【感謝】楽天Gの株主優待継続で引き続き楽天モバイルが最大1年間無料
待ち侘びていた楽天グループの次期株主優待の発表があり、今後も楽天モバイルを1年間無料で使える目途が立ったので安堵しています。

楽天グループの株主優待は楽天モバイル
楽天グループが注力している “楽天モバイル” が株主優待により最大で1年間無料で利用できます。
株主優待の概要
- 対象者
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2025年12月26日(権利付最終日)の取引終了時点において楽天グループ(4755)の株式を100株以上保有している方
- 株主優待の内容
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第29期株主優待 楽天グループ株主様向け「楽天モバイル」特別ご優待
- 「楽天モバイル」回線の音声+データ30GB/月プランを6か月間無料にてご提供
- 100株以上を保有し続けておくなど(詳細は後述)、所定の要件を満たせば継続特典としてさらに6か月間無料にてご提供
…つまり、最大1年間 楽天モバイルが無料となります。
- 株主優待を利用できる期間(予想)
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株主優待を利用できる基準日としては、最初の6か月間が2026年8月1日~2027年1月31日、継続特典の6か月間が2027年2月1日~7月31日になると思います。実際には、早くSIMを受け取ることができれば、その時点から利用できるはずです。
- 現在提供中の第28期株主優待(つまり前回の株主優待)の楽天モバイルの利用開始基準日は 2025年8月1日でした。
- 今回の第29期株主優待はその継続という形で提供されるはずなので、利用開始基準日は 2026年8月1日になると思われます。
- 第28期の実績としては、株主優待の申込みタイミングが早ければ 8月1日より早くSIMを受け取ることができ、SIMを受け取った後はすぐに利用開始できています。私の場合は2025年3月27日に申込み(申込み可能になった当日)、その後、2025年6月20日にSIMを受け取って利用開始できました。8月1日より1か月以上早く利用開始できています(お得)。
株主優待の権利獲得に必要な資金(株価)
この株主優待が発表された2025年12月12日時点の終値で、楽天グループの株価は929円でした。
この株価で株主優待を受けるために必要な100株を購入すると、92,900円の資金が必要ということになります。
なお、株価は変動します。補足事項は後述します。
デュアルSIMやサブ端末等での活用がお得
我が家では、この楽天グループの株主優待を活用し、毎月のスマホ回線料金が夫婦で合計600円未満に抑えられています(どうしてもメイン回線の電話番号で発信しないといけない通話料金は除く)。正直、とっっっても助かってます。活用例は以下の記事で解説しています。

この株主優待で配布されるSIMにより、個別の電話番号が割り当てられ、毎月30GBのデータ通信も利用できます。この大容量のデータ通信のメリットは大きいですね。動画をそれなりに視聴しても使い切れないでしょう。
最近のスマホはデュアルSIMに対応しているので、メイン回線のSIM(メインの電話番号)は従来どおり使用しつつ、別途データ通信用に株主優待の楽天モバイル回線を優先して使用すれば、メイン回線のデータ通信量を消費せずに毎月30GBまで無料で利用できます。
株主優待の楽天モバイル回線を利用できる間は、メイン回線の契約プランをデータ通信容量の小さいものに変更しておけば固定費の節約にも。
さらに、Rakuten Link Officeというアプリを使用すると、国内通話(電話をかける分)や国内SMSも無料になります。(0570)などから始まる他社接続サービス、一部特番(188)への通話、国際通話・国際SMSは有料です。
もちろん、デュアルSIMでなくても、スマホのサブ端末やタブレット等で通信回線を利用したい場合などにも、この株主優待の楽天モバイル回線は役に立ちます。


補足事項等
色々と補足事項等について記載しておきます。
証券口座が必要
株式を購入するためには、証券口座が必要です。
我が家では、夫がSBI証券、妻が楽天証券をメインで利用しています。
お得に口座開設する方法については以下の記事で解説していますので、もし興味がありましたらご覧ください。


株主優待の申込み方法、利用開始時期等
株主優待の権利獲得後、2026年3月中旬に送られてくる通知書(第29期 楽天グループ株式会社 定時株主総会・株主優待 専用サイトのご案内および ID・パスワードのご通知)の案内に沿って申し込めばOKです。申込期間は2026年3月中旬~2026年5月中旬。
その後順次、SIMが配布されます。
詳細は、後続の案内を待ちましょう。
必要に応じ、キャンペーンでつなぎ回線
株主優待の楽天モバイルが利用できるようになるまでの間、つなぎ用に安価な回線を利用する方法の候補として、楽天モバイルのキャンペーン利用があります。
12月15日まで、マジ得フェスティバルが開催中です。私も以前このキャンペーンをつなぎ用に利用しました。しばらく実質無料で使えます。

