【ネタプラ】メタプラネット株
話題のメタプラネット株を100株だけ購入してみました。
事実ですが興味本位のネタかつリスク案件なので、あくまでエンタメの一環としてご理解いただける方のみご覧ください。また、ネタとして扱っている時点で配慮しきれていないため、メタプラネットの話題で気分を害される可能性がある方は閲覧をお控えいただけますよう強くお願い申し上げます。

2025年10月18日時点
出典:メタプラネット – ビットコイン財務企業
メタプラネット株を100株だけ購入
話題のビットコイントレジャリー企業であるメタプラネット(3350)の株価の下落が続き、BTC保有額(NAV)を下回りました。

2025年10月17日時点

出典:Metaplanet
2025年10月17日のPTSで100株だけ現物買付をしてみました。メタプラネット初購入です。取得単価は392.5円だったと思うのですが、393円になってます。なんだろう。


PTSのチャートです。380円くらいまで下がっていました。380円の方が良かったです。

とりあえずここで購入しました。まだ下がるかもしれませんが。
ちなみにBTCも下落してます。と言っても大暴落という感じでもありません。同じくまだ下がるかもしれません。

出典:Google
メタプラネットの概要
メタプラネットはホテル運営事業を行っていた(行っている)企業ですが、ビットコイントレジャリー事業に舵を切り、ワラントによる新株発行で資金調達をしてビットコインを買い集めています。
2027年までに210,000BTC(BTCの総発行数が21,000,000枚なのでその1%)を集めるそうです。

