Bitget Wallet の先物取引「Tatadex・Hyperliquid・PopDEX」を比較
Bitget Walletの先物取引機能で使えるプラットフォームにPopDEXが追加され、3つのプラットフォームが利用できるようになりました。本記事では、AIに調べてもらいつつ、それらの違いを確認してみます。

Bitget Wallet の先物取引については、以下の記事にまとめてあります。

- 【Bitget Wallet】web3ウォレット
👆私がメインで利用&当サイトでご紹介
web3 で一般的なノンカストディアル型、日本では規制対象外
- 【Bitget】海外取引所
👆当サイトではご紹介していません
海外取引所のBitgetは日本では規制対象
- いずれも利用は自己責任
「信頼するな、検証せよ(Don’t Trust. Verify)」
Bitget Wallet にPopDEXが追加
Bitget Walletの先物取引機能で使えるプラットフォームにPopDEXが追加されていました。

本記事の作成時点で、3つの先物取引プラットフォームの中から選んで無期限先物の取引を行うことができます。
- Tatadex
- Hyperliquid
- PopDEX
いずれも無期限先物の取引を行うことができるPerpDEXであり、様々な資産のレバレッジ取引ができます。無期限先物の取引ができるという意味では、大きな違いはありません。
私は以前はHyperliquidを利用することが多かったのですが、最近はTatadexを利用しています。PoPDEXが追加されたので、PoPDEXでも良いかなと思っています。取引量に応じて何かもらえる?
私が意識している違いは以下のような点です。
- プラットフォームによって取り使い銘柄が異なる
- 主要な銘柄はどの先物取引プラットフォームでも扱われているが、特定の株トークンやコモディティ、指数については特定のプラットフォームでのみ取引可能だったりする
- 同じ銘柄でもプラットフォームによって最大レバレッジ倍率が異なる
- BTC:Hyperliquidで40倍、Tatadexで150倍、PoPDEXで50倍
- HYPE:Hyperliquid(本家)で最大で10倍、Tatadexで75倍、PopDEXで50倍
- プラットフォームによって入金の仕様が異なる
- Hyperliquid はUSDC、TatadexとPoPDEXはUSDTを使用
- Hyperliquid では入金時に $0.2 の手数料かかるけど、Tatadex、PoPDEXではかからない
- Hyperliquid と Tatadex では最低$5から入金できるけど、PoPDEXでは$5未満でも入金できるので少額で試せる
- Bitget Wallet アプリ上で操作する分には、HyperliquidよりTatadexの方が画面の応答性が良い(感想)
Bitget Wallet の先物取引については、以下の記事にまとめてあります。

以降で、AIにまとめてもらった3つのプラットフォームの比較を記載します。
Tatadex・Hyperliquid・PopDEXの比較(AIまとめ)
Bitget Walletの先物(無期限先物)取引機能で、新たに「PopDEX」が利用できるようになっています。
これにより、Bitget Walletの先物取引では主に次の3つのプラットフォームを利用できる形になっています。
- Tatadex
- Hyperliquid
- PopDEX
同じBitget Walletの画面から利用できるため似たサービスにも見えますが、それぞれ仕組みや特徴はかなり異なります。
特に今回追加されたPopDEXは、2026年に登場した新しいPerp DEXです。
公式上のフェーズは現在も「Mainnet Closed Beta」ですが、すでにメインネット上で実資金による先物取引が可能で、Bitget Walletからも実際に取引できます。
3つの違いを整理してみます。
まず3つの違いをざっくり比較
| Tatadex | Hyperliquid | PopDEX | |
|---|---|---|---|
| 主な位置付け | Perp DEXアグリゲーター | 独自L1上の大規模Perp DEX | 新興のPerp DEX |
| 特徴 | 複数のオンチェーン先物への使いやすい入口 | 流動性・市場規模・エコシステムが大きい | 新興、Trader Rewardsを展開 |
| 取引基盤 | オンチェーン先物を集約 | Hyperliquid L1 / HyperCore | Morph Tachyon |
| 板取引 | 接続先による | フルオンチェーンのオーダーブック | オンチェーンのオーダーブック |
| 取扱市場 | 200以上を案内 | 100以上+HIP-3市場 | 66市場(2026年9月時点) |
