プラチナプリファードの基本スペックを理解する
三井住友カード プラチナプリファードの基本スペックについての説明です。
Olive フレキシブルペイ プラチナプリファードとの比較もします。
2種類のプラチナプリファード
“プラチナプリファード” には2種類あります。
三井住友カード の プラチナプリファード
Oliveフレキシブルペイ の プラチナプリファード
三井住友カードと、Olive フレキシブルペイ (以降、単に “Olive” と記載する場合があります) の2種類です。
どちらもクレジットカードとしての機能はほぼ同じなのですが、サービス形態が異なります。
三井住友カードの方はシンプルなクレジットカード、Olive の方は銀行口座やクレジットカードやデビットカードといった複数の決済サービスが1つにまとめられたもの (Oliveアカウント) です。
私が使用しているのは三井住友カードの方です。個人的には、本記事の作成時点では、Oliveでなく三井住友カードの方が良いと思います。
具体的な差異については、後述します。
本記事では、先に三井住友カード プラチナプリファードの説明をした上で、Olive の方との違いについても説明していきます。
三井住友カード プラチナプリファードの概要
プラチナプリファードの概要です。
- ポイント特化型のクレジットカード
-
プラチナプリファードは、ポイント特化型のクレジットカードです。
“プラチナ” でありながら “ポイント” に特化した、ユニークかつ庶民的?なコンセプトです。
年会費が33,000円(税込)かかりますが、うまく使えば年会費を大幅に上回るポイントを獲得できます。
特徴 (%は還元率)- 基本還元率 1%
- 100万円の利用ごとに10,000P (毎年最大40,000P、家族カード利用分を合算可)
- プリファードストア (特約店) の利用で最大+14%
- 家族ポイント(最大+5%)、Vポイントアッププログラム(最大+8%)
- つみたて投資で最大3%還元 (NISAも対象)
- 海外での外貨ショッピング利用特典(+2%相当)
- コンシュルジュサービス (VPCC)、付帯保険、空港ラウンジサービス
詳細は公式ページで確認できます。
- 入会時~1年目の特典
入会1年目の特典がとても充実しています。
- 最大110,600Pを獲得 (さらに通常ポイントは別途獲得できる)
- 年会費を引いても最大77,600円分のプラス収支
特典(略記) 獲得ポイント 条件等 新規入会&ご利用特典 40,000P 40万円利用:~入会月の3か月後末 スマートタッチプラン
~10/31増額中!14,000円分
(※1)スマホタッチ決済1回:~入会月の1か月後末 SBI証券デビュー応援プラン 最大16,600P
目安3,600P(※2)(※3)口座開設の上、
[特典1] Vポイント登録で100P
[特典2] クレカ積立で最大2,500P
[特典3] 各種取引で最大14,000Pつみたて投資
(積立投資の通常分のポイント付与)最大30,000P
目安10,000P(※4)クレカ積立額の最大3%還元 ご紹介特典 10,000P ご紹介URL経由で申込み(※5) 合計(※6) 最大110,600P
目安:77,600P程度(※1) 獲得できるのは、VポイントPayギフト (Vポイントではない) 。Visaタッチ決済やiD決済、ネットでの決済で利用可能。
(※2) SBI証券の口座開設自体はポイントサイト案件の方がお得で簡単なケースあり。
(※3) 目安として、特典1と2に加え、特典3のうち投資信託スポット購入と国内株式(現物)の条件を達成し(計+2%還元)、毎月5万円のクレカ積立を行った場合の獲得ポイントで計算。
(※4) 目安として、クレカの年間利用金額300万円以上 (クレカ積立の還元率が2%になる条件) にて毎月5万円のクレカ積立 (1,000P/月) で計算。ただし口座開設からつみたて設定までのタイムラグを考慮し、12か月分でなく10か月分の獲得ポイント数を記載。ちなみに、最大ポイント数(3,000P/月)を獲得する条件は、年間利用金額500万円以上 (クレカ積立の還元率が3%になる条件) にて毎月10万円のクレカ積立。また1%を超える還元率分のポイントについては継続特典として付与される。
(※5) 当サイト管理者は、規約を守るため、トクフレ (友人) にご登録いただいた方からご希望があった場合にのみご紹介可能。
