【日替わり】Amazonタイムセール

【ESUが$30⇒無料は罠?】Windows 10サポート終了後のセキュリティ修正

当サイトには広告を含みます。

当サイトでは、広告掲載ポリシーに沿って広告を掲載しています。
※広告でなく、単に商品やサービスを自主的に紹介しているだけという場合もあります。

"オススメ" として紹介している商品やサービスは、個人的にそう思えたものだけです。

共感、興味をもっていただけるものがあればご利用ください。

Windows 10が2025年10月14日にサポート終了を迎えた後もセキュリティ修正を受け取ることができるESU (Extended Security Updates)、個人の場合は年間$30の費用がかかるはずでしたが、なんと正規に無料で利用できるオプションがMicrosoftから発表されました。

これはありがたいですね。でも、罠でしょうか?

出典:Stay secure with Windows 11, Copilot+ PCs and Windows 365 before support ends for Windows 10 | Windows Experience Blog

本記事の内容は、個人的な調査結果や経験、推測、感想に基づいています。
正確かどうか、最新かどうかについては適切な情報をご確認ください。

目次

年間$30のESUが無料になるオプション

2025年6月24日、Microsoft のWindows Blogに掲載された以下の記事です。

後日、日本語訳のブログも公開されると思います。

基本的にWindows 11への移行を勧める内容ですが、ESUについても触れられています。

ESUは、Windows 10が2025年10月14日にサポート終了を迎えた後もセキュリティ修正を受け取ることができる有料プログラムです。年間契約で、最長3年間まで利用できるものです。Windows 10のESUは法人向けだけでなく、個人向けでも利用できることになっています。

なんと、このESUが無料になるオプションが提示されました。

Today, we’re introducing additional free enrollment options and the simple steps to get started.

Extended Security Updates for Windows 10:

For individuals: An enrollment wizard will be available through notifications and in Settings, making it easy to enroll in ESU directly from your personal Windows 10 PC. Through the enrollment wizard, you’ll be able to choose from three options:

  • Use Windows Backup to sync your settings to the cloud—at no additional cost..
    Windows Backupを使用(要Microsoftアカウント)
  • Redeem 1,000 Microsoft Rewards points—at no additional cost..
    Microsoftリワードポイントを1,000P利用(要Microsoftアカウント)
  • Pay $30 USD (local pricing may vary).
出典:Stay secure with Windows 11, Copilot+ PCs and Windows 365 before support ends for Windows 10 | Windows Experience Blog

3つのうち、最初の2つが無料になるオプションです。

これらはESUの最初の1年分が対象になるようで、その期間は2025年10月15日~2026年10月13日です。

それぞれ、現時点での推測ですが紹介します。

本記事では、個人向けのESUについて記載しています。法人向けのESUについては触れていません。

1つ目:Windows バックアップを使用

1つ目がWindows Backupで設定(your settings)をバックアップするというもの。

Microsoftアカウントが必要で、Windows バックアップによるOneDrive領域へのバックアップになるのかと思います。無料のMicrosoftアカウントではOneDriveの領域は上限5GBなのですが、本当に設定のバックアップだけで良いのであれば5GBを消費しきることは無いでしょう。その場合、ノーコストで済みそうです。

私の手持ちのWindows 10 のPCを久しぶりに起動してWindows バックアップの画面を確認してみたところ、既に設定のバックアップはされていました。これは条件達成ですかね。

私のWindows 10 PC
Microsoftアカウントでサインインし、Windows バックアップを開いたところ

WindowsにMicrosoftアカウントでサインインし、スタートメニューから “バックアップ” で検索してWindowsバックアップを開くと上記の画面を確認できます。

もし、ESUを無料にするための条件としてフォルダー内のファイルのバックアップまでが必須だった場合、いったん5GBを超える分のファイルをバックアップ対象外のフォルダに移動したりと、作戦を考えないといけないかもしれません。このためにOneDriveに課金をするのももったいないですし。

また、ESUに無料で登録した後も上記のバックアップを続けないといけないのかどうかは不明です。ライセンスの管理上は、そこまで厳密なチェックはしないと思いますが、何かしら規約やルール等の案内はあるかもしれません。後出しの可能性もあります。

