【えらべるPayを合算できるらしい】gift walletって便利?交換先は?
先日、別記事でえらべるPayの交換先等をまとめた際に気になった、複数のえらべるPayを合算できるらしいgift walletというサービスがどのようなものか試してみました。
gift walletにて、還元率がかなりアップしている交換先があります。
- ミニストップ 25%還元
- サンマルクカフェ 25%還元
- GOチケット 20%還元
- 出前館 20%還元
等々、詳細はgift walletの画面にてご確認を
簡単に概要をまとめておきます。
gift walletとは
ちなみに、gift walletについて検索しても公式ページ含め説明がほとんど見つかりません。不思議です。
公式ページの説明文は、以下くらいでしょうか。
えらべるPayのポイントは合算する機能(gift wallet ポイント)を提供しています。
出典:複数の「giftee Box /えらべるPay」を受け取った場合のポイントは合算できますか – giftee support
※一部のえらべるPayは非対応です。
ということで、本記事では、gift walletについて私なりにまとめた以下の点について説明します。
- gift walletでできること
-
- えらべるPayの残高をgift walletポイントに交換できる、ただし戻せない
- gift walletポイントは合算できる、ただし合算後も有効期限は交換元ごと
- gift walletポイントはギフト等に交換できる、さらにお得な増量も
- gift walletポイントはLINEから管理できる
1. えらべるPayの残高をgift walletポイントに交換できる、ただし戻せない
“えらべるPayを合算できる” という表現は、なかなか誤解を招きそうでして、実際には “えらべるPayの残高をgift walletポイントに交換後、合算できる” というものです。
そして、gift walletポイントをえらべるPayの残高に戻すことはできません。
つまり、えらべるPayとは別の種類のgift wallet専用のポイントに交換されてしまい、元にも戻せないということで、要注意です。えらべるPayでは、様々な種類の電子マネー系ギフトに交換できますが、gift walletから交換できるギフトの種類はかなり異なっています(後述)。合算については次項で説明します。
2. gift walletポイントは合算できる、ただし合算後も有効期限は交換元ごと
交換後のgift walletポイントは確かに合算することができます。
例えば、複数のえらべるPayの残高を交換すると、それらの合計のgift walletポイントを使用できるということです。
有効期限は、交換したポイントごと(交換元ごと)に設定されます。具体的には、交換の5ヶ月後の末日です。
3. gift walletポイントはギフト等に交換できる、さらにお得な増量も
gift walletポイントは、別のギフト等に交換できます。
ギフトによっては増量(交換時にgift walletポイントが付与される還元率が設定)されるものもあってお得です。
- 交換先ギフトの例 (一部なので他にもあり)
-
交換先ギフト 還元率 スターバックス フード/ドリンクチケット 5% adidas eギフトカード 10% Amazonギフトカード 1% ドン・キホーテ majicaギフト券 3% サーティワン アイスクリーム ギフト券 10% Apple Gift Card 1% Google Play ギフトコード 2% サンマルクカフェ チケット 10% ビアードパパ チケット 10% Coke ON ドリンクチケット 8% ミニストップ 指定商品(コーヒー、ヨーグルト等) 8% コメダ珈琲 eギフト 8% TULLY’S COFFEE タリーズデジタルギフト 5% GO 電子タクシーチケット 5% au PAYギフトカード 0% PayPayポイント 0%
還元率については、スターバックスのチケットへの交換時には5%還元、サーティワンやサンマルクカフェ、ビアードパパのチケットへの交換時には10%還元など、高い還元率が設定された交換先もあります。普段からよく利用されるお店があれば、お得でしょう。
一方で、えらべるPayの交換先とは異なり、FamiPayや楽天Edy、Pontaといった現金に近い使い道もある電子マネー系には交換できません。淡々と電子マネー系に交換したいポイ活ユーザにとっては、交換先が少なくなるため不利でしょう。
あとは、Apple Gift Card、Google Play ギフトコード、Amazonギフトカードへの交換でも還元率が設定されているので、これはえらべるPayより有利な条件と言えます。
なお、交換先については順次拡大予定のようなので(本当?)、最新の交換先はご自身で確認ください。
4. gift walletポイントはLINEから管理できる
gift wallet専用のアカウント登録は不要で、LINEとの連携で利用することができます。これは便利です。専用のIDとパスワードを登録する必要性はありません。
えらべるPayの画面で、以下のメニューを選択するとgift walletを利用できます。
最初はgift walletのアカウントの友だち登録を行います。
トーク画面から、保存したギフト(えらべるPayから交換したgift walletポイント)の確認や、他のギフトへの交換ができます。
【総評】やや微妙だけど、好きな交換先があればお得
gift walletに関する説明がほとんど見当たらない点や、電子マネー系への交換にほぼ対応できない点が微妙ですが、交換時の還元もあるので、交換先の中に好きなお店やサービスのギフトがあれば、それなりにお得かとは思います。
交換先には、カフェを含む飲食店も多いです。飲み物1杯分くらいのギフトも選択できるので、友人や知人に気を遣わせなくて良いくらいのプレゼントとして贈るのも良いと思います。
私自身は、カフェ等はほぼ使用しないので正直あまり使い道が無いのですが、友人等にちょっとした “ありがとう” や “ごめ~ん”、”おめでとう” などの挨拶や気持ちと一緒にギフトを贈ったりするのに便利だと思いました。あとは一応、PayPayポイントには交換できるので、PayPay証券の口座があればポイント投資はできるかなと。
また、gift walletポイントへの交換時には有効期限がリセットされるので、有効期限切れ間近のえらべるPayをとりあえず交換するということもできると言えばできそうです。あまりメリットは無いと思いますが。
(参考) データ活用やマーケティング施策のためのgift wallet
ところで、株式会社ギフティは、いくつものeギフトサービスを展開していますが、さらにそのeギフトの残高をまとめるgift walletのようなサービスを提供しているのはなぜでしょう。
例えば、以下のような事例があり、ギフトを交換したユーザ属性データの取得や、eギフト利用者にリーチできる広告掲載等、データ活用やマーケティング施策を通じてeギフト事業に活かしているようです。
まとめ
先日、別記事でえらべるPayの交換先等をまとめた際に気になった、複数のえらべるPayを合算できるらしいgift walletというサービスがどのようなものか試してみました。
[記念] 公式より検索上位に
2024年11月、”gift wallet”の検索で公式サイトより上位表示された記念。公式の情報、少ないですからね。