加湿器以外の乾燥対策
鼻、喉やお肌のコンディション維持のため、”加湿”は最も重要です。
高性能な加湿器があったとしても、1台設置しただけでは家の中を十分に加湿しきれないことも多いです。
そこで、本記事では加湿器の設置とセットで実施できる乾燥対策についてまとめます。
花粉症が辛い季節にもオススメです。
加湿器に関するメインの記事は以下です。
加湿器以外の乾燥対策
節電も兼ねて以下のような対策を組み合わせられます。
洗濯物の室内干し
簡単で効果的です。
バスタオルは水分量が多くて面積も大きいので加湿効果が高いです。
2,000円台くらいのものでも良いので、サーキュレーターがあればエアフローを作って加湿の効率もアップすることができます。
入浴後は浴室のドア開放
浴室にある大量の水蒸気を部屋に拡散させて加湿できます。
これも簡単で加湿効果が高いです。
上記と同様、サーキュレーターがあれば、エアフローを作って加湿の効率もアップすることができます。
フライパンや鍋やポットにお湯
お湯を沸かした後、フタをせずそのまま置いておくと加湿できます。
(原理的には、表面積の広いフライパンでお湯を沸かした方が蒸発する量は多いはずです、たぶん)
ヤケドには気をつけましょう。
上にヤカンを乗せられるようなレトロな石油ストーブがあると便利ですが、なかなか難しいですね。
似たような原理で、卓上スチーム式の加湿器というものもあります。
水拭き掃除
床や手すり、棚などを軽く水拭き掃除すれば、その水分で多少は加湿 (乾燥防止) になります。
これは部屋がキレイにもなるので一石二鳥という感じです。
観葉植物の設置
植物の蒸散現象により、加湿になると言われています。
見た感じもリラックス効果が得られますね。
本物の植物だとお手入れが面倒という場合には、植物 “風” のペーパータイプの加湿グッズもあります。インテリアも兼ねられます。
補助的な加湿器の設置
メイン加湿器とは別に、小さな加湿器(~1,000ml/h程度)を置くのも良いです。寝室やリビングを補助的に加湿したい場合等に便利です。
ダイニチの加湿器で人気のあるモデルは、以下の記事で紹介しています。
安い商品は超音波式のものが多いです。超音波式は衛生面で気を遣います。
気化と加熱の両方の機能を備えたハイブリッド式でお手ごろなものだと、以下があります。
サイズ違い&色違いもあります。 ※タイミングによっては大きい方が安いことも…。
マスク着用 (鼻、喉ケア)
これも簡単で効果的です。
室内用なら特に、繰り返し洗って使えるタイプも良いでしょう。
長時間着用しても息がしやすく快適なものがオススメです。
ドライノーズスプレー、鼻うがい (鼻、喉ケア)
乾燥して辛いなら、直接濡らすと楽になります。
手ごろな市販品で、ピンポイントで鼻、喉をケアできます。
少しマニアック?かもしれませんが、鼻や喉が乾燥してヒリヒリ、イガイガな不快感に困っている方には本当にオススメです。
私自身、乾燥や花粉が辛い時期には毎日鼻うがいしています。
以下は携帯に便利なドライノーズスプレーです。
以下は鼻うがいグッズで、初心者にも使いやすいハナノアです。
きちんと通院 (鼻、喉ケア)
鼻、喉の症状が気になる方は耳鼻咽喉科科を受診しましょう。
症状に合った処方や、吸入等による処置を受けられます。
お肌の症状がひどければ皮膚科です。
以下は、花粉症関連の関連記事です。
やってはいけないこと
換気システムの一部オフ
2003年の改正建築基準法にて24時間換気が義務付けられ、屋内の空気が1時間に半分以上のペースで屋外の空気と入れ替わるようになっています。
この換気システムの一部をオフにすると、加湿した空気が屋外に排出されにくくなります。
しかし、換気量が減ると汚染物質が溜まり健康に害が及ぶケースや、結露が発生しやすくなるケースもあります。CO2濃度にも要注意です。
換気システムはオフにしないようにしましょう。
寒い空気が入ってくるのが気になる方は、熱交換タイプの換気システムを検討しましょう。
まとめ
本記事では、加湿器以外の感想対策についてまとめてみました。