(従来版) 全家計の支出ルートをクレカ中心に整理v2 [~2024年1月]
支出をポイント還元のあるクレジットカード支払いルートに集約するため、全家計の支出を整理しました。
なんとなく可視化できたので本記事にまとめておきます。
三井住友カード プラチナプリファード をメインカードとするルートですが、還元率等を読み替えれば、三井住友カード ゴールド(NL) も同様です。
また他のカードをお使いの場合でも、”1枚のカードに支出を集約” という観点で、適宜読み替えたり部分的にでも参考にしていただけるかと思います。
私が実際に使用しているルートなので、決済サービスの変更等に伴い見直しがあれば、当面はこの記事を更新予定です。もし共感、活用していただけるようでしたら、本記事のブックマーク登録や、今後クレジットカード発行やポイントサイト登録される際に、本記事最後のご紹介リンク等を利用いただけたりしますと、今後の励みにもなります。よろしければどうぞ。
注意
本記事の内容は個人的な調査結果や経験に基づいたものです。
正確かどうか、最新かどうかについては、公式情報等をお確かめください。
更新履歴
[2024年1月8日] 夫のSBI証券口座と妻の楽天証券口座の利用について、ルート3に追記
[2023年12月11日] 楽天証券での妻の新NISA口座開設について、ルート3で調達した楽天キャッシュ使用する予定を追記
[2023年12月4日] ルート4 つみたて投資に、”投資は元本割れが心配…” という方向けの記事へのリンクを追加
[2023年11月19日] ルート4 つみたて投資に、新NISA開始に合わせた経過をまとめた記事へのリンクを追加
[2023年11月12日] ドン・キホーテで楽天ギフトカードの取り扱いが終了する点をルート3に反映
[2023年11月3日] 楽天キャッシュにチャージできるうちはルート3に楽天ペイを追記
(さらに過去の更新履歴はこちらをクリック)
[2023年10月29日] プリカ、電子マネー等の上限額を別記事にまとめたのでリンク追記
[2023年10月24日] 楽天キャッシュへのチャージのための中古Android端末入手について追記
[2023年10月23日] その他の○○ペイも把握はしておくを追記
[2023年10月20日] プラチナプリファードの年会費優遇特典が出現してビックリ
[2023年10月15日] 他ポイント → Vポイントへの集約ルートを追記
[2023年10月14日] Android端末を用意したので楽天キャッシュへのチャージを追記 (趣味枠)
[2023年10月10日] その他の電子マネーへのチャージについて検討中のルートを追記
[2023年10月2日] サービス改定に伴い、三井住友カードの対象店舗での最大還元率を18%から20%に変更
[2023年9月10日] 3番のルートの VANDLE CARD は不要だったので削除
[2023年8月31日] 2番のルートに楽天ペイを追記
[2023年8月19日] サブカード(群)として持つだけのOliveアカウントについて追記
[2023年7月31日] (備忘) エポスカードの選べるポイントアップショップで、MIXI M (mixi)、モバイルスイカが対象外になる点は本記事のルートには影響無し (記事の更新は特になし)
[2023年7月31日] Androidで楽天Edyから楽天キャッシュに交換可能になった点(7/25)は、iPhone対応待ち (私がiPhoneユーザーのため)
[2023年7月31日] TOYOTA WalletからAmazon ギフトカードにチャージするルートも追記
[2023年7月16日] MIXI Mからファミペイ、ANA Payへのチャージ不可になった点の代替ルートを反映
今までの変更点のメモをいったんクリアするため、v2に改定 (今までの支出ルートは v1 として別記事に保存)
※以下、v1での更新履歴
[2023年7月11日] MIXI Mからファミペイ、ANA Payへのチャージ不可になった点を反映 (代替ルート検討中)
[2023年7月2日] ファミペイバーチャルカードのANA Payへのチャージがボーナス付与対象外になった点などを反映
[2023年6月22日] PayPayの他社クレカ不可の件が延期になった点などを反映
※記事が長いため、お探しの内容がありましたら目次をご覧ください。
全家計の支払いルート
家計の支出ルートをクレカ中心に整理します。
3のルートは複雑なので別図です。
本記事のテーマ
還元率の安定したメインカードに支出を集約し、
“家計の一元管理” と “ポイント獲得効率” の両立を目指す
みたいな感じで話を進めます。
メインカード1枚による支出の一元管理
家計をシンプルに管理するには、メインカードに支出をまとめることをオススメします。
例えば、三井住友カードの場合、会員ページ (Vpass) で、いつ、どのカード (本人のカード or 家族カード) で、いくら利用したか、まとめて確認できます。
ポイ活の最先端を追い続けられる?