| レバレッジ | 最大50倍を案内 | 銘柄ごとに異なる | 銘柄ごとに異なる |
| 主な証拠金 | USDT | USDC | USDT建て市場が中心 |
| 独自トークン | ― | HYPE | 現時点で未発表 |
| ポイント制度 | ― | 過去にポイント制度あり | 公式ポイント制度は現時点で確認できず |
| 現在の報酬 | ― | HYPEを含む既存エコシステム | Mainnet Closed Beta参加者向けUSDT報酬あり |
| 現在の段階 | サービス提供中 | 3つの中では最も成熟 | Mainnet Closed Beta(実取引可能) |
※サービス内容や取扱銘柄、レバレッジなどは変更される場合があります。
3つをかなり簡単に表現すると、
Tatadex:オンチェーン先物をまとめて使いやすくする入口
Hyperliquid:すでに巨大な市場を形成している独自L1型Perp DEX
PopDEX:2026年に始まった新興Perp DEX
という違いがあります。
Tatadex:オンチェーン先物を集約するサービス
Tatadexは、公式サイトで自らを「A Perpetual DEX aggregating on-chain futures」と説明しています。
つまり、単純に1つの独立した取引市場というより、オンチェーン上の先物取引を集約し、ユーザーが使いやすい形で提供することに重点を置いたサービスです。
Bitget Walletとの統合も深く、Tatadex公式では利用方法として、
「Bitget Walletをダウンロード」
↓
「Bitget Walletの取引 → 先物を開く」
という流れを案内しています。
Tatadexでは200以上の先物取引ペア、最大50倍のレバレッジなどを案内しています。
3つの中では、
「Bitget Walletから手軽にオンチェーン先物を使う」
という性格が強いサービスと言えそうです。
Hyperliquid:独自L1そのものが巨大な取引基盤
HyperliquidはTatadexとはかなり仕組みが違います。
Hyperliquidは独自のLayer 1ブロックチェーンを構築しており、その中核となる「HyperCore」に無期限先物や現物のオーダーブック、証拠金管理、清算などの仕組みが実装されています。
Hyperliquid公式ドキュメントによると、
- 注文
- 注文キャンセル
- 約定
- 清算
までHyperCore上で処理されます。
いわゆるCEX(中央集権型取引所)に近い板取引の操作感を持ちながら、取引基盤自体をオンチェーン化しているのが大きな特徴です。
公式ドキュメントでは、HyperCoreは約20万注文/秒を処理可能と説明されています。
また、Hyperliquidは単なるPerp DEXからさらに拡張されています。
「HIP-3(Builder-deployed perpetuals)」によって、第三者が独自の無期限先物市場をHyperliquid上に展開する仕組みも用意されています。
そのため現在のHyperliquidは、
「1つの先物DEX」というより、オンチェーン取引市場を構築するための基盤
に近い存在になっています。
Hyperliquidの証拠金は基本的にUSDC
Hyperliquidの標準的な無期限先物では、USDCが証拠金として利用されています。
レバレッジ上限は銘柄によって異なります。
さらに取引量やHYPEステーキング量などによって取引手数料が変化する独自の料金体系もあります。
市場規模、流動性、周辺エコシステムまで考えると、今回比較する3つの中ではHyperliquidが最も成熟した取引基盤と言ってよさそうです。
PopDEX:2026年登場の新興Perp DEX
今回Bitget Walletに追加されたのがPopDEXです。
PopDEXは2026年に登場した比較的新しいPerp DEXです。
2026年10月時点でも公式上は「Mainnet Closed Beta」とされていますが、これは取引できないテスト環境という意味ではありません。
すでにメインネット上で実資金を使った先物取引が可能で、Bitget Walletからも利用できます。
2026年5月にはForesight Ventures主導で3,000万ドルのStrategic Seed Roundを実施。
その後、
- 2026年6月:Closed Alpha
- 2026年7月3日:Mainnet Closed Beta開始
- 2026年7月8日:Bitget Walletを最初のDeep Integration Partnerとして発表
- 2026年7月21日:Morph Tachyon L1開始
という流れで開発が進んでいます。
7月3日のMainnet Closed Beta開始時には12市場でしたが、9月時点では66市場まで拡大しています。
