【Type-C / MagSafe】iPhone 15 / 16 用の必要十分な充電器とケーブル
先日、妻と私のスマホをそれぞれiPhone 15、iPhone 16に変更し、Lightningコネクタの現役機器が無くなったので、充電器やケーブルを買い替えることにしました。
なお、あまり豪華なものや最新のものでなく、必要十分な範囲とスペックを整理しながら商品を探してみます。

iPhone 15 / 16 用の充電器やケーブルの買い替え対象
必要十分な範囲とスペックでのみ買い替えるため、以下のように買い替え対象を整理します。
- コスパ系: 充電ケーブルのみ買い替え、充電器は今までのものを使い回し
- 寝室など高速充電のニーズが無い場所
- USBケーブルは Type-A ⇔ Type-C (3Aに対応)
- 充電が遅くてもOK (非PD)
- ケーブルで高速充電系: 充電器のみ買い替え、充電ケーブルはiPhone付属品
- リビング~ダイニングあたり
- 18W以上の出力が可能なUSB Type-Cポートを備えた充電器 (USB-PD対応)
- USBケーブルは Type-C ⇔ Type-C (18W以上のUSB-PD対応)
- ワイヤレス(MagSafe)なモバイルバッテリーで高速充電系: 充電器(モバイルバッテリー)を新規購入
- リビング~ダイニングや外出中にケーブルを使用せずに充電したいとき用
- MagSafe対応(もしくはQi2対応)のモバイルバッテリー
- iPhoneにワイヤレスで15Wの充電が可能なもの
- USBケーブルは Type-C ⇔ Type-C (モバイルバッテリーが対応するW数以上のUSB-PD対応)
- [保留中] ワイヤレス(MagSafe)で高速充電系: 充電器とケーブルの両方を新規購入
- 据え置き型でワイヤレス充電をしたかったり、オシャレに見せたいところがあったりすれば
- MagSafe対応(もしくはQi2対応)の充電器と、(付属していなければ)その充電器に給電するための充電器(電源アダプタ)およびUSBケーブル
上記の必要スペックはApple公式サイトを参考にしたものです。
USBの充電に関する規格については、少し古いですが以下のページが分かりやすいと思います。
順に説明します。
【1】コスパ系
まずコスパ系ということで、あまりお金をかけずに充電ケーブルのみを買い替えて、充電器は今までのものを使い回すパターンです。
寝室で一晩中ケーブルにつないでおくような使い方で高速充電の必要性が無かったり、あるいは車の中のUSBポートが高速充電に対応していなかったりというケースが対象です(車載用のワイヤレス充電器は後述)。充電に時間がかかっても許容します(非USB-PD)。
今までLightningのケーブル (Type-A ⇔ Lightning) を差していた充電器(USB Type-A出力)を今後もそのまま使います。2~3A / 5Vで最大でも15Wです。
ということで、USBケーブル (Type-A ⇔ Type-C、3A対応) だけを買い替えます。このスペックのケーブルはセット売りで買うと安いです。
例としてAnkerのものを載せておきます。

ただ、検索するともっと安いものがあります(画像はイメージです)。
私は、楽天市場のお買い物マラソンで以下の3本セットを買いました。長さと色をそれぞれ選べるので使い分けに便利です。お買い物マラソンの買いまわりとしてカウントもされます。
上記と同じ商品だと思われますが、以下のように別のストアでも売っていました。私の分と妻の分をそれぞれ別のストアで購入すると、お買い物マラソンの買いまわりとして2件分カウントされます。
という感じで、コスパ重視のパターンでした。
【2】ケーブルで高速充電系
続いて、高速充電に対応できるよう充電器を買い替えるパターンです。充電ケーブルはiPhone付属品を使いますが、買い替えてもOKです。
リビングやダイニングなど、日中の行動範囲内で使用するケースです。次の予定までに急いで充電したいこともあるでしょうから、高速充電に対応した機器を選んでおきたいところ。
ということで、18W以上の出力が可能なUSB Type-Cポートを備えた充電器 (USB-PD対応) を選びます。
もしUSBケーブルを購入する場合は、Type-C ⇔ Type-C (18W以上のUSB-PD対応) です。
私は以下を購入しました。3ポートあるので、私と妻の分のスマホ2台と、さらにType-Aのアクセサリ等の充電も同時にできます。
65Wの出力にも対応しておりノートPCへの給電も可能です。
ちなみに自分で買っておきながら、このスペックで3,000円を切っているのは安すぎてちょっと心配です。