出典:Metaplanet
集めたBTCや関連プラットフォームで収益化するとのこと。

出典:Metaplanet
BTCインカム事業。オプション取引等による運用で収益を得るものです。

出典:Metaplanet
今までの株価変動の経緯や投資家からの評価などについては、EVO FUNDを引受先とするMSワラントの仕組みから把握しようとするのが面白いと思います。なかなか難しい内容ですが。
X上での投資家同士による議論も活発?なようです。
また、メタプラネットのCEOであるサイモンCEOがX上で情報発信したりしてます(例:優先株式について)。
最近話題になっていた(反感も買っていた)投稿は以下の「おはプラネット!」です。
おはプラネット!
— Simon Gerovich (@gerovich) October 14, 2025
投資家からの信用面では残念な状況なのかと思います。
ちゃっぴー(ChatGPT)によるメタプラネットの解説はこちら
1. 会社概要
- Metaplanet Inc.(以下「Metaplanet」)は、元々ホテル運営などを行っていた日本企業ですが、2024~2025年にかけて「ビットコイン(BTC)を中心に据えた財務戦略」へ大きく舵を切っています。
- 同社は「ビットコインを主要な準備資産(=トレジャリー資産)として保有し、株主価値を高める」という方針を掲げています。
- 実際に、2025年半ば時点でビットコイン保有量が増加しており、例えば「13,350 BTC」保有という報道も出ています。
- また、2025年には日本のミッドキャップ株指数(FTSE Japan Index)入りなども報じられ、成長株として注目が集まっています。
2. キーとなる戦略・仕組み
- ビットコイン・トレジャリー戦略
これは、企業が通常の事業収益だけでなく、保有する資産(今回はビットコイン)で価値を高めようとする戦略です。Metaplanetはこの戦略を明確に採っています。
[用語解説]
- トレジャリー(Treasury):企業が保有する現金・有価証券・準備資産などを指す言葉。ここではその中にビットコインを置いています。
- 保有資産(Reserve Asset):企業や国が将来の価値保存やリスク管理のために持つ資産。Metaplanetはビットコインをこの位置付けにしています。
- 希薄化(Dilution):株式数が増えることで、既存株主の持ち株比率・価値が下がること。Metaplanetは資金調達を頻繁に行っており、注意ポイントです。
- KPI(Key Performance Indicator):重要業績評価指標。Metaplanetでは「BTC Yield(ビットコイン/株あたり比率の増加など)」をKPIとして公表しています。
3. なぜ魅力的か(メリット)
- ビットコイン価格の上昇があれば、Metaplanetの保有資産価値も上がるため、株主にとって大きなリターンの可能性があります。実際、2025年に株価が大きく上昇したとの報道があります。
- 他の会社があまり突っ込まない「暗号資産」というテーマに正面から取り組んでおり、テーマ株・成長株としての側面が強いです。
- 日本でこのような戦略をとる企業はまだ少なく、先駆者的な立ち位置であるという点も魅力です。
4. 注意すべき点(リスク)
- ビットコイン自体が価格変動(ボラティリティ)が非常に高い資産であり、それを主要な資産として抱える会社なので、株価も大きく上下する可能性があります。
- 資金調達(株式発行、ワラント、社債など)を積極的に行っており、既存株主の持ち分が希薄化されるリスクがあります。
- 事業が「ビットコインを持つ/積み増す」という資産戦略に偏っており、伝統的な事業収益(例:ホテル運営など)からの安定収益という観点では未知数の面があります。
- 規制、税制、暗号資産市場の構造変化など、外部環境(法制度・政策・技術)が業績・企業価値に大きく影響する可能性があります。
- 「将来予測/見通し(フォワード・ルッキング・ステートメント)」に関する注意書きが同社の資料にも明記されています。
5. 初心者にとって押さえておくべきチェックポイント
- 保有しているビットコインの「数量」「取得単価」「評価損益状況」を定期的に確認すること。
- 株式発行などによる「希薄化」がどう進んでいるかを注視。
- ビットコイン価格の大きな変動(上げ・下げ)に備えて、「損を出す可能性」も想定する。
- 自分の投資スタンス(長期/短期、リスク許容度)と、この手の「ハイリスク・ハイリターン型」銘柄が合っているかどうかを考える。
- 「これは伝統的な安定収益株ではない」という前提を持つこと。たとえば景気変動・暗号市場変動で業績が揺れやすいということを理解する。
Metaplanet(証券コード 3350)が株価で大きく上昇した後に急落した理由と、既存株主としてこの状況をどう評価すべきかを、初心者向けに整理します。あくまで分析・教育目的であり、投資判断はご自身で慎重に行ってください。
急騰した主な理由
- 「暗号資産トレジャリー(ビットコイン保有)モデル」への期待
Metaplanet が自社の余剰資金で Bitcoin を大量に取得・保有する方針を打ち出したことが、投資家の関心を強く引きました。
- 例えば「数千BTCを取得・保有している」「将来的に目標保有量を大きく積み上げる」という報道が出ています。
- このような“ビットコイン保有=資産価値上昇の可能性”という構図が、株価上昇を促しました。
- 話題性・テーマ株としての注目
- 暗号資産/ビットコインを企業のトレジャリー資産に用いるというモデル自体が“変化・革新”の象徴となり、注目されました。
- また、Metaplanet がこれまでホテル運営などから転換し、暗号資産戦略に舵を切ったという構図も、投資家の興味をかき立てました。
- このため、急上昇の“波”が起きやすかったわけです。
- 期待される資金調達・成長ストーリー
- Metaplanet が将来のビットコイン取得資金を確保するために株式発行・ワラント発行などで資金調達を行う可能性を示しており、将来の“飛躍”を期待する動きがありました。