色々なクレジットカードや “○○ペイ” を使い分ければ、個々の支払いはお得になります。
しかし、サービス改定の多いこの決済サービス業界の最先端を追いかけ続け、ず~っと支出ルートを分散させた状態を維持、管理していくのはちょっと…と感じる人もいるハズ (私です)。
(ポイ活を趣味として楽しむ分には良いですが)
とは言いつつ、ポイント獲得効率も大事
手間をかけたくない一方で、”ポイントはしっかり貯めたい” というジレンマもありますね。
私が使用している三井住友カード プラチナプリファードは、数あるクレジットカードの中でも “ポイント特化型” という特徴があります。これをメインカードにすれば、獲得できるポイントのベースラインがアッます。
さらに余裕があれば…ですが、他の決済サービスと組み合わせた高還元ルートを活用し、色々な支払い方法にも対応できます。
どうしても現金や口座引き落としになるもの
ほとんどの支出はクレジットカードのポイント還元対象ルートに集約できます。
ただし、以下の支払いは(あれば)、現金や口座引き落としになる場合があります。
- 住宅ローン
- 一部の教育費 (学費)
- 一部の保険料
- 慶弔費的な支出 (お祝い等)
- 町会費等
- iDeco
メインポイントはVポイント
メインで貯める&使うポイントは、Vポイントです。
Vポイントはクレジットカードの支払いに充当 (キャッシュバック) ができるので(1ポイント=1円)、使い道に困ることはありません。
2024年春にはTポイントとの統合も予定されており、さらなる利便性アップにも期待です。
他ポイント → Vポイントへの集約ルートも
その他のポイ活等により、Vポイント以外のポイントが貯まった場合にも、Vポイントに適宜交換して集約できるようにしておくのが良いです。
なお、本記事で紹介するルートにおいて、Vポイント以外のポイント還元やキャッシュバック等がある場合には、図中に補足してあります。
最低限の使い分け (1~5)
使い分けが必要な最低限の単位に切り出しました(図中の青字の1~5)。
順に説明していきます。
1 支払い全般 (基本コレ)
クレジットカード自体による支払いが可能なものは、基本的にこのルートを使用します。
基本コレで良い理由
プラチナプリファードならではの、普段使いでの還元率の高さがポイントです。
プラチナプリファードでは、一般的なお買い物であれば、ベースとして最大2%の還元率を確保できます(基本還元率1% + 継続特典(100万円利用で10000P))。
さらに、マイ・ペイすリボ の特典で還元率を+0.5%できます (自動リボ払い設定なので誰にでもオススメはしませんがお得)。以下の記事にまとめてあります。
さらにさらに、プリファードストア(最大+9%)、家族ポイント(最大+5%)、Vポイントアッププログラム(最大+8%) による還元率アップが可能です。
これらの還元率や獲得ポイントのシミュレーションについては、本記事の後半で触れます。
三井住友カードの7%還元特典 (最大20%還元)
三井住友カード定番の特典として、セブンイレブンやローソン、マクドナルドやドトール、すき家では 7%還元になります (他の特典も組み合わせると最大20%還元)。
※プラチナプリファードでは、この7%還元もプリファードストアの特典にまとめられています。
2 PayPay or LINE Pay、請求書払い、あと楽天ペイも
次は、PayPayとLINE Payです。どちらを使っても良いです。あと楽天ペイもあります。
PayPayの他社クレカ利用不可は延期
PayPayで他社クレジットカード支払いが不可になる件は延期になったので、2025年1月までは使えます。
PayPayは要る
“キャッシュレス決済はPayPayのみ可” というお店がたまにあるので、PayPayは必須です。
PayPayは、クレジットカードを登録して使用できます (VISA、Mastercard)。
その際、PayPay自体のポイント還元はありませんが、クレジットカード側のポイントは通常どおり獲得できます。
※あと、たまたまお店が “PayPay支払いにより10%還元” のようなキャンペーンを開催していれば、その分のPayPayポイントは獲得できます。
