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【還元率が微アップでモヤっと】SBI証券×三井住友カードのクレカ積立キャンペーン

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一応お得です…が、これまでの流れをシビアに評価されている方にとっては、”利用者の気持ちをおちょくっているような雰囲気” ですら漂ってそうなモヤっとしたキャンペーンが開始されます。

繰り返しますが、一応お得です。

目次

「三井住友カード つみたて投資」Vポイントアップキャンペーン

キャンペーン内容はシンプルです。

2024年12月~2025年5月の各月買付分(6か月間)
SBI証券のNISA口座保有者限定、クレカ積立の還元率が一律0.1%アップ
※ゴールド、一般は10万円以上の年間利用額が必須

対象となるクレカについては、本記事作成時点では下表のようにナンバーレス系3兄弟のランクのみが記載されているだけです。アップする還元率は一律0.1%(ゴールド、一般の年間利用額が10万円未満の場合を除く)

出典:SBIホールディングス

三井住友カード プラチナプリファード、ゴールド(NL)、一般は対象でしょう。あと、明確に記載はありませんが、おそらくOliveフレキシブルペイも対象かと思います。

対象となる期間は、2024年12月買付分(11月10日まで設定分)から2025年5月買付分(4月10日まで設定分)までの6か月間です。

対象者は、SBI証券でのNISA口座の保有者のみです。還元率0.1%アップの対象となるクレカ積立の取引はNISA口座でなくても良いのかもしれませんが、基本的にNISA口座の非課税投資枠を使用するのがお得でしょう。既に今年分のNISAの非課税枠が空いていない方は、特定口座でも対象になるか、詳細情報が公開されたらご確認を。

また、上記の表には年間利用金額に関する条件が記載されていますが、これは以前から決まっている条件なので、このキャンペーンとは直接関係ありません。このキャンペーン自体の特典は、一律0.1%アップです(ゴールド、一般の年間利用額が10万円未満の場合を除く)

詳細は、三井住友カードの公式ページにて案内があるそうですが、本記事作成時点での公式のお知らせは以下です。

このキャンペーンにより獲得できるポイント

毎月のクレカ積立の上限額である10万円で積立を行った場合には、通常の還元率(最大3%、毎月3,000P)に加え、このキャンペーンにより追加で0.1%分のポイント還元を受けられますので、毎月100P上乗せされます。

キャンペーン期間は6か月間なので、このキャンペーンにより獲得できるポイント数は最大で600Pです。

そんなに多くはありませんが、一律、追加のポイントを獲得できるので、お得です。

感想

あくまで個人の感想です。

損をする訳ではないので、キャンペーン自体は基本的にOKです

ただ、相当な還元率ダウンを適用した直後に、還元率を一律0.1%だけ微アップするキャンペーンを開催するというのは、クレカ×証券のサービスにおいて訴求すべきインセンティブの加減をもはや見失っている印象も否めません。

特に、この還元率ダウンまでの流れをシビアに評価されている方にとっては、”利用者の気持ちをおちょくっているような雰囲気” ですら感じられるかもしれません。”下げた後にちょっとだけ上げて何なんだ”、と。確かに、もうひと工夫は欲しいところ。モヤっとします。

還元率ダウン自体に関し、私自身、それなりに残念に思った1人です。ただ、クレカの利用金額に応じてクレカ積立の還元率を決めるという受益者負担に近い方式については合理的だと思っていますし、ダウン後の還元率についてもサービスの継続性を踏まえた判断であろうという理解はしているつもりです。詳細は別記事で。

ちなみに、先日の三井住友カードとSBI証券の担当者の方へのインタビューでは、“やっちゃったな―と。” という発言をしつつも、”他社を圧倒している” と自信たっぷりのご様子でした。

…からの、この微アップキャンペーンですからね。金融サービスでは、このしたたかさが大事なのかと。

とりあえず、実情としては、NISA口座保有者の他社への乗り換えを防ぐための引き留めキャンペーンくらいの位置づけでしょうか。

NISAを始めるなら2大ネット証券は候補に

我が家では、夫:SBI証券妻:楽天証券 の2大ネット証券で NISA を利用しています。

NISA口座の開設を検討されている方は、まず候補には入れておくのが良いかと。

まとめ

一応お得です…が、これまでの流れをシビアに評価されている方にとっては、”利用者の気持ちをおちょくっているような雰囲気” ですら漂ってそうなモヤっとしたキャンペーンでした。

キャンペーンの詳細が公開されたら、またチェックします。

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