個人的に安心できそうなのはAnkerの以下のようなモデルです。複数ポートへの充電時に電力量を自動で最適配分する機能もあります。

上記より1世代古いAnker 735 Chargerというものもありますが、さらにもう1世代古いとかなり安くなります(これも仕事用に買いました)。自動配分の機能はありません。

ケーブルを探す場合は以下のように検索できます(画像はイメージです)。
【3】ワイヤレス(MagSafe)なモバイルバッテリーで高速充電系: 充電器(モバイルバッテリー)を新規購入
次に、ワイヤレス(MagSafe)での高速充電に対応できる充電器、というかモバイルバッテリーを新規購入するパターンです。
リビングやダイニングで、あるいは外出時など、持ったまま動きやすいようケーブルを使用せずに充電したい場面が十分にあるので、据え置き型でなく完全ワイヤレス化できるモバイルバッテリーの方が便利だという判断です。
ということで、MagSafe対応(もしくはQi2対応)のモバイルバッテリーを購入します。
バッテリー容量、薄さ、軽さ、そしてiPhoneにワイヤレスで15W以上の充電が可能かどうかあたりが基準になると思います。
スペックがちょうど良さそうなのは以下。薄型で8.7mm。容量は5,000mAh。そして薄型ながら15Wでワイヤレス充電が可能。Qi2対応。有線での充電も可(20W)。このモバイルバッテリーの充電をしながらスマホに給電も可能(パススルー)。個人的に安心なCIO。

以下はさらに超薄型。なんと6.9mm。ただしiPhoneのワイヤレス充電は7.5W(Androidは15W)、有線での充電も可(20W)。このモバイルバッテリーの充電をしながらスマホに給電も可能(パススルー)。

以下はあたりは安いです。10,000mAh。なんと同時に4台充電可能。15Wのワイヤレス充電が可能と記載されているけど、iPhoneで15W充電できるのかは不明。

同容量のAnkerだと以下。こっちはQi2対応。色々と安心。

【4】ワイヤレス(MagSafe)で高速充電系
最後に、ワイヤレス(MagSafe)での高速充電に対応できるよう、充電器とケーブルの両方を新規購入するパターンです。
据え置き型でワイヤレス充電をしたかったり、オシャレに見せたいところがあったりすれば、このタイプを選ぶことになります。
MagSafe対応(もしくはQi2対応)の充電器、その充電器に給電するための充電器およびUSBケーブルを購入します。高価になりがちです。
以下はApple純正のMagSafe充電器です。

シンプルなスタンド型。Belkin。

豪華なBelkinの3 in 1の充電器(Apple watchやAirPodsも充電可能)。AppleのMagSafe認証あり。

以下も3 in 1ですが安価なタイプ。持ち運びもしやすいコンパクトなものです。

【参考】車載用のカーチャージャーとワイヤレス充電器
社内で使えるカーチャージャーとワイヤレス充電器も載せておきます。
以下は、車のシガーソケットに差して、USB Type-Cポート 2つから最大40Wの電力を出力できるカーチャージャーです。USB-PD対応。ケーブルでスマホに充電しても良いですし、後述のワイヤレス充電に対応した充電器を使ってもOKです。エレコム製。

以下は最大52.5W。USB Type-CとUSB Type-Aのポートが1つずつ。Anker製。

車載用のMagSafe充電器は以下のようなものがあります。
以下はBelkin。AppleのMagSafe認証あり。W数の表記が無かったら7.5Wなのかな?

以下もBelkinで、これは15W充電できるタイプです。AppleのMagSafe認証あり。高いです。

以下はサンワダイレクトのQi2対応のワイヤレス充電器。冷却用にペルチェ素子が使用されています。効くのかな。

以下はお安め。

まとめ
iPhone 15、iPhone 16用の充電器やケーブルを買い替えた話でした。