LINE Pay は PayPay の代わりになる
PayPayの店舗バーコードは、LINE Payで読み取って支払うことができます (MPM)。
※逆に、PayPayの画面をお店にスキャンしてもらう方法 (CPM) は、LINE Payでは不可です。
詳細は以下の記事にまとめてあります。
LINE Payとの連携は三井住友カードならでは
VISAブランドの三井住友カードは、ポイント還元つきでLINE Payのチャージ&ペイを利用できます。
このルートは、あまり積極的にアピールされていない気がしますが、地味に便利です。しかも事前チャージ不要なチャージ&ペイなので手間が省けます。
- LINE Payのチャージ方法は?クレジットカード登録やチャージできないときはどうする?|クレジットカードの三井住友VISAカード
- LINE Payのチャージ&ペイを活用してVポイントを貯めよう : LINE Pay 公式ブログ
LINE Payはクレカ支払いのまま請求書払いにも対応
LINE Payは、クレカ支払い (チャージ&ペイ) で請求書払いもできます。(PayPayでは不可)
お住まいの地域によって、公共料金がクレジットカード支払いに対応していない場合や (例えば水道料金等)、その他、たまに請求書による支払いをする機会もあるかと思います。
そんなクレカ非対応の請求書系の支出に備え、クレジットカード経由の請求書払いルートは確保しておきたいところ。
LINE Payは、後述のeL-QRには対応していないものの、その他の請求書払いには対応しているケースが多くて心強いです。
楽天ペイも準備しておく
“コード決済は楽天ペイのみ可” というお店も発見したので、楽天ペイも準備しておきます。
※私は、実際には後述のルート3で楽天キャッシュを調達して楽天ペイを使用しています。
楽天ペイも、各種クレジットカードを登録して使用できます(参考)。
その際、楽天ペイ自体のポイント還元はありませんが、クレジットカード側のポイントは通常どおり獲得できます。
※後述の楽天キャッシュへのチャージルートを使えば、クレカでなく楽天キャッシュでの支払いも可能です。
※あと、楽天ペイの各種キャンペーンに参加できるものがあれば、その分の楽天ポイントは獲得できます。
ちなみに楽天ペイアプリには、楽天ポイントカードを提示する機能もあるので、決済に使わない方でもポイントカード提示用に設定を済ませておくのがオススメです。
その他の○○ペイも把握はしておく
私が使用する○○ペイ (コード決済用) は上記のみです。種類が増えると使いこなせません。
また、自分が使っていない○○ペイで、”10%還元”、”20%還元” のキャンペーンを見かけても、付与上限が最大500P程度だったりと、お得になる絶対額が小さいケースがほとんどなので、基本的にスルーしています。
ただ、少しは動向を把握するため、以下のように整理しています。
3 [趣味的ルート] 電子マネーチャージ、地方税、支払い全般(その2)、等々
このルートは、ポイ活のための趣味的ルートです。
手間がかかり、またルール改定も頻繁にあるのでルート見直しが都度必要になります。
無理に使う必要性はありませんが、余裕や興味があれば補助的に使います。
このルートに興味がある方は、前提となるポイ活装備として以下の記事もご覧ください。
以下について順に説明していきます。
- 各種電子マネーのチャージ
- 地方税の支払い (eL-QR)
- クレカのブランド変換
- メインカードの利用金額調整
- 支払い全般(その2)
各種電子マネーのチャージ
各種電子マネー (ウォレット含む) にチャージし、さらに還元率アップを狙えます。
また、”クレジットカード支払いできない or できるけどポイント対象外” という残念なパターンを迂回するためのルートにもなります。
例えば、三井住友カードでは、前述のPayPay (LINE Pay) や楽天Pay以外では、電子マネー等へのチャージはポイント付与の対象外となるケースが多いです(継続特典の集計も同様)。
そんなポイント対象外になる支払いを、ポイント付与対象に復帰させることができる訳です。
このルートの最大還元率
このルートの最大還元率は、4.2% です。