例えば、私が楽天モバイルのキャンペーンに参加したときのポイント獲得実績は以下です。

楽天モバイルのその他のキャンペーンについては、以下の記事にまとめてあります。

楽天モバイルの有料契約があると、SPUの倍率が上がって、お買い物マラソンなども楽しくなります。株主優待ではSPUは対象外です。

継続特典の要件の概要(基本コレ)
今回の株主優待から、楽天モバイルを単純に1年間無料で利用できる訳ではなくなり、基本的な株主優待としては 6か月間のみが無料で、追加の 6か月間も無料にするためには継続特典の要件を満たす必要性があります。
基本的には、100株以上購入したら、そのまま保有し続けておくだけで継続特典の要件を満たして楽天モバイルを1年間無料で利用できます。
ですので、売却するつもりが無ければ特に気にしなくてOKかと。
もう少し細かい話は後述します。
継続特典の要件の細かい話(優待クロスなど)
継続特典の具体的な要件は以下のとおりです。

本優待の継続特典(追加で6か月間無料)の適用は、2025年12月末日および2026年6月末日時点の当社株主名簿に、同一株主番号で記載または記録された100株(1単元)以上を保有する株主様が対象となります。2026年6月末時点での株主名簿の記載がない株主様については、いかなる理由であっても(株主名簿からの除籍、保有株式をすべて売却後再度保有等により株主番号が変更になった場合、保有株式をすべて売却する等)、ご利用開始基準日から6か月経過したときに、ご利用期間は終了となります。
出典:株主優待制度|楽天グループ株式会社
権利付き最終日である2025年12月末日以外に、2026年6月末日時点で、同一株主番号で100株以上を保有している必要性があります。保有株式をすべて売却した後に再度保有した場合には、株主番号が変更になるため継続特典の対象外とあります。なお、株主番号が本当に変わるかどうかの仕組みについての説明はありません。
つまり、優待クロス取引を狙う場合には、12月26日のクロス取引と、1株以上の端株保有のキープ、6月末日のクロス取引(空クロス)を実施すれば、最低限のコストで継続特典を獲得できるということかと思います(これは、あくまで私の考察なので、各自ご判断ください)。
なお、権利付き最終日の12月26日の方は、最近リリースされたらくらく優待取引が使えます。6月末の方は、権利付き最終日と関係が無いタイミングなのでらくらく優待取引が使えず手動で空クロスが必要です。端株購入も。
その他の注意点等
いくつか注意点も記載しておきます。
- SIMのアクティベートは、日本国内で行うこと
- 株主優待はRakuten最強プランとは別なので、株主優待ではSPU特典を受けられない
- 通話/SMS/データの利用明細の開示はできない
- 国際SMS、国際通話はできない
- 一部オプションは追加できない(「着信転送」「発信者番号非通知」)
- 現在提供中の株主優待(第28期)の株主優待を利用中の方が、今回の株主優待(第29期)の権利を取得した場合には、新たなSIMは発行されず電話番号を継続利用の扱いになる(ただし、株式売却等により株主番号が変わった場合には新たなSIMが発行されるかも)
公式ページ
詳細は、公式ページの説明をご覧ください。


楽天グループの株価についての補足
楽天グループの株価について、2点ほど補足しておきます。
1点目は、株主優待の発表に伴い、12月12日の時間外(PTS)での株価は950円を超えているという点です。今後、週明けも終値の929円よりは高い価格での取引が予想されます(あくまで素人の私がそのように予想しているというだけです)。

2点目は、前回の株主優待の発表後の株価の動きです。2025年12月5日に株主優待の発表があり、株価が上昇して一時1,000円を超えたのですが、その後窓埋めまで下落して権利付き最終日の12月26日の終値は851.3円になっていました。つまり、上がったけど下がったということです(…というと進次郎構文みたいですが、株価変動の理由までは説明しきれないのでご容赦ください。とりあえず年末のポジション整理や権利落ち日の下落を警戒した売りなどはあったのかもしれませんね)。

出典:楽天グループ(株)【4755】:株価チャート – Yahoo!ファイナンス
なお、今回の株主優待では継続特典の要件として継続保有に関連する条件があるので、しっかり1年間楽天モバイルを使いたい人が多いだろうと予想する株主が多ければ、権利落ち日の下落を警戒した売り(があるとして)は少なくなる気もします。もちろんどうなるか分かりませんが。
まとめ
楽天グループの株主優待についてでした。
先日は楽天ギフトカードの -3%改悪もありましたが、楽天モバイル無料を出されると何も言えません。この株主優待には大感謝です。
投資の話なので誰にでもオススメはできないのですが、個人的には、身近な人と株主優待の話になったら間違いなく好条件の銘柄として挙げます。楽天グループの将来に重大な懸念をお持ちでなければ、検討の余地くらいはアリかも。










