【”また”改悪か】2025年3月20日のプリファードストア改定
これはいいところ無しのサービス改定ですね。プリファードストアの還元率や店舗が一部削減になります。
“また” 改悪か
三井住友カード プラチナプリファード(以下、プラチナプリファード)の独自特典であるプリファードストア(特約店)のサービス改定が予定されており、プリファードストアにおける還元率や対象店舗が一部削減されます。いわゆる改悪。
私は以前からプラチナプリファードを愛用しており、今年はクレカ積立の還元率ダウンのダメージを経験済みなので、もうこれくらいの改悪では動じなくなっているのも事実な訳ですが、しかしそうではなく三井住友カードさんにはしっかり挽回してほしいところ。
とりあえず改定内容を見ていきましょう。
プリファードストアの還元率や店舗が一部削減
今回の改定の対象となるプリファードストアでは、2025年3月19日までは従来どおりの還元率で利用できますが、2025年3月20日以降は還元率がダウンもしくはプリファードストアの対象外となります。
変更点は以下の3つです。
1. 宿泊予約サイト「Expedia」「Hotels.com」の還元率ダウン
宿泊予約サイトのExpedia、Hotels.comについてです。
- 改定前(~2025年3月19日)
- Expedia: +14%
- Hotels.com: 商品代金5万円以上で+11%、5万円未満で+6%
- 改定後(2025年3月20日~)
- Expedia: +9% (-5%)
- Hotels.com: 商品代金5万円以上で+9%、5万円未満で+4% (-2%)
※2025年3月19日までに予約したものは、2025年3月20日以降の宿泊であっても改定前の還元率が適用される
かなり高かった還元率がダウンします。この特典のためにプラチナプリファードを選択する必然性が薄まりそうです。
ちなみに、元々ポイントサイトでもExpediaやHotels.comはそれなりに高還元率だったので、今回の改定でほとんど優位性がなくなりました。興味がありましたら以下のポイントサイトのご紹介も参考ください。
ポイントサイトに新規登録する際には、ご紹介特典を利用するとお得です。各ポイントサイトの説明やご紹介リンクは以下の記事にまとめてあります。よろしければ当サイトのご紹介リンクを活用ください。
2. ANAは対象外に
次はANA。
2025年3月19日を最終日として、ANAがプリファードストアの対象外になります。
これにより、2025年3月20日からはANAでの航空券の購入時の追加ポイント付与がなくなります。
還元率は+1%ですが、利用されていた方にとっては残念な改定です。
3. 普段使いのプリファードストアも多数対象外に
最後に、その他の多くの店舗も対象外になります。
2024年12月9日のVクーポン&Vミッションの開始に伴い(とメールには書いてあった)、2025年3月19日を最終日として、以下の店舗がプリファードストアの対象外となります。
- モリバコーヒー
- ファーストキッチン
- 大賀薬局
- 杏林堂
- mac
- ヤックスドラッグ
- A-プライス
- 全日本食品
- PLANT
- 京王ストア
- 京急ストア
- スズキヤ
- トーホー・北関東
- ビッグヨーサン
- ユーコープ
- ワイズマート
- アルビス
- カネスエ・フェルナ
- 近商ストア
- トーホーストア
- 大阪いずみ市民生活協同組合
- 京都生活協同組合
- 生活協同組合コープしが
- わかやま市民生活協同組合
- エブリイ
- 天満屋ストア
- ハローズ
- フジ
- おかやまコープ
- こうち生活協同組合
- コープえひめ
- コープ山口
対象外となる店舗には、カフェ、ファストフード、ドラッグストア、スーパーマーケット等、普段使いの店舗が多く含まれますが、”Vクーポン&Vミッションの開始に伴い” と書いてあるくらいなので、Vクーポン&Vミッションの対象店舗に移行されるのでしょう。たぶん。クーポン獲得の操作が必要になるのは面倒ですが。
対象外にならない店舗も多数あるので、何らかの基準や事情により、上記だけが対象外になっているのでしょう。
いいところ無しのサービス改定、影響や私の状況は
上記のような感じで、プラチナプリファードとしては特に改善要素の無いサービス改定となりました。プリファードストアの特典を活用している方にとっては、それなりに残念な内容かと思います。
私の場合、最近は三井住友カード ビジネスオーナーズゴールドを起点に楽天ペイ(や楽天キャッシュ)を使用するケースも多いので、プリファードストアの特典が還元率+1%程度の店舗であれば楽天ペイで支払った方がトータル還元率は高かったりもするということもあり、影響は限定的です。ただ、Expediaの14%還元は維持してほしかったですが。現在のプラチナプリファードの役割は、ベース還元率2.5%で主なクレカ決済をまとめられる点と、SBI証券でのクレカ積立の還元率が一応高いという点です。
“今後順次追加” を信じるか
決まり文句のように、メールの最後には以下の記載が。
プリファードストア(特約店)につきましては、今後順次追加を予定しておりますので、引き続きご愛顧いただきますようお願い申し上げます。
出典:三井住友カードからの今回のプリファードストア改定の案内メール
“あぁ今後順次追加するんだ、良かった!”…とはさすがに思えませんが、しっかりと対策してほしいです。
三井住友カードさん、お願いします。
公式サイト
今回の改定は、プラチナプリファードのお知らせページに掲載されています。2024年12月10日のお知らせで、Vクーポン&Vミッションの開始翌日だったようで。メールでの案内は12月12日でした。
まとめ
いいところ無しのサービス改定ですね。プリファードストアの還元率や店舗が一部削減になります。
迷われている方にも何かしら参考になればと、以下のような代替コーディネイトをまとめてありますので、興味がありましたらご参考ください。私は面倒なので当面プラチナプリファードを使うと思いますが。