【2年目以降も10万P】プラチナプリファードをフル活用
以前、2種類のプラチナプリファード (三井住友カード、Oliveフレキシブルペイ) について、入会1年目の特典をフル活用するシナリオをまとめてみました。
入会1年目については、以下の記事をご覧ください。
さすがに1年目ほどの効率ではありませんが、2年目以降も “毎年10万P獲得” が可能です。
2024年11月以降、クレカ積立の還元率が改定によりダウンすることになったため、2年目以降における10万P獲得のハードルが上がってしまいました。そこで、本記事ではシミュレーション用に複数のシナリオを用意しています。
本記事では、プラチナプリファードをメインカードとして使用し、毎年10万P獲得する方法をご紹介します。
- プラチナプリファードを2年目以降も継続するか迷っている…
- 自分にとって、プラチナプリファードのメインカード適性を知りたい
- クレカや○○ペイの使い分け、△△ルート等、チマチマしたポイ活が面倒
本記事で紹介する方法で、想定している毎年の利用金額の目安は以下です。
- 【基本】10万Pチャレンジ
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430万円の利用 (うち120万円は投資による資産形成)
- 【参考】8.7万Pチャレンジ
-
360万円の利用 (うち60万円は投資による資産形成)
- 【参考】15万Pチャレンジ (MAX)
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620万円の利用 (うち120万円は投資による資産形成)
本記事作成の経緯
1年目の10万Pチャレンジの記事を投稿後、参考になった旨のコメントをいただく機会もあったりして嬉しかったので、フォローアップとして2年目以降についてもまとめてみました。
以前、別の記事で、三井住友カード プラチナプリファードの入会2年目以降に特化したシミュレーションをしたのですが、前提が控えめな内容になっており、特典をフルに活用できていませんでした。まだまだポイント獲得できる余地がありました。
そこで本記事では、特典をフルに活用した場合のシナリオをまとめ直しています。
三井住友カード と Oliveフレキシブルペイ の違い
2種類のプラチナプリファード (三井住友カード、Oliveフレキシブルペイ) の比較については、以下の記事をご覧ください。
プラチナプリファードとの相性チェックリスト
三井住友カード プラチナプリファードとの相性が分かるチェックリストを用意しています。
個人的には、この相性が◎なら、2年目もオススメできます。
2年目以降の10万P獲得シナリオ
本記事では、三井住友カード プラチナプリファード、Oliveフレキシブルペイ プラチナプリファードの両方について共通のシナリオをご紹介します。どちらも10万P獲得できます。
前提
本記事でご紹介するシナリオの前提条件です。
- SBI証券のクレカ積立を利用
還元率はクレカの年間利用金額に応じて1%、2%、3%のいずれかが適用 - 獲得ポイントは、すべてVポイント
クレジットカード利用と、SBI証券でのクレジットカードつみたてによるポイント獲得 - ポイ活や他のポイントサービスの併用 (さらにお得)、SBI証券での投資による損益については省略
興味があれば高還元ルートや別の共通ポイントの活用でさらにお得に - Vポイントアッププログラム等 (Oliveの選べる特典を含む) については軽微なので省略
よりお得にはなるので、本記事のチャレンジとセットで取り組む余力がある方は関連記事をご参考に - 特約店 (プリファードストア) の利用割合は、別記事のシミュレーションと同じ条件
利用金額の5割で還元率+1%として計算 (私の実経験から、誇張の無い範囲で設定)
シナリオ概要
10万Pチャレンジが基本ですが、アレンジ版として8.7万Pチャレンジと15万Pチャレンジも記載しておきますので、以下のタブを切り替えてご確認ください (本記事では10万Pチャレンジについて説明しますが、それぞれの達成方法については金額を読み替えてください)。
利用方法 | 年間利用金額 | 獲得ポイント | 特典等 |
---|---|---|---|
通常利用 | 3,100,000円 約258,333円/月 | 76,500P | 基本還元:31,000P 継続特典:30,000P プリファードストア利用:15,500P |
つみたて投資 | 1,200,000円 100,000円/月 | 24,000P (毎月2,000P) | クレカ積立額の最大3%還元、NISAも対象 (ここでは2%を適用) |
合計 | 100,500P |
利用金額はクレジットカードの通常利用310万円と、SBI証券での投資120万円 (資産運用) です。
1年間の獲得ポイントは100,500Pとなり、年会費33,000円分を差し引くと67,500円相当のプラス収支になります。
このプラス収支額を、実質消費額の310万円で割ると、実質還元率は2.18% です。年会費を考慮した上でのクレカ単体でのパフォーマンスとしては優秀かと思います。
詳細については後述します。
利用金額
本記事では、プラチナプリファードの年間利用金額を310万円 (1か月あたり25.8万円) としています。
この金額は、私の想定では、平均的な30代~50代の3人以上で暮らす世帯が、できる限り支出をクレカにまとめた場合の金額に相当するかと思います (居住地域等、様々な要因によって数値は変わりますので、おおよその目安として)。
この計算の元データ等については、以下をご覧ください。
また、夫婦の投資資金をやりくりする過程で、妻 (もしくは夫) の投資資金をクレカ経由で用意する場合には、それもクレジットカードの利用金額に加えられます。
ちなみに、利用金額が300万円を上回る場合、少しでも還元率を確保するためには、継続特典の次のステップである400万円の利用を目安とするか、ポイントサイト案件等を組み合わせて他のサブカードの利用を検討することになると思います。
