三井住友 ゴールド (NL) 発行はインビを狙わなくてOK

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本記事では、三井住友カード ゴールド (NL) はインビ経由で発行しなくて良い理由について解説します。

TL;DR (要点のみ)
  • 一般カードでの100万円利用によるインビテーションは狙わず、ポイントサイト経由でゴールド (NL) を発行した方がお得

お得な発行方法についての解説は、以下です。

本記事では、三井住友カードのクレジットカードの名称を以下のように表記しています。
・三井住友カード (NL): 一般カード
・三井住友カード ゴールド (NL): ゴールド (NL) 、ゴールドカード
・三井住友カード プラチナプリファード: プラチナプリファード

目次

(一般カードから) ゴールドカードへ年会費永年無料でアップグレード可能に

出典:三井住友カード

2023年10月から、三井住友カードの一般カード (スタンダードカード) で100万円利用することにより、ゴールドカードへ年会費永年無料でアップグレードできるようになりました。

改善続きの三井住友カード、これもその1つですね。

ただ、わざわざ一般カードを経由する理由としては弱い

しかし、”ゴールド (NL) を手に入れるために、わざわざ一般カードを経由” するというのは個人的にオススメできません。

なぜかというと、一般カードでの100万円利用によるインビテーションを狙うより、最初からポイントサイト経由でゴールド (NL) を発行した方がお得なためです。

本記事では、ポイントサイト経由で三井住友カード ゴールド (NL) を発行する方がお得な理由と、その方法について説明します。

(参考) 改定の詳細

この改定 (拡張) の公式サイトの情報については、以下のリンクを参照ください。

ポイントサイト経由でゴールド (NL) を発行した方がお得

ポイントサイト経由で三井住友カード ゴールド (NL) を発行する方法について簡単に説明していきます。

一般カード経由との比較

以下2つのケースについて、ざっくりと要点だけ比較します。

(1) ゴールド (NL) のインビテーションを手に入れるために一般カードで100万円利用
(2) 最初からゴールド (NL) を発行して100万円利用

比較項目(1) 一般カードで
100万円利用
(2) 最初からゴールド(NL)を発行し
100万円利用
年会費永年無料(※1)5,500円(税込)
年間100万円利用の翌年から永年無料
基本還元率0.5%0.5%
継続特典
(100万円利用)
なし100万円利用で10,000P還元
クレカ積立の還元率
(SBI証券)
最大0.5%最大1%
ポイント有効期限2年間3年間
その他(その他の差異は右記)ゴールドデスク
空港ラウンジ利用可
選べる無料保険の補償が大きい
ショッピング補償あり
大手ポイントサイト案件
(本記事作成時点)
約4,000~6,500P約5,000~8,000P

(※1) ゴールド (NL) インビテーション (ご案内メール) からの申込みで、ゴールド (NL) への切り替え後も年会費永年無料

なお(2)では、1年目に100万円利用することで、2年目以降の年会費の永年無料化もできます。

まず年会費と継続特典のみを比較

まずはシンプルに、年会費と継続特典のみを比較します。

(1) の場合、100万円利用でゴールド (NL) に切り替えた際、切替後の年会費5,500円を無料にできますが、100万円利用時の10,000P還元はありません。つまり、100万円の利用に対して5,500円相当のお得さということになります。

(2) の場合、ゴールドカードの1年目の年会費5,500円は発生しますが、100万円利用時の10,000P還元があります。つまり、100万円の利用に対して4,500円相当のお得さということになります (10,000 – 5,500)。

上記だけであれば、一般カードのインビテーションを経由した方が1,000円分お得に見えます。

…が、以下の点も考慮すると逆転します。

次に、大手ポイントサイト案件の獲得ポイントを比較

一般カードとゴールド (NL) をポイントサイト経由で申し込んだ場合に獲得できるポイント数を比較してみます。

時期によりますが、ほとんどのポイントサイトで、一般カードよりゴールド (NL) の方が、獲得できるポイント数が1,000~1,500P程度多いです。


出典:「三井住友 nl」は、どこのポイントサイトを経由するとお得? – 案件比較検索 / どこ得? ※2023年10月5日時点の検索結果に、当サイトにて赤枠、赤線で注釈

