タッチ決済の上限額が1万円でガッカリした話

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たまには三井住友カードの定番特典、”対象のコンビニ・飲食店で最大7%還元!” を活用しようと思い、対象店舗で食事を楽しんだ後、いざ会計!…と思ったら、なんとスマホのタッチ決済ができませんでした

この特典、スマホのタッチ決済でないと、還元率が落ちてしまうんですよね。

本記事では、今後の教訓として、その残念だった話をまとめます。

目次

対象のコンビニ・飲食店で最大7%還元!

各決済サービスの改悪が多い中、三井住友カードの定番特典、”対象のコンビニ・飲食店で最大7%還元!” を利用すると安定した高還元率を確保できます。

むしろ2023年7月に、5%→7%と還元率アップされたところです。

出典:対象のコンビニ・飲食店で最大7%還元!|クレジットカードの三井住友VISAカード

概要は以下の記事にまとめてあります。

実は7%でなく、最大20%還元

なかなか説明が分かりづらいのですが、上記の7%は基本的な特典です。

さらに家族ポイントやVポイントアッププログラムの条件を達成すれば、最大で20%還元になります。

20%の条件を満たすのは難しいとしても、10%還元くらいは比較的簡単に確保できます。

興味のある方は是非チャレンジしてみてください。

コスパに納得できる対象店舗は?

高還元とは言っても、コンビニやファミレスはもともと価格設定が割高なのでコスパ (価格あたりのクオリティ) がイマイチなお店も多いです。

7%還元や20%還元の特典は、あくまでそのイマイチなコスパを補うためのツールと言えます。つまり、この特典を適用しても、利用するお店によっては納得のいくコスパに到達できるとは限りません。

この特典で納得のいくコスパを確保できると思うお店は以下です (個人の感想です)

  • サイゼリヤ
  • すき家
  • はま寿司
  • かっぱ寿司
  • すかいらーくグループ飲食店 ※キャンペーン、食べ放題等の併用

たまには活用しようと思い

先日、たまにはこの特典を活用しようと思って対象店舗で食事をすることに。
※具体的な店舗名の記載は控えておきます

普段、積極的には外食をしないのですが、この日は気軽に友人と集まっておしゃべりできる場所を…と思い、この特典の対象店舗を利用しました。

食事を楽しんだ後、いざタッチ決済で気持ちよく会計しようと思ったときに、残念なできごとが起きてしまいました。

スマホでタッチ決済できない

何度やってもスマホのタッチ決済 (Apple Pay) ができません。

つまり、還元率がこうなります。

カード現物でもタッチ決済できない

仕方ないので、次にカード現物でタッチ決済を試みるも、これも決済できません。

つまり、還元率がこうなります。

還元率ダウン (10%→1%)

上記では6.5%や4.5%とありますが、実際には家族ポイントやVポイントアッププログラムによる加算もあるので、合計で10%還元くらいになるはずでした。

タッチ決済ができないと、それらが一切ムダになり、基本還元率のみの付与となってしまいます。

基本還元率は、プラチナプリファードでは1%ですが、他のカードだと0.5%です (継続特典等については省略します)

お得さの楽しみがなくなってガッカリ

本来なら、10%くらいの高還元率を確保できる分、友人と割り勘する金額にも反映して、そのお得さをシェアしたかったところ。

それも楽しみにしていたので…ガッカリな結果になってしまいました。

なぜタッチ決済できなかったのか

本記事のタイトルに記載してある通り、タッチ決済の上限額が1万円であることが理由なのですが、順に説明していきます。

タッチ決済は上限1万円

三井住友カードの説明を引用します。

一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、当サービスポイント加算の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。

出典:対象のコンビニ・飲食店で最大7%還元!|クレジットカードの三井住友VISAカード

“原則” とありますが、実際に1万円を超えるとタッチ決済できないお店が多そうです。

もう少し詳しく

実際の店舗での決済可否は、CVM ( Cardholder Verification Method ) リミットや決済システム側の仕様により決まるようです。

以下の記事にまとめてあります。

店員さんは把握していない

会計時点では、タッチ決済が失敗する原因が分からず、とりあえず何度か試していました。

金額がしっかり1万円を超えているので、上限額のことを知っていればすぐに分かるはずですが、少なくともそのときの店員さんは一緒に悩んでいる感じでした。

お店を出てから調べる

とりあえず別手段で会計を済ませた後、お店を出ます。

タッチ決済できない原因を調べてみて、ようやくタッチ決済の上限額が前述のとおり1万円であることを知ります。

対策はあるか

では、支払い金額が1万円を超えるケースでも、タッチ決済を利用し、7%還元や20%還元の特典を得ることはできるのでしょうか。

※タッチ決済に上限額があることを批判するものではありません。セキュリティ等の観点から、上限は必要だと思います。

何も悪いことはしていないのに

会計が1万円を超えるということ自体は、特にお店に迷惑をかけている訳ではありません (むしろ売り上げに貢献)。

それが、特典対象外になってしまうと、実際にお得さが大幅にダウンしますし、そのせいで残念な気持ちにもなってしまいます。

じゃあ分割会計にすれば良いのでは

金額が1万円を超えているなら、会計を複数回に分けて、1万円以下の会計になるようにしてしまえば解決するはずです。

ところが、別途この対象店舗のサポートセンター (店舗でなく問合せ窓口) に電話で問い合わせてみたところ、分割会計には対応できないということでした。

実際には、店舗に相談すれば何かしらの対応はしてもらえるかもしれませんが…。

原理的には、1万円未満でいったん会計し、すぐに客の都合で再入店 (したという扱いに) するということもできますね…。そこまでやるかどうかは別ですが。

モヤモヤしたまま終わりますが

ということで、今のところキレイな解決策は無いままです。

ただ一応、タッチ決済できない原因と、それをどうしても解決したい場合の分割会計という対処案も検討できたので、ひとまず今回はそれで良しとします。

まとめ

本記事では、VISAタッチ決済の上限額が1万円でガッカリした話をまとめてみました。

決済サービスを利用する際には、しっかりとその条件、特に限度額を把握しないといけませんね。教訓です。

ちなみに、私は三井住友カード プラチナプリファードを愛用しています。

活用方法は以下の記事にまとめてありますので、興味がありましたらご覧ください。

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