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USB関連の仕様と関連団体

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USB関連の仕様の進化はとても速いですね。

本記事では、最新の仕様を確認したいときに迷わないよう、関連する仕様とその出所を自分なりに整理しておきます。

※USB仕様の内容でなく、出所 (どの団体が仕様の策定や公開をしているか) の話です。

Stable Diffusion XL (画像生成AI) で作成
Stable Diffusion XL (画像生成AI) で作成

(ちょっと違う形になりました)

注意

正確な情報は、当該組織の公式Webサイト等でご確認ください。本記事の内容は最新ではない場合があります。

目次

USB関連の仕様と関連団体

本記事では、以下の仕様と関連団体について記載します。

  • USB全般: USB-IF

  • Thunderbolt: Intel

  • DP Alt mode (DisplayPort): VESA

USB関連の仕様に関連する団体等

USB Implementers Forum (USB-IF、usb.org)




出典:Front Page | USB-IF

USBの普及を推進する非営利団体です。

USBの仕様を開発した企業グループによって設立されました。

取締役会は、Apple、HP、Intel、Microsoft、Renesas Electronics、STMicroelectronics、Texas Instruments で構成されています。



2023年9月時点で、公式Webサイトに掲載されているメンバーは900社近くあります (Members | USB-IF)。

メインの仕様はUSB-IF

USBに関する包括的な仕様としては、このUSB-IFが公開するものを確認することになると思います。

USB-IFが公開する仕様

Document Library | USB-IFで検索できます。

例えば、よく目にする以下のような仕様です (2023年9月時点の最新Revision)。

Intel




出典:Intel Introduces Thunderbolt 5 Connectivity Standard

続いて、Intelです。

ThunderboltはIntelの商標です。

USB4 は Thunderbolt 3 がベース

The USB4 Specification complements and builds upon the existing USB 3.2 and 2.0 architectures. Based on the Thunderbolt™ protocol specification contributed by the Intel Corporation, USB4 doubles the maximum aggregate bandwidth of USB and enables multiple simultaneous data and display protocols.
 
出典:USB4® | USB-IF

USB4の仕様は、IntelのThunderbolt 3がベースになっています。

仕様書は公開されていない

USB-IFのように公開された仕様書は見当たりません。

Thunderbolt自体はIntelの商標なので非公開ということでしょう。

USB4 のように、Thunderbolt をベースにした仕様ができることで、実質的に公開される流れかと思います。

Thunderbolt関連のプレスや紹介のページ

Intel のプレスや紹介のページはあります。

誰が使うんだろう…?と思わせるほどにハイスペックな Thunderbolt 5 が発表されましたね。

Intelが主導している感

USB4 は Thunderbolt 3 がベースになっており、またその後も Intel が後続の Thunderbolt のバージョンを発表しているので、USBの仕様はIntelにより主導されている印象です。

Thunderbolt の関連コミュニティ等




出典:About the Thunderbolt Community | Thunderbolt Technology Community

Thunderbolt 周辺機器開発者向けに、Thunderbolt Technology Community、その中にThunderbolt™ Developer Portal があるようです。

当初はAppleと共同開発

細かい経緯は分かりませんが、Thunderboltは当初、 “Thunderbolt” でなく “Light Peak” という名称でAppleと共同開発され、その後Appleが商標をIntelに譲渡したようです。

This copper-based version of the Light Peak concept was co-developed by Apple and Intel. Apple registered Thunderbolt as a trademark, but later transferred the mark to Intel, which held overriding intellectual-property rights.
 
出典:Thunderbolt (interface) – Wikipedia

ということで、私の認識ではThunderboltの知的財産権や商標は現在、 Intel だけのものです。

VESA




出典:VESA – Interface Standards for The Display Industry

PCやワークステーション向けディスプレイ関連の標準化を推進する非営利団体です。

USBと関連性の深い仕様として、DisplayPortはVESAによって策定されています。DP Alt Mode (※) も同様です。

(※) その他の呼び方は、DisplayPort Alt Mode Standard、DisplayPort over USB-C

仕様書は会員限定




出典:About DisplayPort – VESA – Interface Standards for The Display Industry

DisplayPort 自体の仕様は一般公開されておらず、VESAの会員のみがアクセスできます。

(余談) VESAの年会費は $5,000 or $10,000

VESA会員の年会費は会社の年間売上金額に応じて$5,000、もしくは$10,000のようです。



VESA Membership – VESA – Interface Standards for The Display Industryから、VESA Membership Applicationのフォーム中で確認できます。