特典や還元率
基本還元率1%とプリファードストアの他、利用できる特典は以下です。
特典 | 獲得ポイント | 条件等 |
---|---|---|
継続特典 | 30,000P | 毎年、前年100万円の利用ごとに10,000P (最大40,000P) |
つみたて投資 (つみたて投資ポイントアッププラン) | 24,000P (毎月2,000P) | クレカ積立額の最大3%還元、NISAも対象 (ここでは2%を適用) |
それぞれ説明します。
通常利用:基本還元率1%
プラチナプリファードの基本還元率は1%です。
年間で300万円を利用すると、30,000P付与されます。
プリファードストア利用:還元率アップ
対象のお店やサービスを利用すると、還元率がアップします。
本記事では、プリファードストア利用分として、利用金額の5割で還元率+1%に相当する割合で計算していますが、これは私の実経験から、誇張の無い範囲で設定した割合です。
以下のように、年間300万円の利用では、年間で15,000Pに相当します。
年間300万円の利用 / 2 = 年間150万円の利用
その1% = 15,000P分 をプリファードストア利用で獲得
普段使いのスーパーやドラッグストア、コンビニ、飲食店 (ファミレス、ファストフード) 等がプリファードストアであれば、比較的簡単に実現できます。
その他、ETCで+2%や、宿泊予約サイト (2024年3月からExpediaで+14%) もあったりします。
以下、簡単なシミュレーションです。
プリファードストアの利用分で年間15,000Pくらいになるパターンと、それより節約気味のパターン(それでも年間10,000P)、2パターン記載しています。
- 本記事の計算で前提にするプリファードストア利用の例
-
お店 利用金額 還元率アップ 獲得ポイント数アップ スーパー 50,000円/月 +1% +500P ドラッグストア 15,000円/月 +1% +150P コンビニ
(※)4,000円/月 +6% +240P ファミレス
ファストフード
(※)6,000円/月 +6% +360P 合計 75,000円/月 この表の分の実質還元率
約1.67%相当+1,250P
(年間+15,000P)月に1,2回、家族でファミレスやファストフードくらい - (参考) もうちょっと節約気味のプリファードストアの利用の例
-
お店 利用金額 還元率アップ 獲得ポイント数アップ スーパー 50,000円/月 +1% +500P ドラッグストア 10,000円/月 +1% +100P コンビニ
(※)2,000円/月 +6% +120P ファミレス
ファストフード
(※)2,000円/月 +6% +120P 合計 64,000円/月 この表の分の実質還元率
約1.3%相当+840P
(年間10,080P)上記より節約気味
(※) 本記事ではVポイントアッププログラム等を考慮していないので、それも含めればより多くのポイントを獲得できます。
継続特典:30,000P
継続特典では、年間300万円の利用であれば、30,000Pを獲得できます。
最大400万円の利用分 (40,000P) まで、この特典を利用できます。
最初は、1年目の利用金額に応じて、2年目の加入月の翌月末頃に付与されます。翌年以降も同様です。
つみたて投資:24,000P
プラチナプリファード経由のクレカ積立の還元率は、年間利用金額に応じて1%、2%、3%のいずれかが適用されます。
300万円以上の利用で還元率2%になるので、それが目安です。個人的にもプラチナプリファードでは300万円以上の利用をオススメします。
クレカ積立の上限額は、10万円/月です。本記事の10万Pチャレンジでは、とりあえず10万円/月としました。
クレカ積立の還元率に関する経緯は以下の記事にまとめてあります。
解約する場合の注意点
もし解約を検討する場合には、以下の点を確認しておくと良いでしょう。
損をしない解約方法
年会費の支払い前に解約するための条件等、損をしない解約方法については、以下の記事で解説しています。
翌年の年会費が無料になる謎の特典
2023年10月、プラチナプリファードにおいて翌年の年会費が無料になる特典が発見されました。本記事のシナリオと組み合わせることもできると思いますので、さらにお得です (どのような条件で特典が現れるかは不明ですが、年会費無料の画面が現れるかどうかだけでも確認してみては)。
まとめ
本記事では、2種類のプラチナプリファード (三井住友カード、Oliveフレキシブルペイ) について、入会2年目以降も特典をフル活用するシナリオをまとめてみました。
お得なクレカ発行方法の早見表
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クレジットカード | 紹介リンク、解説記事等 |
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Oliveアカウント (Oliveフレキシブルペイ) | (Oliveアカウント登録&10,000円入金で1,000P) 紹介コード:SF00149-0036590 |
エポスカード (一般およびゴールド、JQ CARDエポスゴールドも) | (このご紹介番号は2025年3月31日まで有効) |
メルカード | 解説記事にて (メルカリとセットでの登録がオススメなので、その手順をご説明) |
楽天カード | 解説記事にて (記事中の楽天カード部分にてご説明) |
VポイントカードPrime (旧TカードPRIME) | 解説記事にて |
PayPayカード | 解説記事にて |
三菱UFJカード | 解説記事にて |
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- また解説記事では、ポイントサイト案件の利用も含めてお得な発行方法の詳細を解説しています。
全般的な説明については、以下の記事をご覧ください。