詳細な条件があれば、追ってMicrosoftから公開されたり(されなかったり)すると思います。

2つ目:Microsoftリワードポイントを1,000P利用

Microsoft Rewards pointsというと、Edgeを使っていると表示される、あの謎のポイントのことですよね。

貯まったポイントは、AmazonギフトカードやPayPayポイントに交換できるらしいです。普通にポイ活としても使えそうなやつです。

Edgeでご確認を

このポイントを1,000P貯めると、$30相当のESUが無料になるということですね。

ちゃんと調べたり貯めたりしたことは無いのですが、初回特典で簡単な条件達成により650Pくらいは獲得できそうです。その後も、継続的にBingでの検索などのアクションを達成することで、ポイントが貯まっていくはずです。

出典:Rewardsダッシュボード

詳細は公式ページをご確認ください。

詳細な条件があれば、追ってMicrosoftから公開されたり(されなかったり)すると思います。

ESUの登録は7月から順次ロールアウト

Windows 10のESUへの登録は、通常の利用をされている方であれば早くて7月に、その後8月には広く実施できるようになるとのこと。

Insider Program に登録してあれば6月24日から開始済みです。

こんな画面が出てくる?
出典:Stay secure with Windows 11, Copilot+ PCs and Windows 365 before support ends for Windows 10 | Windows Experience Blog

おそらく上記のようなESUへの登録を促す画面が表示された際に、前述のオプションのいずれかを選択して画面の指示に従うと自動的にESUに登録されるのでしょう。

この画面がどうやったら出てくるのかは分かりませんが、8月くらいまで待っていれば表示されるのかと。

ありがたいけど、これってMicrosoftの罠?

今回のESU無料オファーは、Windows 10のPCを利用し続けたい方にとって有力な延命策の1つになるのではないでしょうか。$30相当のESUが無料になるオプションは素直にありがたいことかと思います。

ESUの無料化について、さらに詳細な条件があれば追ってMicrosoftから公開されたり(されなかったり)すると思います。

注意すべきは、このESU無料オファーがMicrosoftアカウントを普及させるためのプロモーションを兼ねているであろうという点くらいでしょうか。

WindowsでMicrosoftアカウントを利用したくないユーザや、あまり気にせずサポート切れOSを利用し続けるユーザが一定数いるかと思うので、今回のESU無料オファーでそういった層にもMicrosoftアカウントを使ってもらおうという意図くらいはあるのでしょう。Windows11への移行促進にとっては多少マイナスになりますが、他方でWindows離れやセキュリティリスクを抑止するための企業判断と考えられなくもないです(ESUのユーザが増えてもコスト自体はさほど増えないでしょうし)。これを罠と捉えるかどうかかと。

ちなみに、最近のWindows 11ではMicrosoftアカウントが強制されており、OneDriveの無料枠5GBに引っかかって課金を促す動線がしっかり構築されていたりして、このあたりの動作はさすがに初心者にとってしっかりとした罠になっていると思います。やりたい放題だなぁと。

そのあたりも理解しつつ、自分に合ったタイミングでPCやOSのライフサイクルを管理していきましょう。

基本的にWindows 11のPCに買い替えた方が快適だと思います。

選択肢としては、macOSやLinuxへの乗り換えもありますが。

まとめ

Windows 10が2025年10月14日にサポート終了を迎えた後もセキュリティ修正を受け取ることができるESU (Extended Security Updates)、個人の場合は年間$30の費用がかかるはずでしたが、なんと正規に無料で利用できるオプションがMicrosoftから発表されたという話題でした。

セキュリティ修正を適用しないままWindows 10を利用するのはオススメできないので、Windows 10のPCを使い続ける場合には延命策の1つとして把握しておきましょう。

個人的には、Windows 365が個人向けにサービス提供されないかなぁと思ったり。

記事作成、サイト管理
プロフ画像 (暫定版v2)

happynap
(はっぴぃなっぷ)

3人家族で暮らし
ITっぽい仕事をしつつ
ポイ活、投資を趣味的に
スキマ時間に、ゆるく全力でブログ
のんびり昼寝したい

お得情報

えらべるPayやPayPayで
備蓄米販売ページ集

出張、旅行のホテル予約はお早めに

目次