【JAL Payも×】楽天カードから各プリカチャージがポイント対象外(2025/3~)
定期的な芝刈りをするかのごとく、ざくっと改定きました。2025年3月1日より、楽天カードからのチャージがポイント付与対象外となるプリカ(電子マネー)が追加です。
楽天カードから各プリカへのチャージがポイント付与対象外に
2025年3月1日より、楽天カードにおいてポイント付与対象外になる利用方法が追加になります。
新たにポイント付与対象外になるプリカは以下です。
- B/43
- ANA Pay
- JAL Pay
- TOYOTA WALLET
- SAPICA
- MIXI M
- ビットキャッシュ
- IDARE
- バンドルカード
高還元ルートにおいて人気のJAL Pay、ANA Payもポイント付与対象外になります。
影響
高還元ルートの起点として楽天カードを利用していた方にとっては、2025年3月以降はルート変更が必要になります。
ほとんどのプリカ(電子マネー)へのチャージがポイント付与対象外になる改定なので、なかなかの影響です。
特に、人気のJAL Payルートにおいて楽天カードを起点にできなくなるインパクトはそれなりに大きいでしょう。
JCBブランドの5と0のつく日も対象外に
この改定により、前述のプリカ等へのチャージは、楽天カードのJCBブランド限定で不定期に開催されている “5と0のつく日は街でのご利用分がポイント2倍” の特典も対象外になります。
この特典では、「楽天カード利用ポイント」が進呈対象外となる利用分は対象外であるためです。
対策
さっと思いつく対策を記載しておきます。
楽天デビットカードで代替
楽天デビットカードも1%還元で楽天ポイントを獲得できるので、楽天ポイントをメインで貯めている方にとっては第一候補になると思います。
電子マネーやプリカへのチャージはポイント付与対象外という記載はあるものの、本記事作成時点ではポイント付与されているのかと。ポイント付与対象外にならないよう、そっと使うくらいが良いでしょう。
電子マネーやプリペイドカードへのチャージ、金券・宝くじやインターネットゲーム等のコイン購入、その他これらに準ずるものの購入に楽天銀行デビットカードを利用された場合は、楽天ポイントは進呈されません。
出典:楽天銀行デビットカードの特長|楽天銀行
なお、高還元ルートの活用を考えるとJCBブランドが有利ですが、既に楽天銀行デビットカードを保有済みの方が国際ブランドを変更する場合には、手数料550円(税込)が必要です。
エポスカード等の別クレカで補完
楽天ポイント以外が貯まるクレカでも良ければ、別のクレカで補完することになるでしょう。
楽天カードでは公共料金系の還元率も低いこともあり、エポスカードとの組み合わせは相性が良いと思います。選べるポイントアップショップで楽天カードの苦手領域を補完できます。個人的にはJQ CARDエポスゴールドとのコンビがアリかと。
エポスカードでは、JAL PayへのチャージはVisaブランドの手数料が発生するため利用しづらいですが、au PAYへのチャージが可能なので、高還元ルートとしても補完できます。
あとはPayPayカードあたりも。
無理に楽天カードを使わない
どうしても楽天カードをメインカードにしないといけない、あるいは楽天ポイントをメインポイントにしないといけない、といった事情が無ければ、メインカードやメインポイントを楽天以外のものから選び直すこともできます。
楽天Edyから楽天キャッシュへのチャージや、楽天ギフトカードを利用できるうちは、以下のようなコーディネイトもあります。
その他のプリカ
まだポイント還元対象外になっていないプリカで迂回したルートを使用するといった方法もあるかもしれません。
(補足) 公共料金系もポイント還元率ダウン対象が追加
本記事では、高還元ルート関連の話題ということで、プリカ系へのチャージの話をしましたが、その他にも、公共料金のうち電気料金やガス料金についても還元率ダウンになる利用方法が追加になっています。
ポイント付与対象外の利用方法の追加がとてもきめ細やか(?)で感心します。
詳細は公式ページの説明をご覧ください。
まとめ
2025年3月1日より、楽天カードにおいてポイント付与対象外になる利用方法が追加になる件をまとめてみました。
なかなか裏どりしづらいのであくまで憶測ですが、楽天カードからプリカ系へのチャージ自体が逆ザヤでマズいといった話があるのかどうかは分かりませんが、とりあえず楽天カードを起点にして楽天Edyへのチャージや楽天ギフトカード購入が発生するのはコスト面でデメリットが大きいのかもしれません。