Copilot+ PC と Recallに興味
MicrosoftからCopilot+ PCの発表がありました。忘れっぽい人の “あれ何だったっけ?” を解決してくれる予感しかしない Recall も気になります。
本記事では、MicrosoftによるCopilot+ PC発表と、Recallの概要に関するメモを残しておきます。
Copilot+ PCとは
各所で解説されているので細かい話は省略しますが、Microsoft Buildの前に発表されたPCの新カテゴリーです。
クラウド上でなく、PC上のNPUによりAIモデルをローカル実行できます (オンデバイス)。
40以上のオンデバイスAIモデル。
現状、Copilot+ PCの要件を満たすプロセッサは QualcommのSnapdragon Xシリーズのみです。
ちなみにMicrosoft Buildの方では、詳細な説明は無かったのかな?たぶん。
Recallに興味
Copilot+ PCの発表とセットで紹介された新しいAI機能、Recall。本記事の作成時点ではpreview status (What is Recall?内の記載) のようですが。
Recall を使用すると、簡単なキーワード (音声入力も可) で、PCに保存されたPC使用履歴の中から、関連するコンテンツを見つけてくれます。
以下のデモでは、“紫で書き込みをしたチャート” という曖昧な条件を使ってRecallで検索し、無事該当のPowerPoint資料を発見しています。
他にも、Webサイトの閲覧履歴等から、後で気になった商品を見つけ直すこともできます。
アプリや設定画面を横断的に検索し、さらに絞り込める点も面白いです。
こんな感じで、忘れっぽい人の “あれ何だったっけ?” を解決してくれそうな機能です。普段の調べものをする際にも、メモを取りながら調べる手間も減りそうで、気になります。
AIに頼るシーンが増えてきそうですね。面白いような怖いような。
ちなみに、Recallのために記録されたデータはクラウドでなくローカルに保存 (How is your data protected when you use Recall?内の記載) されます。オンデバイスAIならではです。
Copilot+ PC の購入方法
OEM各社からもCopilot+ PCの初期ラインナップ勢が発表されました。
ハードウェア要件や購入方法について、以下の記事にまとめてあります。
x64版(x86)も出揃いました。
まとめ
本記事では、MicrosoftによるCopilot+ PC発表と、Recallの概要に関するメモを残しておきます。