※最新の情報は、上記のように “どこ得?” で比較してみてください。実際の各ポイントサイトへの登録時に特典を受けられるご紹介リンクについては後述します。

このポイント差を考慮すると、概ね最初からゴールド (NL) を発行してもお得さは変わらない、あるいはゴールド (NL) の方が少しお得になります。

さらにゴールド特典も考慮

さらに、一般カードには無い、ゴールド (NL) の特典も考慮してみます。

クレカ積立の還元率 (SBI証券) や、ポイントの有効期限、各種ゴールド特典 (ゴールドデスク、空港ラウンジ利用可、選べる無料保険の補償額、ショッピング補償等) です。

ここまで考慮すると、個人的には大差をつけて “最初からゴールド (NL) を発行して100万円利用した場合の方がお得” になると思います。

最後の落とし穴は再審査


出典:ゴールドへ年会費永年無料でアップグレード|クレジットカードの三井住友VISAカード

本記事では、分かりやすく “インビテーション” と表記していますが、三井住友カードの公式ページには、”インビテーション”と書かれていません。

ご案内メール“です。

一般カードで100万円利用したのであれば、状況的に審査に落ちることはほぼ無いと思いますが、審査自体はあります。

個人の属性や信用情報の状況によっては、”一般カードで100万円利用してゴールド (NL) に申し込んだのに審査落ちした” という悲惨な結果に陥る可能性もゼロではありません (そのような事例がSNS等に流れると、何かしら炎上しそうですね)。

ということで、わざわざ再審査することを前提に一般カードを経由する必要性は無いでしょう。

つまり、”最初からゴールド (NL) を発行して100万円利用した場合の方が安心” でもあります。

でも、ほぼ達成しそうなら済ませた方が良い

ここまで、”最初からゴールド (NL) を発行して100万円利用した場合の方がお得&安心” という説明をしてきました。

が、既に一般カードをお使いで、100万円利用を達成できそうな状況なのであれば、100万円利用を済ませてしまった方が良いと思います。もちろん。

(本記事では、主に新規発行する場合について説明しています)

ゴールド (NL) はMastercardブランドがオススメ

ゴールド (NL) に関しては、Mastercardブランドでの発行をオススメします。

主に以下の理由からです。

  • 他の三井住友カードも所有したときのブランド分散 (プラチナプリファードやOliveはVISAのみ)
  • au PAYへのチャージが可 (楽天ギフトカード→楽天証券へのルート等も活用可)

高還元ルートについては、以下の記事にまとめてあります。

2枚持ちのコーディネイトもオススメ (公式もオススメ)

年間利用金額が100~200万円程度の見込みであれば、ゴールド (NL) を2枚 (MastercardとVISA) 持つコーディネイトもオススメです。

それぞれのカードで100万円利用を達成すれば、継続特典は10,000P×2 を獲得できます。

※これは裏ワザでも何でもなく、三井住友カードが公式にオススメしているものです。

さらに、公式の入会時特典も活用

ポイントサイト経由の入会でも、三井住友カード公式の入会時特典 (キャンペーン) を利用できます。


出典:ゴールドカードなら三井住友カード ゴールド(NL)|三井住友VISAカード ※2023年10月時点 (最新の内容は公式サイトにてご確認ください)

タッチ決済の利用等により、5,000P+5,000P、計10,000Pを獲得できます。

マイ・ペイすリボの特典 (+3,000P) については、自動リボ払い設定の特典なので、特にオススメはしません。

プラチナプリファードからの切替で初年度から年会費が永年無料

三井住友カード プラチナプリファードからゴールド(NL)への切替を行う場合には、初年度から年会費が永年無料になる特典の利用を検討すると良いかと思います。

三井住友カード ゴールド(NL) のお得な発行方法

三井住友カード ゴールド(NL) をお得に発行する方法については、以下の記事にまとめてあります。

まとめ

本記事では、三井住友カード ゴールド (NL) のお得な発行方法についてまとめてみました。

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