楽天お買い物マラソンの獲得予定ポイント数の表示にちょっとモヤっとする
楽天お買い物マラソンって、買いまわりの件数を重ねるごとに商品ページに表示される獲得予定ポイント数がどんどん多くなるじゃないですか。
あれ、もちろん計算が間違っている訳でもなく、そのポイント数を獲得できない訳でもないので良いのですが、なんとなく気になります。そのモヤっと感を記事にしておきます。
楽天お買い物マラソンの獲得予定ポイント数の表示が多く見える件
例えば、楽天市場のお買い物マラソンで Google Play ギフトコード1,000円分を購入するとします。

以下の商品です。
既に買いまわりを 9ショップ分済ませていて、このGoogle Play ギフトコードの購入が 10ショップ目のお買い物だとします。
すると、以下のように1,000円分の購入に対して獲得予定ポイント数が454Pも表示されています。なんか多いです。

内訳を見てみると、“対象期間内の購入分” として既にお買い物をした1~9ショップ目のお買い物の分に対する +1倍のポイント 309Pが加算されたポイント数が表示されています。この例だと、1~9ショップ目のお買い物は約30,900円(税抜)で、それに対する1%分のポイント還元に相当するのが309Pです。

Google Play ギフトコード 1,000円分のポイント還元は本来 145Pなのですが、買いまわりで既にお買い物をした分の309Pを加えたポイント数、454Pが表示されています。
つまり、それまでの買いまわりのお買い物金額に応じて、次のショップでお買い物をする際に表示される獲得予定ポイント数が増額して表示されています。
まとめると、買いまわりで 2~10ショップ目のお買い物をする際には、”対象期間内の購入分” として、既にお買い物をした分(1ショップ目から今回の1つ前のお買い物をしたショップまでの分)に対する +1倍のポイント数も加算して表示されるということになります。

なお、表示だけでなく、実際にそのポイント数を獲得することはできるので、嘘ではありません。多く見えるんですが、実際にそれだけのポイントをもらえるので大丈夫です。それがお買い物マラソンですから。お得なのです。
なので、特に有利誤認という訳でもなく、景表法的に問題も無いでしょう。取引に付随して獲得できるポイント数を正しく表示しているだけですね。
でも、なんとなく気になる
ただ、今買おうとしている商品そのものに対するポイント還元だけでなく、今までの買いまわりのお買い物金額に応じて獲得予定ポイント数が多く表示されてしまうというこの状況は、なんとなく気になります。
そして、前述のような注文画面だけでなく、商品検索結果や商品ページに表示される獲得予定ポイント数も同様の仕組みで表示されます。商品を検索すると、1,000円未満の商品の隣に表示されている 1,000円以上の商品の方がやたらと多い獲得予定ポイント数になっていたりする訳です。
私が、この状況がなんとなく気になっている理由は、以下あたりです。
- 商品の実質価格を把握する際に、それまでのお買い物の実績という、その商品自体とは関係の無い要素が混ざってしまう(獲得予定ポイントが1P=1円の値引きに相当すると考えた場合の値引き後の価格の話)
- 買いまわりの対象とならない1,000円未満の商品よりも、買いまわりの対象となる1,000円以上の商品の方が有利に見える場合がある(実際にそのポイント数を獲得することはできるので、1P=1円の値引きと考えれば実際に有利な場合はある)
上記により、楽天市場内ではともかく、Amazonなど他のECサイトも含めた商品の比較がしづらい状況になっているのは確かです。事業者間の競争の範疇と言えばそこまでなので、消費行動の歪みを招くほどのものではないと思いますが。利用者としては注意して商品を吟味しないといけません。
こういうところが、ちょっとモヤっとします。
それでも、楽天市場のお買い物マラソンでショップでの買いまわりをすることで、どんどん獲得予定ポイント数が増えていくのは高揚感もあって嬉しい体験です。それもポイ活の楽しみの1つですし、攻略すればお得になりますね。
まとめ
楽天お買い物マラソンの獲得予定ポイント数の表示が多く見える件についてでした。
今回は私も買いまわりに参加していて、改めて気になったので記事にしてみました。