※前述の、ベースとなる最大還元率 2% とマイ・ペイすリボ の特典 +0.5% に加え、Kyash (0.2%)、ANA Pay (0.5%)、TOYOTA Wallet (1%) or 楽天キャッシュ支払いの楽天ペイ (1%) の合計値
さらに、以下の還元率がプラスになる場合もあります。
- TOYOTA WalletからさらにモバイルSuicaにチャージした残高については、”JR東日本の在来線利用”、”Suicaグリーン券の購入”、”モバイルSuica定期券の購入”、”タッチでGo!新幹線の利用” で、+2%還元 (参考)
- Amazon ギフトカードにチャージした残高でのAmazon Payの利用 (0.5~1%還元)
- 利用するお店が提携するポイントサービス (Ponta、Tポイント、楽天ポイント等)
なおKyashの0.2%還元には上限があり、1カ月あたり50,000円の利用まで (最大でKyashポイント100P) です。この上限を超えても決済はできますが、ポイント還元はありません。
また、提携ポイントを漏れなく獲得したい方には、以下のような使い方もオススメです。
ANA Pay、TOYOTA Walletへのチャージ
以下のルートです。
Kyash [Kyashバリュー残高]
→ ANA Pay [ANA Pay & バーチャルプリペイドカードのキャッシュ残高]
→ TOYOTA Wallet [iD/Mastercard残高]
※ANA Payのクレジットカード番号をTOYOTA Walletに登録しチャージ(Apple Payでなく)
Kyash、ANA Pay、TOYOTA Walletはプリペイドカードとして使用できるサービスです。
Kyashは、”Kyash Card Lite” を使用しています。無料の “Kyash Card Virtual” でもOKです。
ANA Payを経由せず、Kyashから TOYOTA Wallet にチャージすることもできます。
※以前、KyashからVANDLE CARD (リアル+、発行時の手数料600円) を経由して ANA Pay にチャージしていましたが、VANDLE CARD (リアル+) を経由する必要性は無かったので省きました。
※TOYOTA Wallet QUICPay (JCB) の残高は、トヨタファイナンス発行のクレジットカードでのみチャージ可です。
交通系電子マネーへのチャージ
TOYOTA WalletからモバイルSuicaやPASMOへのチャージが可能です。
Amazonギフトカードへのチャージ
TOYOTA WalletからAmazonギフトカードへのチャージも可能です。
Amazon ギフトカード残高での、Amazonでのお買い物や、Amazon Payの利用に便利です。
ふるさと納税では、ふるなび、ふるさとチョイスの支払いにAmazon Payが使えます (さらにふるさと納税サイト側のポイントも貯まります)。
majicaマネー 残高へのチャージ
TOYOTA Walletからgifteeでmajicaギフト券を購入し、majicaマネーに統合することで、majicaへのチャージが可能です。統合は1日1回までである点や、販売されているギフト券の金額が小さい点から、非常に手間がかかるルートです (参考)。
ただ、2023年11月30日で、ドン・キホーテで楽天ギフトカードが販売終了となるため、高還元ルートとしては、わざわざmajicaギフト券を購入する理由が無くなりそうです (参考)。
MIXI M へのチャージ
最近のルール改定で、”2023年7月14日以降、MIXI Mからファミペイ、ANA Payへのチャージが不可” になるというものがありました。
そのため、MIXI Mの使い道がかなり狭くなっています。
とは言っても、便利なツールであるので記載しておきます。
MIXI M の概要
MIXI Mでは、プリペイド式のクレジットカード(バーチャルカードおよびリアルカード)を発行できます。
MIXI Mにチャージすれば、VISAやJCB/QUICPay+のプリペイド式クレジットカードとして使用できます。
三井住友カードでなく、エポスカード(ゴールド、プラチナ)との連携も人気&お得でした(選べるポイントアップショップでmixiを選択)…が、2023年8月31日で終了となりました。
