複数Vポイントの整理と管理 ―ポイント数確認やポイント移行―

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メインのVポイント(Vポイントカード(旧Tカード))とは別にVポイント(旧Tポイント)が貯まるクレジットカードを保有しているケースや、単品のVポイントカードを複数保有しているケースも少なくないかと思いますので、複数のVポイントカード(V会員番号)を使い分けたりポイントをまとめたりするための整理と管理の方法をまとめておきます。

目次

複数のVポイントカードの整理と管理

複数のVポイントカードを保有していると、ちょっと面倒ですよね。

例えば、メインのVポイントカードとは別に、Vポイントカード PrimeやファミマTカード等のVポイントが貯まるクレジットカード(※)を保有している場合や、気が付いたらいつの間にか単品のVポイントカードを複数保有してしまっていた場合、手元に複数のVポイントカード(V会員番号)がある状態になります。
(※)三井住友カード/Oliveの場合は、手持ちのVポイントカードとID連携ができる仕組みなので、Vポイント(=CCCMKの旧Tポイント)が直接貯まるクレジットカードではありません

このような場合には、簡単にポイント数の確認やポイントの集約ができるよう、以下のステップでVポイントカードの整理、管理をしておくと良いでしょう。

STEP
必要最低限のVポイントカードを選ぶ

まずは、自分が本当に使用するVポイントカードだけを選別します。

具体的には、メインのVポイントカードと、あとはクレジットカードとセットのVポイントカードのみ(必要なクレジットカードの枚数分)に絞りましょう。

クレカと関係の無い単品のVポイントカードを複数持っている場合には、どれか1つだけにしたいところ。持っているけどポイントが全く貯まらないまま…という状態のVポイントカードは不要かと思います。また、お店ごとに別々のVポイントカードを使い分けていたとしても、どれか1つにまとめられるケースもあるでしょう。

なお、保有するVポイントカードの種類は、スマホで管理できるモバイルVカードだけで十分かと思いますが、お好みで物理カードを保有しつつ、それをスマホに登録することもできます(参考)。

クレジットカードとセットのVポイントカードをメインにしても良いのですが、その場合はクレジットカードの退会時にVポイントが消失しないよう要注意です。安心なのは、クレジットカードとは関係の無いVポイントカードをメインにする方法です。なお、三井住友カード/Oliveの場合は、別途VポイントカードとID連携していれば退会してもポイントは消失しません

ポイントが残っておらず今後使用予定も無いVポイントカードは、そのまま放置しても特に問題ありませんが、気になる場合は退会しても良いでしょう。ポイントが残っている場合には、後述のVポイント移行手続きでVポイントを回収してから退会しましょう。

STEP
それぞれのVポイントカードをスマホのアプリに登録

必要最低限のVポイントカードが決まったら、それぞれのVポイントカードをいつでも使えるようスマホのアプリに登録しておくと便利です。

Vポイントに対応したアプリに、メインを含むすべてのVポイントカードを登録しておきましょう。

メインでないVポイントカードも登録しておく理由は、すべてのVポイントカードの現在のポイント数やポイントの獲得履歴を簡単に確認できるようにするためです。また、メインのVポイントカードについては、お店でポイントカードを提示するときにも使えます(Vポイントカードを素早く提示するための設定方法は後述)

出典:Vポイントサイト
※当サイトにて赤線で注釈

ただし、1つのアプリに登録できるVポイントカードは1つまでです。一応、ログアウトとログインで都度Vポイントカードを切り替えることも可能ですが、それは面倒なのでVポイントカードの数だけアプリを分けた方が実用的かと思います。

Vポイントカードを登録できるアプリはたくさんあるので、お好きなものを選べばOKです。VポイントアプリファミペイアプリLINEアプリTSUTAYAアプリあたり、既にインストールされている方も多いかと思います。

例えば、こんな感じ

これで、それぞれのアプリにて、各Vポイントカードのポイント数を確認することができます。

補足として、特に必須の使い方ではありませんが、アプリ以外にVポイントサイトにVポイントカードを登録することも可能です。アプリと同様に、登録できるVポイントカードは1つなので、登録しておくならメインのVポイントカードが良いと思います。
なお、VポイントサイトはYahoo! JAPAN IDと連携できるので、Yahoo! JAPAN IDをよく利用する方は連携しておくと便利でしょう。また、SBI証券とVポイントの連携でもYahoo! JAPAN IDを利用できます(Yahoo! JAPAN IDが必須という訳ではありません)

