピッタリ”に到達するまでは還元率が少してい減します。- 年間利用金額を200万円”ピッタリか少しオーバーするくらい“、あるいは300万円、400万円でも同様に”ピッタリか少しオーバーするくらい”にする
実質的な収支を重視した場合の条件
プラチナプリファードならではのパフォーマンスを発揮する利用方法です。- 年間300万円以上の利用による、継続特典の30000ポイント目の獲得
- つみたて投資(5%)や家族ポイント(最大+5%)による追加ポイント獲得
さらに獲得できるポイント
前提条件に記載した通り、今回のシミュレーションには以下のポイントを含めていません。
これらを獲得すればさらにポイント加算されます。
- その他のサービス等
- つみたて投資(5%)
- 家族ポイント(最大+5%)、Vポイントアッププログラム(最大+5%)
- 利用するお店やサービスで貯められるポイント(独自ポイントや、Tポイント、Pontaポイント、楽天ポイント等々を別途貯められるお店も多いです)
つみたて投資系の還元率としては最高クラスなので、つみたてNISAや投資信託等をされる方は、SBI証券とセットで利用すると良いです。
家族ポイントについても、身近(二親等以内)に三井住友カードのユーザがいれば(いなくても入会してもらって登録するだけでOK)、それだけで還元率アップするのでオススメです。
例えば、2年目以降も特典をフル活用した場合、以下のようにポイント獲得できます。
参考情報
公式ページのシミュレーション
公式ページで、年間の利用金額をもとに獲得ポイントのシミュレーションが可能です。
※実は、この公式ページのシミュレーションがちょっと分かりづらかったので、自分でシミュレーションすることにしました。
プラチナプリファードの関連記事
プラチナプリファードに関する情報をまとめた記事のご紹介です。
基本情報
プラチナプリファードの基本的な説明です。
我が家の活用例
我が家の話ですが、プラチナプリファードをメインカードとして全家計の支出をまとめた活用例です。
シミュレーション、活用シナリオ
プラチナプリファードのシミュレーションや、活用シナリオをまとめた記事です。
相性チェック、コーデサンプル等
以下は、プラチナプリファードとの相性が分かるチェックリストや、利用金額別のコーデサンプルです。
お得な発行の流れ、謎の年会費優遇特典
ご紹介特典を活用してお得にプラチナプリファードを発行する流れについては、以下の記事にまとめてあります。
あとついでですが、2023年10月、プラチナプリファードの年会費優遇特典が出現するというビックリもありました。
まとめ
本記事では、三井住友プラチナプリファードカードの入会1年目における獲得ポイントをシミュレーションした結果をまとめてみました。
この記事を作成しつつ、今後はつみたて投資や家族ポイントで、さらにポイントを効率よく貯められるよう準備中です。
(余談)Oliveへの乗り換え予定は無いけど “持つだけ”
Oliveフレキシブルペイにも同じくプラチナプリファードがありますが、私にとっては制約事項が多い割にメリットを見出せないので(三井住友銀行からの引落し必須、家族カード不可、等)、当面のメインカードは、この三井住友カードのままで良いと判断しています。その代わり、Oliveは “持つだけ” にしています。
(余談)カンの良い方はお気づきかも知れませんが
このカードは入会1年目が高還元のピークです (2年目以降も十分に高還元ですが)。
まずは試しに1年間使ってみて、気に入ったら2年目以降も継続、やめる場合は2年目の年会費支払いが確定する前に解約という作戦もあります。
※入会1年目の特典を受け取ることができるのは、1人につき1回限りです。
“新規入会&利用特典 40,000ポイント”が付与されるのは、カードご入会月の4ヵ月後の15日頃です。これは、”1年で解約したもの勝ち”が成立しますね…。
対して、2年目以降の継続利用特典(前年100万円の利用ごとに10,000ポイント(最大40000ポイント) )の受け取り日は、次年度の年会費を支払うことが確定した後です。解約を検討される際には、その点にご注意ください。
1年目の特典をフル活用してポイント獲得する方法については、以下の記事をご覧ください。
参考
お得なクレカ発行方法の早見表
当サイトからのご紹介やポイントサイトの活用等により、追加のポイントを獲得できるため、公式サイトで直接発行するよりお得にクレカを発行できます
クレジットカード | 紹介リンク、解説記事等 |
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三井住友カード各種 (ゴールド(NL)、プラチナプリファード、ビジネスオーナーズゴールド等) ※当サイトでは、規約を守るため、トクフレ (友人) にご登録いただいた方からご希望があった場合にのみご紹介しています | トクフレ (友人) の登録はこちら |
Oliveアカウント (Oliveフレキシブルペイ) | (Oliveアカウント登録&10,000円入金で1,000P) 紹介コード:SF00149-0036590 |
エポスカード (一般およびゴールド、JQ CARDエポスゴールドも) | (このご紹介番号は2025年3月31日まで有効) |
メルカード | 解説記事にて (メルカリとセットでの登録がオススメなので、その手順をご説明) |
楽天カード | 解説記事にて (記事中の楽天カード部分にてご説明) |
VポイントカードPrime (旧TカードPRIME) | 解説記事にて |
PayPayカード | 解説記事にて |
三菱UFJカード | 解説記事にて |
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全般的な説明については、以下の記事をご覧ください。