今年は5%刻みの湿度設定ができる新機能、ダイニチのハイブリッド式加湿器
そろそろ加湿器のシーズンなのでメーカーの情報を確認していたのですが、ダイニチの2024年度モデルのハイブリッド式加湿機に、新機能 “湿度設定5%刻み” が搭載されるようです。欲しかった機能の1つです。
本記事では、この “湿度設定5%刻み” 機能と、この機能を搭載するモデルについてまとめます。
多様化するニーズや節約志向に “湿度設定5%刻み”
ダイニチの従来の加湿器では、50%、60%、70%と10%刻みの湿度設定ができましたが、2024年度モデルで5%刻みの湿度設定に対応する機種が発売されています。
ダイニチの公式ページで、この新機能を搭載することになった背景として “ニーズの多様化” や “節約意識の高まり” といった点が挙げられています。
対応する機種は、個室~リビングくらいにピッタリのLX/LXC、RXT/RXC、RXの各タイプ。
私としても、より細かい湿度設定には対応して欲しかったので、このようなアップデートは嬉しいです。個人的には、加湿器を長時間稼働させる際には、湿度と共に、面倒な給水のペースも微調整しておきたいからです。例えば、湿度60%の設定だと給水タンクがすぐに空になって困るけど、湿度50%の設定にすると部屋の湿度が低くなってしまう…というときには、その中間の湿度55%の設定をしたいんですよね。
なお、パワフルモデルのPN/PC TYPEでは “湿度設定5%刻み” に対応していないので、今後対応してほしいところ。
公式ページの説明は以下です。
搭載する3タイプで幅広い加湿量をカバー
“湿度設定5%刻み” が搭載される3つのタイプ、LX/LXC、RXT/RXC、RXは、主に加湿量が異なります。
設置する場所や使用方法に応じて選ぶことができます。
最上位のLX/LXCでは、スマートリモコン対応により、スマホやタブレットで外出先からでも運転操作が可能です。
インテリア調の加湿器が人気 (ERXT TYPE)
暖房機器と異なり、加湿器を効率よく使用するためには少し高い場所に設置する必要性があるため、よりインテリアに調和するデザインが求められます。
ロングセラーモデルのRXT TYPEをベースに、インテリアに使用される建築資材の色調を取り入れたWeb限定モデルが2023年から展開されています。これらは ERXT/ELXC TYPEということで、前述のLX/LXC、RXT/RXC、RXとは別のタイプです(“湿度設定5%刻み”には対応しています)。
この限定モデルは5色展開です。
ピンク(グレイッシュローズ)も(これは500mL/hの14畳モデル)。
ちなみに、限定ではない通常のモデルでは、以下の3色展開です。
限定モデルより、限定ではない通常のモデルの方が若干安いです。
各モデルの商品リンク
最上位の LX/LXC TYPE は加湿量の異なる2モデル展開です。
RXT/RXC TYPEは3モデル展開。
RX TYPEは1モデルのみ。
ふるさと納税もあります。ダイニチは新潟県の企業です。
今後も期待
ダイニチはマメに加湿器の機能アップデートをしており、今後にも期待しています。
使い捨てのフィルターや、カンタン取替えトレイカバーなどが登場しています。
ダイニチの事業のうち、売上高のほとんどを暖房機器が占めているのですが、加湿器や空気清浄機といった環境機器も伸びています。業界トップクラスのシェアをもつ加湿器は堅調です。
個人的には、PN/PC TYPEの機能強化やデザインの刷新、より細かいタイマー機能(自動オフ後の自動オンとか)、ユーザによる分解掃除への対応あたりに期待したいです。
まとめ
ダイニチの2024年度モデルのハイブリッド式加湿機に、新機能 “湿度設定5%刻み” が搭載されたので、機能の概要と、この機能を搭載するモデルについてまとめてみました。