楽天キャッシュへのチャージ
楽天キャッシュは、楽天ペイの支払いや、楽天証券での投資信託の積立に使用できます。
楽天経済圏民でなくても、楽天キャッシュに関しては、投資 (楽天証券) という出口にまで到達でき、あるいは楽天ペイの支払い元に設定することで+1%還元になるという特異性から、なかなか無視できない存在です。
2023年7月25日には、Androidで楽天Edyから楽天キャッシュに交換可能になったのですが、iPhone対応の見込みが未だ不透明です。
ということで、私はiPhoneユーザなので、Android端末を別途用意してルート確保しました (チャージできることを確認済み、趣味的ルートです)。
このルートについては、機会があれば別記事にまとめるつもりですが、閉鎖リスクが高そうなので、自重のため一般公開を控えるかもしれません。最終的には、外部ポイント還元のある楽天キャッシュ調達ルートはほぼすべて閉鎖される気がしています。
中古Android端末の入手については、以下の記事にまとめてあります (楽天キャッシュへのチャージの細かい手順や注意点については省略)。
最近は、このルートで楽天ペイをよく使うようになりました。
妻の新NISA口座を楽天証券で開設するので、(このルートを使えるうちは) 調達した楽天キャッシュを投資に充てようと思います。
※楽天キャッシュは “送る” こともできるので、夫婦のどちらかが調達した楽天キャッシュを他方に渡す形でもOKです。
その他の電子マネーへのチャージ等は様子見
三井住友カード プラチナプリファードから、ポイント還元対象となる ファミペイ、au PAY、WAON、nanaco、楽天キャッシュ等へのチャージルートは少ないです。
“2023年7月14日以降、MIXI Mからファミペイ、ANA Payへのチャージが不可” になるルール改定により、ファミペイへのチャージルートが無くなった影響も大きいです。
必要な場合には、以下の選択肢があります。
- サブカード経由で au PAY やファミペイにチャージするルート
例えば、三井住友カード ゴールド (NL) のMastercardブランドではau PAYにチャージでき、かつメインポイントであるVポイントが貯まります - ちょコムショップでnanacoギフト購入 → 楽天キャッシュ (→楽天ペイ、楽天証券等)
ちょコムショップのnanaoギフトは、1,000円分が1,017円なので、プラチナプリファードの最大還元率を適用した場合には、ペイできると言えばできます
このあたりはルール改定も多いので、基本的には当面保留です。新たな決済サービス等によりちょうど良いルートができるかもしれません。
地方税の支払い (eL-QR)
2023年4月から、eL-QR(地方税統一QRコード) を用いたクレジットカードやスマホ決済による地方税の納付が可能になりました。
このルートで、固定資産税、自動車税といった地方税 (eL-QR) の支払いも可能です。
- クレジットカードで支払い
- 楽天ペイで支払い
クレジットカードによる支払い
TOYOTA WalletでeL-QR対応の地方税を支払うことができます (後述の残高上限5万円に注意)。
あるいは、何もルートを辿らずに三井住友カード プラチナプリファードで直接支払うことも可能です。
クレジットカード支払いの場合、システム利用料がかかりますが、ポイント還元率1%以上を確保できていればほぼ損はしません。
“○○ペイ” 等のスマホ決済による支払い
このルートでは、楽天ペイでeL-QR対応の地方税を支払うことができます。
前述のとおりチャージルートを確保する難度が高いですが、チャージできるうちは使っても良いでしょう。
クレカのブランド変換
このルートでは、最初はVisaブランドの三井住友カードで支払ったお金を、最終的にJCBブランド (MIXI M)、あるいはMastercardブランド (TOYOTA Wallet) のクレジットカードとして使うことができます。
つまり、クレジットカードのブランド変換のようなことができます。
TOYOTA WalletのMastercardブランドはプリペイドカードかつバーチャルカードなので、一部対応できない決済はありますが、それでも便利かと思います (MIXI Mも同様)。
