中古スマホのネットワーク利用制限の状況を確認する方法
ネットで中古スマホ等を購入する前に、IMEI番号からネットワーク利用制限の状況を自分で確認する方法です。
各キャリアのネットワーク利用制限の照会
チェックしたIMEI番号を後述の照会サイトに入力すると、ネットワーク利用制限の状況を把握できます。
照会サイトは各キャリアで用意されており、その端末を購入したキャリアの照会サイトでチェックする必要性があります。購入したキャリアが分からなければ、すべての照会サイトでチェックすれば良いです。
ネットワーク利用制限の照会結果の見方
先に、照会結果の見方を簡単に説明します。
結果の記号の意味は以下です。
記号 | 意味 |
---|---|
○ | ネットワーク利用制限の対象外であり、契約とSIMがあれば通信や通話が可能 ※ただし、その後 “×” になる条件を満たした場合にはネットワーク利用制限の対象になる |
△ | ネットワーク利用制限の対象外だが、代金債務の不履行等により利用制限となる可能性あり ※主なケースとして未払いの端末代金(残債)があるため、例えばその後、債務者である元の購入者が代金を支払わなかった場合(債務の不履行等)にはネットワーク利用制限の対象になる可能性あり |
× | ネットワーク利用制限ありのため、通信や通話が不可 ※通称赤ロム |
– | 確認したキャリアではIMEI番号が確認できない ※別のキャリアで購入した場合は、そのキャリアの照会サイトで確認し直せばOK |
中古スマホの購入に際し、基本的に問題のない記号は “○”、“-“ かと思います。
“-” になる理由は様々ですが、例えばSIMフリー版の端末を単品で購入した場合には “-” になります。また、NTTドコモで端末を(分割でなく)一括購入した場合にも “-” になるという話を見かけました。いずれにせよ端末購入の経緯と矛盾が無いことを確認できれば安心です。
“△”は主に残債ありのケースです。
“×”の端末は購入しても、”×”になっているキャリアでは通信、通話できません (Wi-Fiや、ネットワーク利用制限の対象でない別キャリアでは可)。
“○”、”△”、”×” は、その端末のもともとの購入先のキャリアの照会サイトで表示されます。購入先でないキャリアの照会サイトでは、”-” が表示されます。
なお、購入や交換の直後には、照会結果に反映されるまでのタイムラグ等もあるようですが省略します。
NTTドコモ
NTTドコモの照会サイトです。なぜかhttps対応していないです。
KDDI (au、UQ mobile)
au、UQ mobileの照会サイトです。
ソフトバンク
ソフトバンクの照会サイトです。
楽天モバイル
楽天モバイルの照会サイトです。
mineo
mineoの照会サイトです。
余談
今後、総務省としては、前の持ち主の未払いによる利用制限 (“×”) を撤廃する方針のようです。
まとめ
ネットで中古スマホ等を購入する前に、IMEI番号からネットワーク利用制限の状況を自分で確認する方法でした。