PopDEXはMorph Tachyon上のPerp DEX
PopDEXの取引基盤となっているのが「Morph Tachyon」です。
MorphはTachyonをオンチェーン取引向けのLayer 1として位置付けています。
PopDEXでは、
- Morph Tachyon上にネイティブ構築
- オンチェーンのオーダーブック
- サブ秒単位の取引実行
- Gas-free order flow
などを特徴として掲げています。
つまり構造としてはTatadexよりもHyperliquidに近く、
独自の高速オンチェーン取引基盤上に板形式のPerp DEXを構築する
というタイプです。
もっとも、Hyperliquidはすでに大規模な市場とエコシステムを形成している一方、PopDEXはサービスフェーズとしてはまだMainnet Closed Betaです。
両者の成熟度には現時点で大きな差があります。
PopDEXの「Airdrop」は少し意味が違う
PopDEXで特に気になるのが報酬です。
公式サイトを見ると、
- Airdrop Round 1
- Airdrop Round 2
- Airdrop Round 3
- Airdrop Round 4
がすでに実施されています。
ただし、ここで注意したいのが「Airdrop」という言葉です。
現在PopDEXが実際に配布しているのは、将来の独自トークンではなく、USDTによるTrader / Contributor Rewardsです。
公式サイトによると、これまでの各Roundにおける最高報酬は次のとおりです。
| Round | 配布日 | 最高報酬 |
|---|---|---|
| Round 1 | 2026年8月10日 | 2,000 USDT |
| Round 2 | 2026年8月24日 | 1,500 USDT |
| Round 3 | 2026年9月7日 | 3,300 USDT |
| Round 4 | 2026年9月21日 | 8,000 USDT |
「将来トークンをもらえるかもしれないポイント」ではなく、すでにUSDTで実際に報酬を配っている点は面白いところです。
Round 4では15万ドル以上の取引量が対象条件に
PopDEX公式のRound 4案内では、2026年9月6日~9月20日の活動が対象となり、
累計取引量15万ドル以上のユーザーが報酬対象
と案内されていました。
最高報酬は8,000 USDTです。
ただし、PopDEXは単純に取引量だけで報酬を決めているわけではない点にも注意が必要です。
PopDEXはMainnet Closed Betaの報酬について、
- 取引量
- 意味のあるContribution(貢献)
- 取引以外のAsset Stability
なども考慮してきたと説明しています。
したがって、
「○ドル取引すれば必ず○USDTもらえる」
という単純な取引マイニングとして考えない方がよさそうです。
Mainnet Closed Betaでは「少なくともあと1回」Reward Roundを予定
PopDEXは2026年9月下旬、現在のMainnet Closed Betaについて、
「少なくともあと1回のReward Roundがある」
と明らかにしています。
そのため、2026年10月時点ではMainnet Closed Beta向け報酬制度はまだ終了していないことになります。
一方で、前回と同じ15万ドルの取引量が次回も条件になるとは公式には明言されていません。
過去のRoundの条件を、そのまま次回の参加条件として考えない方が安全です。
「PopDEXポイント」は現時点で確認できない
ここはエアドロップ狙いの場合に特に重要です。
2026年10月時点で、
- PopDEX独自トークン
- PopDEXのTGE
- トークンエアドロップ
- トークン配布につながる公式ポイント制度
はいずれも確認できません。
むしろPopDEXは、一般的なPerp DEXで行われる「ポイントを大量に配って取引量を集める」という手法について距離を置いた発信をしています。
公式アカウントでは、ポイントなどのインセンティブによって取引量を「rent」することは簡単だとした上で、PopDEXではRewardと実際のContributionを同じ方向にしたい、という趣旨を説明しています。
つまり現状は、
取引
↓
ポイント獲得
↓
TGE
↓
トークンエアドロップ
というHyperliquidなどで見られた流れを期待して取引するというより、
Mainnet Closed Betaに参加して実際の取引や貢献を行ったユーザーへ、USDTなどで直接Rewardを返す
という仕組みです。
将来的にトークンやポイント制度が発表される可能性まで否定することはできませんが、現時点でそれを前提にする根拠はありません。
Bitget Wallet経由のPopDEX取引はReward対象になる?
