【SBI証券と三井住友カードへのインタビュー】クレカ積立 還元率ダウンの件
先のSBI証券でのクレカ積立の還元率ダウン(いわゆる改悪)について、SBI証券と三井住友カードの担当者の方にインタビューをするという面白い記事が出ていましたのでご紹介します。
経緯をおさらい
新NISA開始に合わせて投信クレカ積立の実質上限額5万円が10万円に緩和され、特に各証券会社のポイント還元率にも注目が集まっていました。
私もSBI証券×三井住友カードに期待しながら見守っていた訳ですが、結果は…かなり残念な結果に。
2024年5~10月の半年間のキャンペーン中は最強ですが、その後の還元率 (付与率) が下がってしまい、これは “やっちゃった感” たっぷりな改定でした。
…とは言っても、私は当面プラチナプリファードを引き続き使い続けるつもりですが。
- 変わらない点: プラチナプリファードをメインカードとする
- 少し変わる点: 高還元ルート用にサブカードの活用機会を増やす (プチ楽天経済圏も維持)
詳しい経緯は、以下の記事にまとめてあります。
そんな騒動?から既に数か月が経っており、人々の興味もとっくに薄れていますね。
この何とも言えないタイミングで、後日談のようなニュースが出てきました。
SBI証券と三井住友カードの担当者インタビュー記事
2024年8月19日、東京新聞さんから面白い記事が。
タイトルも攻めてますね。
“新NISAのクレカ積み立て「改悪」したのはなぜ? SBI証券と三井住友カードの担当者に真意を聞いた“
とのこと。
個人的な要約
私個人としては、以下のように要約しました。
三井住友カードの担当者の方から “やっちゃったな―と。” 、さらにSBI証券の担当者の方から “率直に言うと、改悪とみられても少し仕方ない部分もありましたが、” のように、ちょっと利用者の心情にフォローする発言をしつつも、その後ビシっと以下のコメント、という流れです。
(SBI証券の担当者の方のコメント) ボーナス期間が終了する10月以降でも、ゴールドカードを中心に条件を達成すれば他社よりも高還元になります。積み立ての還元率だけでなく、投資信託の保有残高に応じて付与されるポイントの還元率や対象商品の多さなどでも他社を圧倒していると思います。NISA口座を変えてまで他社に行くことはないと考えています。
出典:新NISAのクレカ積み立て「改悪」したのはなぜ? SBI証券と三井住友カードの担当者に真意を聞いた:東京新聞 TOKYO Web
私としては、これが趣旨かと思いました。この表現はなかなか強気。
ただ実際、証券会社やクレカ会社にとって新NISAビジネスのうまみはここにあると思います。お得さで釣ってスイッチングコストで囲い込む。さすがに解約者の増加はある程度見込んでいるのでしょうが、許容範囲なのかもしれませんね。
なので、やはり、各社しっかり競争してくれる状況になってほしいところです。
インタビュー記事には、他にも色々と面白いやり取りが載っています。興味がありましたら是非ご覧ください。
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まとめ
先のSBI証券でのクレカ積立の還元率ダウンについて、SBI証券と三井住友カードの担当者の方にインタビューをするという面白い記事が出ていましたのでご紹介しました。
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