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ダイニチ加湿器 HDシリーズを分解掃除 (HD-154,HD-184,HD-244,HD-243等)

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我が家の大切な最強加湿器(HD-243)ですが、4シーズンほど使用し、今まで見て見ぬふりをしてきた内側の汚れが気になってきました。

しかし、取扱説明書で書かれているお手入れ方法では、内側の汚れを取り除くことができません。内側のファンを覗き込むと、溜まった汚れが見えます。

そこで今回、シーズン終了時の片付け前に、分解掃除をしてみました。※取扱説明書では分解禁止になっているので自己責任で

本記事は、HD-243の分解掃除をした際の記録です。現行モデルのHD-154,HD-184,HD-244も構造は同じかと思います。




出典:HD-154,HD-184,HD-244の取扱説明書 (ダイニチ)
注意

本記事の内容は、個人的に、自己責任で行ったことをまとめたものです。その安全性を保証するものではありません。また推奨もいたしません。

目次

通常のお手入れではキレイにできない汚れ

取扱説明書に書かれているお手入れ方法は、気化フィルター(加湿フィルター)やタンク、トレイの掃除に関するものです。

つまり、加湿器の内部に溜まる汚れをほとんど掃除できていません。




出典:HD-154,HD-184,HD-244の取扱説明書 (ダイニチ)

加湿器の構造上、大量の空気が側面の吸気口から入り、ヒーターや気化フィルターの付近を通過し、そしてファンの回転によって外に出ていきます。

吸気口にはフィルターがついていますが、微小なホコリ等は通過するので内部に入り込みます。また、吹き出し口が上部にあるので、未使用時には吹き出し口からホコリ等が入る場合もあります。

分解掃除

ということで、分解掃除してみます。

準備

必要なモノ

以下の(ような)モノが必要です。具体的な商品の例は後述します。

  • プラスドライバー
    操作パネルを外す際、短いドライバー(全長が約11cm以内)が必要です。

  • 掃除機
    拭き掃除の前にホコリを吸い取ります。小さいノズルを使えるものがよいでしょう。

  • 拭き掃除用シート
    濡れティッシュと、普通の(乾いた)ティッシュがあればOKです。マイクロファイバーのものを用意しても良いです。

  • 綿棒や小さな掃除ブラシ
    一番の重労働、ファンの羽根についた汚れを取るためのものです。綿棒であれば、先端がフワフワしたものが良いでしょう。お掃除ブラシも便利です。

本体を用意

  • 本体の電源コンセントを抜く
    必ず電源コンセントを抜きます。

  • シートの上に本体を置く
    床が汚れないよう、何かシートの上に本体を置きます。

  • 静電気に気を付ける
    こだわり出すと大変ですが、とりあえず化繊等の衣類や指先の乾燥に気をつけます。作業前に手洗いもしておきます。

分解掃除

分解掃除を始めます。壊さないよう気を付けます。

給水タンク入れまわりを外す

給水タンクを出し入れするフタを外します。
ハマっている凹凸部分が壊れないように、クイッと。

仕切り板も外します。

側面も外す

側面のパネルを外します。

ネジを外した後、上に軽くスライドさせると外れます。

操作パネルも外す

操作パネル付きの上部を外します。

基盤とケーブルの接続があるので、壊さないよう注意します。

急に持ち上げると壊れそうです。そっと。

基盤とケーブルの接続部分をそっと外します。

分解はここまで

もう少し、ファンを取り出すところまで分解すれば、ファンを丸洗いできる気もするのですが、元に戻せなくなるのが怖いので、やめておきます。

ここまでの分解で、可能な範囲を掃除していきます。

掃除

加湿器が動作する際、空気の通り道になっている箇所は、それなりに汚れています。

掃除機で大まかにホコリを取った後、拭き掃除していきます(お掃除シートやティッシュ類)。

上部、側面、下から等、手の届く範囲でキレイにしていきます。

ファン掃除がメイン

ファンを取り出せていれば、丸洗いもできそうなのですが、今回はそこまでできていないので、シロッコファンの羽根を1枚ずつ掃除していきます。面倒ですが、結構ホコリが付着していたので仕方ないです。

このファンの掃除が、最も時間のかかる作業です。

ファンの掃除道具は、綿棒や、お掃除ブラシです。

綿棒を使用する場合は、先端を少し濡らしたり、濡れティッシュを先端に巻き付けるなどして、付着したホコリを拭き取れるように工夫します。

お掃除ブラシの場合にも、スポンジ部分を濡らす等の工夫は要るかと思います。

ヒーター部も壊さないように

側面はヒーター部です。そんなに丈夫そうではないので、壊さないように気を付けながら掃除します。

戻す

掃除が終わったら、分解の逆の手順で元に戻します。

組み立て直して元に戻すところまでが分解掃除です。

動作確認も

組み立て直したら、さっと電源投入して、異音等や見慣れない動作が無いか確認します。

これで分解掃除は終了です。

やはり、取扱説明書に書かれているお手入れだけでは除去できない汚れはたくさんありました。

必要なモノの例

今回の掃除に必要なモノについて、具体的な商品の例を記載します。

  • プラスドライバー
    操作パネルを外す際、短いドライバー(全長が約11cm以内)が必要です。

    短いプラスドライバーの例
  • 掃除機
    拭き掃除の前にホコリを吸い取ります。小さいノズルを使えるものがよいでしょう。

    小さくて強力なハンディクリーナーの例
  • 拭き掃除用シート
    濡れティッシュと、普通の(乾いた)ティッシュがあればOKです。マイクロファイバーのものを用意しても良いです。

    拭き掃除用シートの例
  • 綿棒や小さな掃除ブラシ
    一番の重労働、ファンの羽根についた汚れを取るためのものです。綿棒であれば、先端がフワフワしたものが良いでしょう。お掃除ブラシも便利です。

    綿棒や小さな掃除ブラシの例

まとめ

本記事では、我が家の大切な最強加湿器(HD-243)を分解掃除した際の記録をまとめてみました。

大量の空気が通過している分、やはり汚れは溜まりますね。

なお、繰り返しになりますが、本記事は分解掃除を推奨するものではありません。感電や破損等の危険があります。

メーカーに有償で内部清掃を依頼することもできます(本体内部の汚れ | 診断結果 | 加湿器 | ダイニチ工業株式会社 – Dainichi)。

参考




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