【Visa最上位ランク】三井住友カード Visa Infinite のリリース
2025年9月30日、Olive Infinite より先に三井住友カード Visa Infiniteの募集が開始されます。

経緯
三井住友カードとOliveにおいて、Visaにおける最上位ランクであるInfiniteのカードが誕生します。
今までの経緯や概要は以下の記事にまとめてあります。
明らかになった年会費や特典
気になる年会費や特典がついに公開されました。
- 年会費: 99,000円
- 入会&利用特典:入会3カ月後末までに100万円以上の利用で10万P
- 継続&利用特典:前年の利用金額が400万円以上で4万P、700万円以上で11万P
- 基本還元率: 1%、対象のコンビニ・飲食店で最大20%
- クレカ積立の還元率: 最大4%
その他のスペックは後述します。
あ、ちなみに私が事前に予想していた年会費の金額がピッタリ的中しました。当たっても何ももらえませんが嬉しいです。

別記事より
三井住友カード Visa Infiniteのスペック
三井住友カード Visa Infiniteのスペックは以下のとおり。
基本スペック。デザイン(色)は “グレイッシュブラウン” とのこと。

各種サービス。

基本的に、既存の三井住友カード プラチナプリファードおよび三井住友カード プラチナより上位のサービス内容になっていますね。
基本的な収支
年会費と基本的なポイントの収支だけで考えると、年間700万円を利用しないと全く意味がないくらいの計算になります。
年間利用金額 | 獲得ポイント数 基本還元1%+継続特典 | 還元率 | 実質還元率 (年会費支払い後) |
---|---|---|---|
400万円 | 8万P | 2% | 実質マイナス |
700万円 | 18万P | 2.57% | 1.15% |
(クレカ積立の還元や最大20%還元の特典は除く)
もちろん他にも特典が多数あるので、必ずしもこのような単純な収支だけを重視する必要性はありません。
体験価値の訴求、Visaスポンサーシップ
その他、Visa Infinite の特徴として、体験価値が強く訴求されています。

例えば、Visa スポンサーシップを活用したスポーツプログラムの第一弾として、「ミラノ・コルティナ 2026 冬季オリンピック」プログラムでは、現地での特別な観戦チケットが用意されます。これは、2026年春にリリースされるOlive Infiniteを待っていたら参加できない特典ということですね。



まだフルスペックでなく、Olive Infiniteの続報にも注目
2025年9月30日から三井住友カード Visa Infiniteの一般申込受付が開始されるものの、2025年度の間はまだフルスペックとは言えないように思います。
- メタルカード: 2026年度 リリース予定 発行手数料33,000円(税込)
- クレカ積立の還元率: +2%還元(最大6%還元)の条件が未定
メタルカードはまだ手に入りません。
今後、Olive Infiniteやフレキシブルコンサルティングの情報が出揃えば、Infiniteランクのスペックの全体像がはっきりと掴めそうです。
なお、Impress Watchの記事によると、Olive Infiniteについては 9月30日からの事前予約キャンペーンにエントリーすると33,000Pを獲得できるらしいです。
感想
年会費10万円以下で、最上位の特典や体験価値の訴求にこだわった設計のように思います。
最低年間700万円は利用しないと年会費を含めた基本的な収支がマイナスになってしまいますが、逆にそれだけ利用すればポイントで年会費をペイできて、さらにおつりがくるような設計になっており、興味深いスペックです。キャッチーかと。
ちなみに、三井住友カード Visa Infiniteはスタンダードカード/ナンバーレス(NL)の最上位ランクという扱いであれば、ランク切替によりマイ・ペイすリボの+0.5%還元の引継ぎが可能かもしれませんね。9月30日に公開される公式ページの情報で切替について言及があればヒントになると思います。
Infinite は私にはご縁は無いと思いますが、ついつい好奇心から手が滑って申し込んでしまうようなことが無いよう注意したいと思います。
公式ページ、ニュース記事等



まとめ
三井住友カード Visa Infiniteのリリースについてでした。