思わずPayPayカードを解約したくなりそうなPayPayの他社クレカ紐づけ時の動作
私が「なんとかならないかなぁ」と思っている、PayPayに他社クレカを登録して支払う際の困った動作についての話です。

PayPayカードを解約したくなりそうなPayPayの他社クレカ紐づけ時の動作
PayPayカード(PayPayクレジット)を保有していると、PayPayに他社クレカを登録して支払う際に以下の動作になるのですが、「なんとかならないかなぁ」と思っています。
- デフォルトの支払い元を他社クレカに設定できない(PayPayカード固定のため)
- 他社クレカでの支払いが失敗した際にPayPayカードで自動的に支払われる
順に説明します。
デフォルトの支払い元を他社クレカに設定できない(PayPayカード固定のため)
PayPayカードを保有していると、PayPayのデフォルトの支払い方法に他社クレカを設定できないんですよね。
他社クレカを支払い元にする場合は、支払いの度に他社クレカを選択しないといけません。
かなり面倒なのですが、他社クレカを優先利用する設定はできません。PayPayカードを解約する以外に。

ウォレット→支払い方法の優先順位他社クレカでの支払いが失敗した際にPayPayカードで自動的に支払われる
プリペイドカードをPayPayに登録している場合に、PayPayでの支払い時にそのプリペイドカードの残高が不足していると、自動的にPayPayカードで支払ってしまう動作になります。


そもそも残高不足のまま支払おうとする自分が悪いのですが、それはそっと棚に上げておいて、残高不足だからと言って、代わりにPayPayカードで支払ってほしいとまでは思っていない訳で。残念ながら、勝手にPayPayクレジットが使われたような気分になってしまいます。
この動作が変更できない仕様なのかどうかの裏どりまではできていませんが、おそらくPayPayカードを解約する以外に回避する方法は無いのではないかと思っています。
以下は、他社クレカではありませんが、PayPay残高での支払いの失敗時にPayPayクレジットで自動的に支払われてしまう動作についてのヘルプ記事です。
優先度1を「PayPay残高」に設定していても、PayPay残高が不足している場合は、全額PayPayクレジットで支払い処理が行われます。
出典:PayPay残高で支払いたいのにPayPayクレジットでの支払いになっている – ヘルプ | PayPayカード
参考:PayPayカードの利用制限機能ではPayPayでの決済を停止できない
PayPayカードには不正利用対策のための「あんしん利用制限」という機能があり、利用者自身の設定によりカードを使えないようにすることができるのですが、PayPayでの決済(PayPayクレジットの利用)を使えないようにすることはできないんですよね。
あんしん利用制限の対象外となるご利用があります。
出典:あんしん利用制限について – PayPayカードの使い方 | PayPayカード
・PayPayクレジット、残高チャージ、残高払いによるお支払い
・ETCや一部のQUICPay(クイックペイ)によるお支払い
・公共料金や通話料金などの一部の継続的なお支払い
・キャッシングのご利用
・その他当社が指定した加盟店でのご利用
「すべての利用を制限する」、「一部の利用を制限する」という2種類の設定が可能ですが、上記の利用については対象外のようです。残念。


PayPayの他社クレカ紐づけを巡る経緯
ところで、他社クレカの登録が不可になりそうだったPayPayですが、2024年12月には方針転換で他社クレカを引き続き利用できる方向で検討している旨の発表があったものの、その後の音沙汰がありません。

まとめ
私が「なんとかならないかなぁ」と思っている、PayPayに他社クレカを登録して支払う際の困った動作についての話でした。
PayPayカード自体はそれなりに便利でお得だと思うのですが、こういう囲い込み系の動線を減らしてもらえたらもっと印象が良くなるのになぁと感じています(個人の感想です)。