メインカードの利用金額調整
このルートは、クレジットカードの利用金額を “ちょい足し” したい場合にも便利です。
プラチナプリファードの継続特典(100万円利用ごとに10,000P)や、ゴールドカード系の “100万円修行” とも相性が良いです。
(参考)以下は、三井住友カードで特典条件の利用金額としてカウントされる旨の記載です(ゴールド(NL)の場合ですが、私が実際に使用してみた結果からもプラチナプリファードの継続特典でも同様のようです)。
支払い全般(その2)
このルートでは、プラチナプリファードを直接使用するよりも高い還元率で利用できます (プリファードストアの還元率の方が高いケースもあるので使い分けが必要)。
使い方としては、ネットショッピングでTOYOTA Walletのバーチャルカードを使用、店舗であれば Apple Payに登録したTOYOTA Walletでタッチ決済すると便利です。
※Google Payでは、Mastercardブランドのクレカのタッチ決済ができない点には要注意 (iDでの決済は可)
チャージの手間を許容できる場合は、このルートを支払い全般用に使っても良いでしょう。
ただし、Vポイントが貯まらない還元分も含まれるので、Vポイントをしっかり貯めたい場合には、プラチナプリファードを直接使用しても良います。
プリカ、電子マネー等の上限額
各プリペイドカードや電子マネーのチャージ等については、チャージ (入金)や決済できる金額に上限が設けられており、それらの上限を超えないよう注意しないといけません。
ボトルネックになるのは、TOYOTA Walletの残高に対する上限5万円かと思います。一度に15万円くらいまで決済できたりするとほぼ最強なのですが、実際は5万円です。
以下の記事にまとめてあります。
4 つみたて投資
三井住友カード プラチナプリファードでは、SBI証券の投資信託で積立額の5%のポイントを獲得できます(ゴールドでは1%)。
毎月の積立額の上限は5万円(2,500ポイント)、年間で最大30,000ポイント獲得できます。
つみたて投資系の還元率としては最高クラスなので、つみたてNISAを含め投資信託等をされる方は、SBI証券とセットで利用すると良いです。
なお、つみたて投資分の支払いは、継続特典の利用金額としてはカウントされません。
“投資は元本割れが心配…” という方は、興味がありましたら以下の記事もご覧ください。
2024年の新NISA開始に際しての上限額緩和に合わせた経過については、以下の記事で見守っています。
5 サブカード
上記のルートで、ほぼ全ての支出をカバーできますが、補助的にサブカードをいくつか用意しておくと万全です。
三井住友カード プラチナプリファードをメインカードとした場合、補完として以下のサブカードが便利そうです。
もちろん、どれもメインカードとして使えるスペックの人気カードなので、状況に応じてメインカードに切り替えることもできます。
持つだけのOliveアカウント (三井住友カードを使うならオススメ)
Oliveは、今のところメインで活用するほどのメリットを感じないのですが、持っているだけでお得になる特典がいくつかあったりします。
お得かつ無料の範囲でのみ、ちょっとだけOliveを使う (というか持つだけの) 方法を使うと、三井住友カード (メインカード) を利用した際のVポイントをより効率よく獲得できます。
詳細は以下の記事にまとめてあります。
三井住友カード ゴールド(NL) ※Mastercard
メインカードと同じVポイントが貯まるので、ポイントの統合ができて効率的です。
利用明細の確認も、メインカードと同じVpassで可能です。
ブランド補完として、Mastercardを発行すれば、au PAYへのチャージ等、VISAで対応できないルートに対応できます。
ゴールド(NL)は年会費がかかりますが、一度年間100万円の利用をすれば年会費が永年無料になるので(100万円修行)、大きな支出があるタイミングに合わせて発行しておくと良いでしょう。
ゴールド (NL) のお得な発行方法については、以下の記事にまとめてあります。
JQ CARD エポスゴールド / エポスゴールドカード