ここは気になるところですが、現時点では慎重に見た方がよさそうです。
PopDEXとBitget Walletは2026年7月8日の時点で提携を発表しており、PopDEXはBitget Walletについて「first official deep-integration partner」としています。
そして現在は実際にBitget Walletの先物画面からPopDEXを利用できます。
一方、
Bitget Wallet経由で発生した取引が、次回PopDEX Trader / Contributor Rewardsの判定にどのように反映されるのか
について、明確な公式条件は確認できませんでした。
過去のPopDEXのキャンペーンではウォレットアドレスを基準として取引量などを計測していますが、Bitget Wallet統合後の次回Reward Roundについては、対象期間や最低取引量を含めて新しい条件の発表を確認した方がよさそうです。
「Bitget WalletからPopDEXで取引すれば将来のトークンエアドロップ対象になる」と断定するのは現時点では早いでしょう。
どれを使う?3サービスの選び方
3つのサービスは、同じBitget Walletの先物画面から利用できても方向性が違います。
手軽にオンチェーン先物を使いたい
という用途では、Bitget Walletと深く統合され、200以上の取引ペアを案内するTatadexが分かりやすい選択肢です。
流動性や実績、オンチェーン取引基盤としての成熟度を重視する
のであれば、Hyperliquidが有力です。
一方、
まだ初期段階のPerp DEXに参加し、Trader Rewardsなども含めて追いかけたい
のであればPopDEXが面白い存在です。
特にPopDEXは「ポイントを配って将来のトークンを期待させる」という典型的なエアドロップファーミングとは少し違い、これまで実際にUSDTをユーザーへ配布している点が特徴的です。
Bitget Walletが「Perp DEXの入口」になってきた
今回のPopDEX追加で興味深いのは、Bitget Walletそのものが取引所になるというより、
複数のオンチェーン先物市場への共通フロントエンド
のような役割を強めている点です。
Tatadex、Hyperliquid、PopDEXという性格の異なる取引基盤を、ウォレットアプリの中から選択して利用できるようになっています。
従来であれば、
ウォレットを準備
↓
DEXを探す
↓
ウォレットを接続
↓
チェーンを確認
↓
証拠金を入金
↓
取引
といった操作が必要だったものが、Bitget Walletではかなり共通化されています。
今回PopDEXまで追加されたことで、
「ウォレットの中から複数のPerp DEXを選ぶ」
という使い方がより明確になってきました。
まとめ
Bitget Walletの先物取引で利用できるTatadex、Hyperliquid、PopDEXは、同じ「Perp DEX系サービス」でも役割が異なります。
Tatadexはオンチェーン先物を集約した使いやすい入口。
Hyperliquidは独自L1と大きな流動性を持つ、本格的なオンチェーン取引基盤。
PopDEXはMorph Tachyon上に構築された新興Perp DEXで、公式上はMainnet Closed Betaながらすでに実資金での取引が可能です。66市場まで拡大し、参加者へのUSDT報酬も複数回実施されています。
特にPopDEXについては、
「ポイントを貯めて将来のトークンエアドロップを狙うDEX」
と現時点で決めつけない方がよさそうです。
独自トークンや公式ポイント制度は確認できず、これまで行われているのは実際の取引や貢献などを評価してUSDT等を配布するReward Roundです。
Mainnet Closed Betaでは少なくとももう1回のReward Roundが予定されていますので、今後は次回Reward Roundの具体的な条件と、Bitget Wallet経由取引の扱いにも注目しておきたいと思います。
※本記事は2026年10月4日時点で確認できる情報をもとにしています。暗号資産・無期限先物取引では大きな損失が発生する可能性があります。特にレバレッジ取引では、相場変動により証拠金の全部を失う可能性もあるため、各サービスの最新条件を確認のうえご利用ください。
参考
以下は、Bitget Wallet 関連の記事です。私自身の勉強を兼ねて順次追加予定です、たぶん。
- 👛Bitget Wallet の初期セットアップ
インストール/ウォレット作成/セキュリティ設定等 - 💰Bitget Wallet の入出金(入金、出金)
関連:ステーブルコインJPYCでの入出金の概要 - 🔄Bitget Wallet での暗号資産/ステーブルコインの売買(スワップ/ブリッジ)
関連:ガス代無料サービス、手数料/ガス代の見方 - 📈Bitget Wallet での無期限先物取引(Perps)
関連:3つのPerpDEX(Tatadex、Hyperliquid、PoPDEX) - 💳Bitget Wallet Card の概要(物理カード券面はこんな感じ)
- 🎁Bitget Wallet Card の最大3%アセットバック特典
- 📤Bitget Wallet の取引履歴エクスポート機能
- Bitget Wallet での色々な取引(株トークン、RWA等)
- Bitget Wallet での DApps への接続
- PC の Chrome 拡張機能版 Bitget Wallet のインストール
スマホ版と同じウォレットをPCでも利用可 - web3 ウォレットのプライバシーとアドレスの使い分け
用途に応じてウォレットアドレスを分けようという話(元ネタ)
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Bitget Wallet 関連記事 : Bitget Wallet の概要、Bitget Wallet Card の概要(たぶん順次追加予定)
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