【興味があれば500円ですぐできる】CICで自分の信用情報を開示
CICに保管されている自分の信用情報は、インターネット経由の手続きで簡単に開示することができます。
特にオススメするとかそういった類の話ではありませんが、豆知識として興味がありましたらご参考ください。
CICの信用情報は500円ですぐ開示できる
CICではクレカ等に関する信用情報(個人の属性・契約内容・支払状況・残債額など)が保管されており、インターネット経由の開示であれば手数料500円(税込)で自身の信用情報を確認することができます。
クレカ決済やキャリア決済も可能で、信用情報をPDFですぐに閲覧可能です。
以下のようなものです。
- 信用情報を開示するユースケース
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- クレカ発行、スマホ分割購入、融資等の申込みに際し、事前に自身の信用情報を確認したい場合
- それらの審査に通らなかった際、事後的に自身の信用情報を確認したい場合
- なんとなく興味がある場合
- CICにおいてインターネット経由で信用情報を開示する流れ
信用情報の主な内容と見方
信用情報の主な内容と見方を簡単に説明します。
信用情報の主な内容
信用情報の主な内容は、以下です。
- 申込情報: クレカや融資等の申込み時に登録される (保有期間は6か月間)
- クレジット情報: 契約内容や支払い状況が登録される (保有期間は5年間)
- 利用記録: 途上与信等あった場合等に登録される (保有期間は6か月間)
例えば、クレカの利用代金の支払いを延滞してしまった場合には、2.のクレジット情報にその延滞の記録が登録され、5年間は残ります。信用情報にキズがついた状態です。
他にも、信用情報には、本人がCICに申告した「申告情報」、本人が日本貸金業協会に登録を依頼した「協会依頼情報」、電話帳に掲載された「電話帳掲載情報」等も含まれます。
詳細は以下のページで説明されています。
信用情報の見方
もちろん信用情報の利用目的によって見方は異なるのですが、個人的に自身の信用情報をチェックするケースであれば、以下の解説が参考になります。
例えば、クレカの利用代金の支払い状況は、一番下の入金状況
の欄に記録されます。
上記の例では、”A” (お客様の事情でお約束の日に入金がなかった(未入金)) が5か月連続で、さらに “P” (請求額の一部が入金された) が1回記録されています。”A” は入金遅延があったことを意味するので、素人感覚から言っても、このような信用情報を持っている方に対してお金を貸すのは心配になると思います(例です)。
審査で引っかかりやすい項目
上記のように、入金状況
に入金遅延の記録がある等、信用情報に与信管理上問題があれば、クレカや融資等の申込み時に行われる審査に通りにくくなるでしょう。
逆に、どのような状態であれば入金状況
に問題が無いか、という点に関しては、すべて “$” (請求どおり(もしくは、それ以上)の入金があった) 、”-” (請求もなく入金もなかった(例:クレジットの利用がない場合))、空欄(クレジット会社等から情報の更新がなかった(例:クレジットの利用がない場合)) のいずれかが記録されている状態が望ましいと思います。なお、利用実績の無いクレカ (“-“や空欄) をたくさん保有していると入会特典目的のクレカ発行をしていると判断され審査に悪影響があるという話を目にすることもありますが、詳細は不明です。
クレカや融資等の申込み時に行われる審査において、この信用情報が利用される際には、審査をする側 (クレカ会社や銀行等) によって、信用情報をどのように利用するかといった方針は変わります。あるいは独自の与信システムにより、他の情報を重視するケースもあるでしょう(メルカリのAI与信等)。
クレカ会社の三井住友カードでは、年収(安定した収入)や、勤務先と勤続年数、家族構成、住居の状況が考慮される場合があるようです。
CICの信用情報をインターネット経由で開示
以下のページから、CICで自身の信用情報をインターネット経由で開示する手続きが可能です。
私が自身の信用情報を開示してみたときの話
実際に私自身の信用情報を開示してみた際に気付いた点があるので、別記事に順次まとめておきます。
まとめ
CICに保管されている自分の信用情報は、インターネット経由の手続きで簡単に開示することができます。
特にオススメするとかそういった類の話ではありませんが、豆知識として興味がありましたらご参考ください。