優秀なスペックで人気のカードです。
選べるポイントアップショップを利用すると、実質還元率が最大2.5%となります。
また、au PAYへのチャージも可能です。
以下の発行方法がオススメです。
JQ CARDセゾンゴールド
これも優秀なスペックで人気のカードです (修行中)。
ファミマTカード、PayPayカード、マネックスカード等 ※JCB
ブランド補完としてJCBのカードが欲しい場合に便利です。
JCBブランドのカードはファミペイへのチャージに使えます。
還元率
本記事では、三井住友カード プラチナプリファードの場合の還元率を記載しています。
※プラチナプリファードではなく、三井住友カード ゴールド(NL)やエポスゴールドカードでも、同じようなルートでそれなりに還元率は確保できるかと思います。
- A 最大2%
基本還元率1% + 継続特典で最大1% (100万円利用で10000P) - A’ +0.5%
マイ・ペイすリボ のリボ払い手数料発生時 - B
- 最大+9%
プリファードストア(特約店)、ポイントUPモール、ココイコ!の利用 - 最大+5+5%
家族ポイント(最大+5%)、Vポイントアッププログラム(最大+5%)
- 最大+9%
- C 5%
SBI証券の投資信託の積み立てで5%プレゼント
プラチナプリファードの還元率に関する記事
プラチナプリファードの還元率については、以下の記事でもまとめてあります。
プラチナプリファードはこんな方にオススメ (チェックリスト等)
プラチナプリファードとの相性が分かるチェックリストを用意しています。
利用金額別のクレカのコーディネイトについては、以下の記事にまとめてあります。
ご紹介特典を活用してお得にプラチナプリファードを発行する流れについては、以下の記事にまとめてあります。
あとついでですが、2023年10月、プラチナプリファードの年会費優遇特典が出現するというビックリもありました。
まとめ
本記事では、クレジットカード中心に全家計の支出ルートを可視化し、まとめてみました。
自分の中では、リファレンス化できた気がするので、今後状況に応じてクレジットカードの切り替えを検討する際にも、スムーズに進められそうです。
(御礼) 家計、ポイ活系のカテゴリでは、本記事を中心に、(当サイトとしては) とても多くの方にアクセスいただいており、励みになっております。誠にありがとうございます!
参考
お得なクレカ発行方法の早見表
当サイトからのご紹介やポイントサイトの活用等により、追加のポイントを獲得できるため、公式サイトで直接発行するよりお得にクレカを発行できます
クレジットカード | 紹介リンク、解説記事等 |
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三井住友カード各種 (ゴールド(NL)、プラチナプリファード、ビジネスオーナーズゴールド等) ※当サイトでは、規約を守るため、トクフレ (友人) にご登録いただいた方からご希望があった場合にのみご紹介しています | トクフレ (友人) の登録はこちら |
Oliveアカウント (Oliveフレキシブルペイ) | (Oliveアカウント登録&10,000円入金で1,000P) 紹介コード:SF00149-0036590 |
エポスカード (一般およびゴールド、JQ CARDエポスゴールドも) | (このご紹介番号は2025年3月31日まで有効) |
メルカード | 解説記事にて (メルカリとセットでの登録がオススメなので、その手順をご説明) |
楽天カード | 解説記事にて (記事中の楽天カード部分にてご説明) |
VポイントカードPrime (旧TカードPRIME) | 解説記事にて |
PayPayカード | 解説記事にて |
三菱UFJカード | 解説記事にて |
- 早見表のバナーリンク(画像)をクリック(タップ)して開いた画面から申し込むと、ご紹介特典等のポイントを獲得できます。紹介コードについては、申込時の入力欄でお使いいただけます。条件等についてはリンク先のページをご確認ください。
- また解説記事では、ポイントサイト案件の利用も含めてお得な発行方法の詳細を解説しています。
全般的な説明については、以下の記事をご覧ください。