VESAのプレゼン資料等

仕様ではありませんが、VESAによるプレゼン資料等を一部確認することはできます。

プレゼン資料 (DP Alt Mode)

例えば、Learning Center – VESA – Interface Standards for The Display Industryにて、USB Developer Days 2019 (Seattle) の以下の資料を確認できます。

動画 (VESA Back at CES 2023 with New Display Standards)

以下の動画は、CES 2023で、最新規格のDisplayPort 2.1等のデモを行った際の様子です。


DisplayPort のWebサイト (displayport.org)

その他、DisplayPort 用のWebサイトがあったりします。

DisplayPortの認証プログラム

機器がDisplayPortに正式対応するためには、認証試験に合格する必要性があるようです。




出典:Compliance – VESA – Interface Standards for The Display Industry

テストツールも紹介されています。

日本国内では、アリオンという会社がこのあたりのDisplayPortの認証プログラム関連事業を行っているようです。

DP Alt Modeの認証試験

DP Alt Modeについても、認証試験があるようです。




出典:VESA DisplayPort Alternate Mode on USB-C

認証済みの部品 (ボード、チップ、ケーブル等)

メーカーと型番ごとに、DisplayPortの認証プログラムを取得済みの製品が掲載されています。

(感想) 正式対応していない機器もあるのか

個人的な感想ですが、ThunderboltやDP Alt Mode、USB4 (DP Alt Modeが必須) 等、特に、小規模なメーカーにとっては認証プログラムの取得は大変そうです。

某ECサイト等にあるHDMIポート出力できるUSBハブ等

気になるのは、例えば某ECサイト等で売られているHDMI出力ポート付きの安価なUSBアダプタ、ハブ等は、その機器自体がDP (DP Alt Mode) に対応しているとは書かれていないのですが、商品説明には、”映像出力するには接続するPCやスマホ、タブレット等がDP Alt Modeに対応している必要性があります” といったことが書かれていたりします。

なんとなくですが、DisplayPortの認証を取得していないチップを使用していて自身の仕様としては DP Alt Mode という表記はできないものの、接続相手の機器にそれを求めることで、相当の機能を持っていることを暗にアピールしているのではないかと勝手に思っています。

(見当違いな話かもしれませんが)

補足

その他、USB関連の仕様に関する補足事項です。

the USB Primary specificationsとは

USB-IFの細則に、以下のように “the USB Primary specifications” という表現があります。


SPECIFIC OBJECTIVES AND PURPOSES

(2) To develop and distribute specifications and other documents that augment, enhance or extend the USB Primary Specifications … the corporation’s purposes do not include amending or developing USB Primary Specifications. The “USB Primary Specifications” include the USB Specification, the On-The-Go Supplement, the Wireless USB Specification, and any other USB specification that the USB-IF Promoter Members jointly designate a “USB Primary Specification;”
 
出典:BYLOWS OF USB IMPLEMENTERS FORUM, INC.

USB-IFは、”the USB Primary specifications” 自体の開発はしないが、”the USB Primary specifications” を強化、拡張するための仕様を開発、配布はするということが書かれています。

“the USB Primary specifications” は、USBの一次仕様、主仕様、何と呼ぶのか分かりませんが、私の理解では、仕様の原案的なものはUSB-IFで開発しないという意味なのかと理解しています。

例えば、上記の “the USB Specification” については、USB – Wikipediaから辿ってみると、Universal Serial Bus Specificationという、おそらくUSB 1.0の仕様のことを指しているのかと思います。

このUSB1.0のように、最初の仕様にあたるものが、”the USB Primary specifications” に相当するのかと想定しています。

各社で工夫、競争して開発してね、という意味なのかと思いました。

まとめ

本記事では、USBの仕様と関連団体について、自分なりに整理してみました。

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