- また、株価が上がる → ビットコイン保有価値が反映されるという“理想の成長循環型モデル”のイメージもありました。
その後急落した主な理由
- ビットコイン価格・暗号資産市場の変動
- Metaplanet の株価は、ビットコイン保有価値/トレジャリー戦略に強く依存しています。ビットコイン価格が下落したり、市場の暗号資産へのセンチメントが冷えたりすると株価にマイナス影響があります。実際、同社の企業価値(エンタープライズ・バリュー)がビットコイン保有価値を下回ったという報道も出ています。
- 「株価上昇=期待」だった部分が、「株価下落=リスク顕在化」に変わったわけです。
- 希薄化リスク・資金調達への不安
- 将来の株式発行・ワラント発行・新株の投入などが予想されており、既存株主の持分が薄まる(=希薄化)不安がありました。これが株主心理を冷やす一因になったと考えられています。
- 特に、株価が上がり続けることを前提にしたモデルだったため、期待が先行して値が張っていたという分析もあります。
- 評価・実績ギャップの顕在化
- 高い成長期待を背景に株価が上がっていたものの、実際の収益や事業の安定性といった“伝統的な指標”ではフォローが追いついていないという指摘があります。例えばP/E(株価収益率)が業界平均と比べて非常に高かったという分析があります。
- また、株価上昇が“物語(ストーリー)”であったため変化に敏感で、期待が剥落すると反動も大きく出ました。
- 市場・投資家心理の冷却
- “テーマ株”としての盛り上がりから、実利やリスクの再評価フェーズに移ったとも言えます。ブル相場では上がりやすいが、変化が起きると早く下がるという典型です。
- 実際に、9月には株価が一ヶ月で40%超下落したという報道もあります。
既存株主にとってどう評価すべきか
既存株主として、このような急騰・急落のサイクルをどう捉えるべきか、ポイントを整理します。
✅ ポジティブに捉えられる点
- Metaplanet がビットコインという“成長期待の高い資産”を保有しており、もし暗号資産市場が再び上昇局面に転じれば大きなリターンを得られる可能性があります。
- 市場が「ビットコイン保有=企業価値になる」というモデルをある程度受け入れ始めており、株価の割安化とも捉えられているという報道もあります。
- 既に株価がかなり切り下がっているため、リスク・リワード(損失対期待利益)の観点で“入り口”と捉える投資家も出てきています。
❗ 注意・懸念すべき点
- 保有ビットコインの価格が下がれば、企業価値への影響も大きいため、暗号資産という非常に変動性の高い資産を軸にしたモデルであることを忘れてはいけません。
- 株式発行・ワラント発行等による希薄化リスクが現実化する可能性があり、予想以上に株主価値が低下する可能性があります。
- 企業の「物語(ストーリー)」が株価に大きく織り込まれていたため、期待が変わると株価が急落しやすいという構造的な脆さがあります。
- 事業の本質(ホテル運営等)から大きく転換しており、収益の安定性・伝統的な財務指標が追いついていないとの分析もあります。実績以上に期待が先行していた可能性があります。
🔍 どういう株主ならどういうスタンスを取るべきか
- 長期保有・ハイリスク・ハイリターン体質を許容できる株主であれば、「今は調整局面/割安になった可能性あり」と考えて、保有継続あるいは追加検討のタイミングと捉えることもできます。
- 一方、安全性・安定収益・低リスクを重視する株主であれば、このような“暗号資産モデル”を主体とする会社についてはポートフォリオでの位置付けを慎重にし、「一部だけ保有」「上昇分を一部利確」などの戦略を考えるべきです。
- また、今後の動きを追うためのチェックポイント(保有ビットコイン量・取得単価・株式・ワラント発行の動き・暗号資産市場の制度・規制・価格動向など)を定期的に確認することが重要です。
結論
Metaplanet の株価急騰・急落の背景には、「高い期待(ビットコイン保有モデル)→ストーリー先行→実績・リスクの顕在化」という典型的なテーマ株の流れが見えます。
既存株主としては、このモデルのポテンシャルを理解したうえで、「期待だけで上がっていた部分」「リスクが顕在化した部分」を両方見たうえで判断する必要があります。つまり、「もしこのモデルがうまく回れば大きなジンガ=利益が取れるが、逆に回らなければ大きく下がる」特徴を持つ銘柄だということです。
以下、 Metaplanet Inc.(証券コード 3350)について、「EVO Fund」「MSワラント(Moving-Strikeワラント)とその仕組み」も含め、初心者にも分かるように整理します。なお、投資判断はあくまで自己責任で、補助的な情報としてご覧ください。
用語解説(まず基本)
- 株式発行:企業が新たに株を発行して資金を調達すること。発行数が増えると既存株主の持ち分が薄まる「希薄化」が起こる場合があります。
- ワラント(株式購入権):将来、あらかじめ決められた価格で株を買う「権利」です。ワラントを持つ人が権利を行使すると、企業は新株を発行するケースが多く、これも既存株主の持分希薄化につながる可能性があります。
- ストライク価格/行使価格:ワラントを「使って」株を買う際のあらかじめ定められた価格。株価がこの価格を上回れば、ワラントを行使する意味があります。
- 希薄化(Dilution):新株発行などにより、既存株主の保有する株数に対する会社の全株数比率が低くなること。
- トレジャリー戦略:企業が自社の運転資金や設備投資だけでなく、保有資産(例:現金・金・暗号資産など)を戦略的に増やし「資産規模の拡大・価値保存」を目指すこと。
- MSワラント(Moving-Strikeワラント):通常のワラントと少し違い、行使価格(ストライク価格)が「一定価格」ではなく、株価や平均株価、あるいは特定条件に応じて「変動」するタイプのワラントを指します。発行企業によって細かい条件が異なります。
Metaplanet/EVO Fund/MSワラントの関係・概要
Metaplanetの戦略
