【10%還元 vs 値上げ】マネーフォワードME × 三井住友カードの改定
2025年8月5日より、マネーフォワードMEのプレミアムサービスの料金を三井住友カードで支払うと10%還元になるのですが、その還元率を上回る値上げもするそうです(クレカの月額払いなら、10%還元で今までよりちょっと安くなりますが)。

【10%還元 vs 値上げ】マネーフォワードME × 三井住友カードの新提案
2025年8月5日より、10%還元と値上げ(料金改定)の両方が実施されます。

定番の三井住友カード(NL)やOliveフレキシブルペイなどを含む対象カードでマネーフォワード MEのプレミアムサービス料金を支払うと、Vポイントが10%還元(通常のポイント分0.5~1%を含む)になります。
端数で損をするんじゃないかと思ったら、キレイに10%還元になるよう配慮されています。これは素晴らしい。

一方で、値上げも同時に実施されます。上記の10%還元は既に値上げ後の料金で計算されています。

値上げの対象はスタンダードコースだけのようです。資産形成アドバンスコースの料金改定はありません。
値上げ幅は…ほぼ10%を超えてます。
一応、クレカ決済の月額払いのみ8%の値上げです(月額500円→540円で+40円、10%還元は54P(実質486円))。年額だと12%程度の値上げになります(年額5,300円→5,940円で+640円、10%還元は594P(実質5,346円))。総支払額としては年額の方が安いのですが、月額なら値上げ幅を10%還元で取り返した気分を味わえます。
公式サイト
詳細は公式サイトをご確認ください。

支払い方法をクレジットカード決済に変更する方法は以下です。
感想
物価上昇の影響で値上げも仕方ないという側面は理解しているつもりですが、(年額払いでは)値上げ幅が10%還元のメリットを上回ってしまい、意味を成していない感じがなかなか残念です。
前述のとおり、月額なら値上げ幅を10%還元で取り返した気分を味わえるのですが、総支払額が最も安くなることを重視するなら年額を選ぶべきでしょう。お試しで利用したいから、あるいは家計簿で毎月の支出として計上したいから月額払いを選ぶというケースもあるかもしれませんが。
ちなみに家計簿アプリって節約したい人をターゲットにしているはずのサービスなので、節約のためのサブスク料金が値上がりすることに対して拒絶感を示すユーザも一定数いるかも。
あと、新料金ではクレカ決済が最も安くなるよう価格差を設けた上、さらに三井住友カード/Oliveなら10%還元を受けられるということで、AppleやGoogleといったプラットフォームのコストを回避できる決済方法への誘導も兼ねてますね。マネフォ × Olive連携の一環かと。
マネーフォワードMEをできるだけお得に使う方法
上記のような注意点はありますが、マネーフォワードMEを使ってみたい方は、せめてポイントサイト経由でお得に申し込みましょう。

そして、三井住友カードかOliveで料金を支払いましょう。前述のとおり10%還元です。


あと、マネーフォワードMEのポイントが貯まる機能も活用しましょう。

私は無料の範囲でMoneytree
私は、無料の範囲で程よくMoneytreeを使っています。
機能面ではマネーフォワードMEの方が有利なケースが多いと思いますが、そこまでこだわらなければ十分かと。
本来なら有料プランの契約が必要となる住信SBIネット銀行、楽天銀行との連携を無料化する方法については、以下の記事をご覧ください。

まとめ
マネーフォワードMEの10%還元と値上げの話題でした。