STEP
(参考) スマホでVポイントカードを素早く提示できるよう設定

iPhone向けの設定手順ですが、お店でVポイントカードを素早く提示できるよう設定しておくこともできます。

設定手順は以下の記事にまとめてあります。

これだけで、普段の生活で、複数のVポイントカードを整理、管理しやすくなると思います。

複数のVポイントカードに貯まったVポイントの移行(集約)

複数のVポイントカードに貯まったVポイントをまとめたい場合には、手動で移行する必要性があります。

Vポイントのよくあるご質問のうち、ポイントの移動や移行に関するページに記載の手順に沿って移行できます。

以下は、選択肢:2枚のカードを使い分けていて、ポイントだけをまとめたい【ポイント移動】webで手続きしたいを辿ると表示されます。

出典:ポイントを移動・移行する方法を教えてください | Vポイントサイト -よくあるご質問・お問い合わせ

上記の説明に従い、Vポイント移行手続きのページで、ポイントの移行が可能です。

出典:Vポイント移行手続き|Vポイントサイト

例えば、”移行メインでないVポイントカード、移行メインのVポイントカード” のように読み替えて、ポイントを移すことができます。

出典:Vポイント移行手続き|Vポイントサイト

画面の指示に従って操作すれば、即時で移行できます。

出典:Vポイント移行手続き|Vポイントサイト

この移行の手続きでは、現在のポイント数を確認することもなく、全てのポイントが一気に集約されます。なんとなく画面が分かりづらいのですが、移行されてます。

移行の際、登録した電話番号やYahoo! JAPAN IDでの認証は必要です。

(参考) 家計簿アプリへの登録

Vポイントカードを家計簿アプリに登録してチェックすることも可能です。

ただ、Vポイントカード単独でなく連携しているYahoo! JAPAN IDでの登録(Yahoo! JAPAN IDを複数取得するのはちょっと大変)、もしくは三井住友カードのクレジットカードとしての登録が必要なので、複数のVポイントカードの管理をするのは難しそうです。また、ポイントの履歴を確認できなかったりもするので、現在のポイント数を資産の一部として集計できるくらいが主な利点かと思います。

以下に、さっと確認したものを記載しておきます(2024年11月時点)

Vポイントカードを登録できる家計簿アプリの例
  • マネーフォワードME
    • Vポイントの登録にはYahoo! JAPAN IDが必要
    • その他、三井住友カードを登録すると、ID連携していればVポイントも確認可能
  • Zaim
    • Vポイント(Vポイントサイト)の登録にはYahoo! JAPAN IDが必要
    • その他、三井住友カードを登録すると、ID連携していればVポイントも確認可能?(確認したところポイント数が表示されなかったので、2024年4月以降は連携できなくなっているかも)
  • Moneytree
    • Vポイントは登録不可
    • その他、三井住友カードを登録すると、ID連携していればVポイントも確認可能

快適な複数Vポイントカードの使い分けを

上記のようにVポイントカードのアプリ登録やポイント移行の手順を把握しておけば、複数のVポイントカードを使い分けたりポイントをまとめたりするのが簡単になります。

Vポイントの有効期限は、ポイントの最終変動日(付与・還元・交換)から1年間です(参考)。数か月に1回くらいはポイント残高をチェックしておいて、貯まったポイントの集約や消費のタイミングを考えておくとちょうど良さそうです。

そもそも、Vポイントのシステム側で自動的に1つのVポイントカードにポイントを集約してくれれば楽なんですが…という話は置いておきます。

まとめ

メインのVポイント(Vポイントカード(旧Tカード))とは別にVポイント(旧Tポイント)が貯まるクレジットカードを保有しているケースや、単品のVポイントカードを複数保有しているケースも少なくないかと思いますので、複数のVポイントカード(V会員番号)を使い分けたりポイントをまとめたりするための整理と管理の方法をまとめてみました。

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