(※6) 通常利用分のポイントは含まないので、別途獲得可。最初の40万円利用を達成すれば、1年目の年会費を即ペイできます。さらに獲得したポイントは高還元率でプラス収支になります。
最初の1年間で10万P獲得!といったこともできます。
【10万Pチャレンジャー求む】プラチナプリファード初年度フル活用 2種類のプラチナプリファード (三井住友カード、Oliveフレキシブルペイ) について、入会1年目の特典をフル活用するシナリオをまとめてみました。 2024年11月以降の特典 …- 2年目以降の特典
2年目以降も毎年、以下の特典を利用できます。
特典 獲得ポイント 条件等 継続特典 最大40,000P 毎年、前年100万円の利用ごとに10,000P
(最大40,000P)つみたて投資
(つみたて投資ポイントアッププラン)36,000P
(毎月最大3,000P)積立額の3%還元、NISAも対象 目安として、年間200万円の利用により、継続特典の20,000Pと、通常の還元率1%による20,000Pを合わせて計40,000P獲得でき、年会費をペイできます。
それ以外に、プリファードストアの利用やつみたて投資等、さらに獲得したポイントについては、高還元率でプラス収支になります。
2年目以降も10万P獲得できます。
【2年目以降も10万P】プラチナプリファードをフル活用 以前、2種類のプラチナプリファード (三井住友カード、Oliveフレキシブルペイ) について、入会1年目の特典をフル活用するシナリオをまとめてみました。 入会1年目につい…- 2年間弱で貯まったポイント
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私の場合、2年間弱使って14万ポイント貯まりました。これは、2年目の継続特典をまだ受け取る前の時点です。
この頃は、まだSBI証券のつみたて投資も始めておらず、このカードを使いこなせていなかったので、”もっと貯められたなぁ” と思っています。
ただ逆に言うと、とりあえずこのカードに支出をまとめてしまえば、あまり深く考えなくてもポイントを貯められた印象です。
三井住友カード と Oliveフレキシブルペイ の違い
2種類のプラチナプリファード (三井住友カード、Oliveフレキシブルペイ) の比較です (公式の比較ページはこちら)。
比較表
三井住友カード プラチナプリファード | Oliveフレキシブルペイ プラチナプリファード | |
---|---|---|
外観 | 出典:三井住友カード | 出典:三井住友銀行 |
提供元 | 三井住友カード | 三井住友銀行、三井住友カード |
券面デザイン | ナンバーレス可 | ナンバーレスのみ |
年会費 | 33,000円 (税込) (※1) | |
家族カード | 無料で発行可 | |
ブランド | Visaのみ | |
基本還元率 | 1% | |
還元率アップ特典 | プリファードストア(最大+14%) 家族ポイント(最大+5%) Vポイントアッププログラム(最大+8%) つみたて投資(最大3%) 海外での外貨ショッピング利用特典(+2%) 等 | |
新規入会&利用特典 | 入会月の3カ月後末日までに 40万円利用で40,000P (※1) | |
継続特典(100万円利用) | 翌年に10,000P (最大400万円利用時に40,000P) | |
支払い方法 (支払いモード) | クレジットカードのみ (モード切替不可) | クレジットモード (※2) デビットモード ポイント払いモード |
選べる特典 | – | Oliveの選べる特典を2つ選択可 |
主な制約事項 | – | 引落し口座が三井住友銀行のみ、等々 |
ご紹介特典 | 10,000P | 1,000P |
謎の年会費無料特典 | あり (対象者のみ) | なし |
(※1) Oliveフレキシブルペイの初年度年会費無料プランが2024年3月31日で終了したため、プラチナプリファードは新規入会&利用特典の対象となった。
(※2) クレジットモードに対し、支払いモード追加が可能。
三井住友カードか、Oliveフレキシブルペイか
三井住友カードとOliveフレキシブルペイ、どちらもクレジットカード単体としての機能は同じです。
私としては、こんな選び方をオススメします。
- クレジットカード単体としてシンプルに使いたい、他の機能が無い方が良い
- 引落し口座を三井住友銀行でなく、他の銀行にしたい
