【majicaがプリカで進化】0.5%還元の “どこでもマジカ” 誕生
majicaがドン・キホーテ等以外でも使えるようになります。
【majicaがプリカで進化】0.5%還元の “どこでもマジカ” 誕生
2025年7月2日より、majicaアプリにてVisaブランドのプリペイド型のバーチャルカード機能 “どこでもマジカ” が提供され、majica マネー残高をQUICPay+加盟店やVisaのタッチ決済対応店舗等で利用できるようになります。
- majica マネー残高をQUICPay+の決済、Visaタッチ決済、ネットでのカード番号決済で利用可能
もしかするとAndroid (Google Pay) でのVisaタッチ決済対応は無い or 遅れるのかも? - 利用金額の0.5%分のmajicaポイント還元
でも貯まったポイントはどこでもmajicaでは使えず、ドン・キホーテ、アピタ、ピアゴ等の国内のmajica加盟店のみで利用可能 - 注目ルートは えらべるPay → gift wallet → majicaギフト券 か
gift walletの3%還元が維持されればお得 - majica donpen cardからチャージするとmajica加盟店で最大4%還元(これは従来特典)
majicaのランクが最高ランクのゴールドなら最大4%還元になるらしい(後述)

詳細は株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)のお知らせをご覧ください。
majica マネーがお得に使いやすく
majica マネーは以前からある電子マネーですが、”どこでもマジカ” の誕生により支払い方法が一気に増えます。
従来はドン・キホーテ、アピタ、ピアゴ等のPPIHグループの国内店舗でのみ利用できました。

今後は、”どこでもマジカ” を使えばQUICPay+加盟店やVisaのタッチ決済対応店舗で利用することができます。ネットでのカード番号を用いた決済も可能です。
“どこでもマジカ” の利用により、0.5%のポイント還元を受けられる点も嬉しいですね。
“どこでもマジカ” は審査が不要なプリペイド型バーチャルカードなので、クレカは持っていないけどクレカと同じように決済できる手段が欲しいという方にとっても役に立つと思います。
majicaマネーのチャージ方法
majicaマネーのチャージ方法をおさらいしておきます。
- お店のレジで
現金またはデビットカード(J-Debitのみ) - クレジットカードで
majica donpen card、UCSカードのみ - 専用チャージ機またはセルフレジで
現金のみ - 銀行口座から
majicaアプリで登録 - majica ギフト券から
majicaマネーへのチャージ(統合という手続き)は1日1回まで
クレカからのチャージでmajica加盟店で最大4%還元
majica加盟店での利用に限った話ですが、majica donpen cardからチャージしたmajicaマネー残高で支払うと、majicaランクに応じて1.5%~4%還元を受けられるそうです。生活圏内にmajica加盟店が多い方にとってはお得ですね。

majicaのランクは、以下のように1年間のお買い物の累計金額によって決まります。支払い手段を問わず、majicaカードやmajicaアプリを提示したお買い物の金額が対象のようです。

gift walletからmajica ギフト券への交換が3%還元
ポイ活で注目されそうなルートは、gift walletで交換したmajicaギフト券の残高をmajicaマネー残高に統合する方法です。
ただし、統合できるのは1日1回までである点や、入手できるギフト券の額面が小さい点から、なかなか手間がかかるルートです。
本記事の作成時点では、majicaギフト券は えらべるPay → gift wallet → majicaギフト券 のルートで交換することによって入手できます。特に、gift wallet ポイントを majicaギフト券に交換する際に3%還元を受けられるのですが、この高還元率が維持されるかどうか気になるところ。なお、えらべるPayやgift walletのポイントは一般の利用者が直接購入できるものではないため、普段使いの決済ルートとして利用できるくらいに残高を確保することは難しいでしょう。たまにえらべるPayを獲得できたときの使い道の1つかと。
gift wallet の解説や、えらべるPayを簡単に獲得できる方法については以下の記事をご覧ください。


その他
あと、お店のレジでのチャージについては、J-Debitというのは三井住友銀行のOliveからもチャージできるということなのかなぁとか思いましたが、よく分かりません。お得に使えるのかな。
“どこでもマジカ” サービス開始キャンペーン
“どこでもマジカ” のサービス開始を記念したキャンペーンも開催されます。

キャンペーン | 期間 | 内容 |
①利用で100P | 2025/7/2~2026/1/31 | エントリー後、PPIHグループ店舗以外で500円(税込)以上利用するともれなく100majicaポイント |
②抽選で景品やポイント | 2025/8/1~2025/9/30 | エントリー後、PPIHグループ店舗以外で10,000円(税込)以上利用すると、抽選でPlayStation 5やNintendo Switchなど |
③対象店舗でポイント10倍 | 2025/8/1~2025/9/30 | 対象店舗での利用で、ポイントが通常の10倍(還元率5%)に ※対象店舗は8月1日に特設サイトに掲載予定 |
利用を検討している方は参加すると良いでしょう。
①のキャンペーンは少額ですが10%還元相当、③のキャンペーンは対象店舗次第ですが5%還元相当です。
majicaと “どこでもマジカ” のお得な始め方
majicaを使ってみたいと思った方はmajicaアプリをインストールすればOKなのですが、ポイントサイトを経由するとお得です。
ポイントサイトのハピタスで6/30までmajicaアプリの新規アプリインストールと新規会員登録の案件が500Pに増額中です。なんと500円分のポイントです。この案件を活用するのが良いと思います。

感想
従来はドン・キホーテ、アピタ、ピアゴ等のPPIHグループの国内店舗でしか利用できなかったmajicaが一気に便利になりましたね。
チャージ方法が限られているので、ほとんどの方にとって普段使いの決済手段にはならないと思いますが、今後もgift walletからの3%還元を利用できればお得なルートになりそうです。また、あまり期待はできませんが “どこでもマジカ” からチャージできる電子マネー等があれば多少は高還元ルートでも使えるかもしれません。
あとは、”どこでもマジカ” で貯まったポイントの扱いが気になるところ。majica加盟店以外でも使える方法を用意してもらえると良いのですが。いくらポイントが貯まっても、そのポイントを使えなければ還元率ゼロと同じですし。
若年層の会員数増加を重視しているようですが、今後、高額な手数料の後払いサービスが出てきたりしないかちょっと心配…と思っていたら、既に一部の会員限定で後払いサービス(majicaあと払いチャージ)が先行リリースされているようです。マジか。ご注意を。ちなみにmajicaマネーやどこでもマジカ自体の年齢制限について探してみたのですが、見当たりませんでした。
個人的に印象的だったのは、お知らせではVisaのタッチ決済よりQUICPay+への対応が強調されていた点です。QUICPay+が利用可能な場所が300万か所と記載されていますが、それよりも多いはずのVisaの加盟店数の記載はありません(2024年4月時点では国内750万店舗などと謳われていましたが、これは実店舗以外にオンラインのお店等も含まれれる気がします)。やはりVisaのタッチ決済がGoogle Payに対応していないのかな。
以下は新Vポイントの発表時の資料より。こっちも記載すればより大きな数字をアピールできますよね。色々あるのでしょう。

出典:三井住友カード
まとめ
majicaがドン・キホーテ等以外でも使えるようになった件でした。