- Metaplanetは「暗号資産(特に Bitcoin)を企業のトレジャリー資産として積み増す」戦略を掲げています。
- 例えば「2027年までに 210,000 BTC を保有する」という大胆な計画も報じられています。
- そのために「株式発行」「ワラント発行」「債券発行」など複数の資金調達手段を活用しています。
EVO Fund(および Evolution Capital)
- EVO Fund はケイマン諸島を拠点とする投資ファンドで、Metaplanet の資金調達・ワラント発行の大口引受先の一つとして名前が出ています。
- つまり、Metaplanet がワラントを発行するときに「EVO Fund がその権利を引き受ける/行使することで資金が Metaplanet に流れる」という構図があります。
MSワラント(Moving-Strikeワラント)との仕組み
- Metaplanet は「555 million(5.55億)株分のワラント発行プラン」を発表しています。
- このワラントには「行使価格が株価等に応じて変動する(moving strike)」「発行株数が非常に大きい」「ワラント引受先が特定(EVO Fund)である」などの特徴があります。
- 例えば、発表時点で行使価格が「¥1,388」などと定められていた例もあります。
- ワラントが「行使」されると新株が発行され、Metaplanet はその資金を使ってビットコイン購入などを進めるという計画です。
- ただし株価が下がるとワラントを行使するインセンティブが低くなり、Metaplanet のこの資金調達モデルが機能しにくくなるというリスクも報じられています。
なぜこの構造を取っているのか?(意図・メリット)
- Metaplanet は「ビットコインを大量保有し、将来の価値上昇を取る」という戦略を採っています。通常の事業収益だけではなく、保有資産の成長を取りに行くという手法です。
- ワラントを使うことで、株主の希薄化を抑えつつ将来的に資金を確保しやすい仕組みを作ることができます。なお、ワラントが行使されるまでは株式発行による即時の希薄化が起きないこともあります。
- また、大口投資家(この場合 EVO Fund 等)をあらかじめ引受先にすることでスピード感を持って資金調達が可能になります。
- Metaplanet が掲げる「555 millionワラント発行→取得資金で大量のビットコイン保有」という計画は、株価が上がればワラント行使が促進され、資金流入→ビットコイン買い→企業価値上昇という「好循環=フライホイール(回転輪)型モデル」が想定されています。
注意すべき点・リスク
- 株価が行使価格を下回ると、ワラントを行使する意味が薄れ、資金調達モデルが「回らない」リスクがあります。Metaplanet はまさにこの懸念を指摘された例です。
- ワラント行使による新株発行が進むと、既存株主の持分が希薄化する可能性があります。発行株数が大きいため、株価に対する希薄化インパクトも無視できません。
- ビットコイン価格や暗号資産市場の動き・規制変化に大きく影響されるため、通常の事業会社とは異なるリスク(価格変動リスク・流動性リスク・政策リスク)があります。
- 「ワラントを発行すれば必ず資金が入る/株価が上がる」という保証はなく、むしろ株価下落・暗号資産価格の停滞がモデルを危機に陥らせる可能性があります。実際に Metaplanet はこの構造が揺らいだとの報道があります。
- ワラント発行の条件(行使価格の変動メカニズム、発行株数の上限・引受先・行使期限など)をしっかり確認する必要があります。
まとめ
- Metaplanet が採っているモデルは「ワラントを発行 → 資金調達 → ビットコイン保有を拡大 →株価・企業価値上昇」という成長アプローチです。
- その中核にあるのが EVO Fund とワラントという仕組み(MSワラント)であり、それを正しく理解することがこの銘柄を理解する鍵になります。
- ただし、モデルがうまく回るには株価の維持・ビットコイン価格の上昇・市場の信頼など“多くの条件”がそろう必要があり、リスクも高めです。
- 投資を検討するのであれば、ワラントの発行条件、発行予定株数、既存株主の希薄化シナリオ、暗号資産市場の動向、そして Metaplanet のビットコイン購入実績・保有状況を定期的にモニタリングすることが重要です。
メタプラネットの優先株式とは、普通株(一般の株式)よりも配当や残余財産の分配で優先的な権利を持つ株式のことです。2024年に行われた資金調達の一環として発行され、主にエボファンド(Evo Fund)という投資ファンドが引き受けました。
優先株式の特徴は、会社が倒産したり清算された場合に普通株よりも先に返済を受けられる点や、あらかじめ定められた条件で普通株に転換(コンバート)できる点です。メタプラネットの場合も、将来的に普通株へ転換できる仕組みが含まれており、これは「MSワラント(Moving Strike Warrant)」と組み合わせて資金調達を行う戦略の一部です。
一方で、優先株やMSワラントを使った資金調達は新しい株式が次々と発行されるため、「希薄化」と呼ばれる現象が起きます。希薄化とは、既存株主の持ち株比率が下がり、1株あたりの価値が薄まることを意味します。そのため短期的には株価下落リスクがありますが、会社が調達した資金を成長投資に有効活用できれば、長期的な企業価値向上につながる可能性もあります。
今後の予定
私は以下のようにしたいと思います。
- 値上がり時の利確ラインは600円台か800円台、もしくは年内、あるいはその場の雰囲気で都度検討して売却
- 値下がり時の損切りラインは設けない一方で、ネタにする気にすらならなくなったら売却
安心して保有していられる感じの銘柄ではないですが、せっかくなので保有しながら理解も深めていきたいと思います。
まとめ
メタプラネットの株式を100株だけ購入してみた話でした。
もちろん誰にもオススメはしていませんのでご了承ください。
機会があればその後の様子や関連記事もアップしたいと思います。