- お得なご紹介特典を利用したい
- 謎の年会費無料化特典を使えるか試したい
- 支払いモードの切り替え等、フレキシブルペイを使いたい
- 今後の機能アップデートが楽しみ
- 引落し口座が三井住友銀行でも大丈夫
Olive の方は、引落し口座以外にも、色々と制約事項や注意事項はあります。詳細は記載しませんが、気になる方は調べてみてください (以前は家族カード発行不可でしたが2024年春から対応済みになる等、順次改善もされています)。
特に理由がなければ、制約事項の少ない三井住友カード プラチナプリファードが無難だと思いますが、もちろんOliveでもOKです。
また、ご紹介特典により獲得できるポイント数についても、Oliveフレキシブルペイの 1,000P に対し、三井住友カードの方が 10,000P と多いです。
ちなみに、三井住友カード プラチナプリファード (ゴールド(NL)でも) を持つ場合には、サブカードとして “持つだけのOlive” を合わせるのはオススメです。
三井住友カード のラインナップ上の位置づけ
プラチナプリファード + NL 兄弟
三井住友カードのトップページには、NLシリーズ の兄弟的な2種 (一般とゴールド) に、その上位カードとしてプラチナプリファードを加えた3種が、”おすすめカード” として掲載されています。キャンペーン等での扱いも、この3種はだいたいセットです。
上記の3種の中ではプラチナプリファードが最上位です。
プラチナカードとの比較も
また、プラチナプリファードはプラチナカードでもあるので、以下のように三井住友カード プラチナカードと比較される場合もあります。
三井住友カードの主力カードの1つ
上記のように、プラチナプリファードは三井住友カードのラインナップの中でも、主力カードの1つです。
人気のNL系の上位に位置しつつ、さらに “ポイント特化型のプラチナカード” という独自ポジションを築いています。
主力カードを比較した公式の解説記事は以下です。
プラチナプリファードの関連記事
プラチナプリファードに関する情報をまとめた記事のご紹介です。
基本情報
プラチナプリファードの基本的な説明です。
我が家の活用例
我が家の話ですが、プラチナプリファードをメインカードとして全家計の支出をまとめた活用例です。
シミュレーション、活用シナリオ
プラチナプリファードのシミュレーションや、活用シナリオをまとめた記事です。
相性チェック、コーデサンプル等
以下は、プラチナプリファードとの相性が分かるチェックリストや、利用金額別のコーデサンプルです。
お得な発行の流れ、謎の年会費優遇特典
ご紹介特典を活用してお得にプラチナプリファードを発行する流れについては、以下の記事にまとめてあります。
あとついでですが、2023年10月、プラチナプリファードの年会費優遇特典が出現するというビックリもありました。
まとめ
本記事では、三井住友カード プラチナプリファードの基本スペックについて説明しました。
何かしら参考にしていただけると幸いです。
お得なクレカ発行方法の早見表
当サイトからのご紹介やポイントサイトの活用等により、追加のポイントを獲得できるため、公式サイトで直接発行するよりお得にクレカを発行できます
クレジットカード | 紹介リンク、解説記事等 |
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Oliveアカウント (Oliveフレキシブルペイ) | (Oliveアカウント登録&10,000円入金で1,000P) 紹介コード:SF00149-0036590 |
エポスカード (一般およびゴールド、JQ CARDエポスゴールドも) | (このご紹介番号は2025年3月31日まで有効) |
メルカード | 解説記事にて (メルカリとセットでの登録がオススメなので、その手順をご説明) |
楽天カード | 解説記事にて (記事中の楽天カード部分にてご説明) |
VポイントカードPrime (旧TカードPRIME) | 解説記事にて |
PayPayカード | 解説記事にて |
三菱UFJカード | 解説記事にて |
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- また解説記事では、ポイントサイト案件の利用も含めてお得な発行方法の詳細を解説しています。
全般的な説明については、以下の記事をご覧ください。