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ワークスペース用のチェアマット選び

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解説はこちら

在宅勤務や勉強用にチェアを買うときは、チェアマットもセットで用意したいところ。

床のキズ防止、騒音防止、足元の調温調湿に役立ちます。

本記事では、ワークスペースで使うチェアの下に敷くチェアマットについてまとめます。



本記事の目的

  • ワークスペース用のチェアマットを探す
目次

求めていること

デスクワーク全般、フローリング床

本記事では、デスクワーク全般に使えるものを紹介します。

在宅勤務や勉強用、あるいは家事育児の調べものや書類作業、ゲーミング用途のためにチェアを置くケースを想定しています。

マットを敷く床は、フローリングです。
※畳にも敷けますが、マット裏面の滑り止め機能が”吸着タイプ”のものは滑り止めが効かないでしょうから、吸着タイプでない普通の滑り止め加工のマットを買うか、滑り止め用のシートを買い足すと良いでしょう(記事の最後に補足します)。

重視するポイント

今回、重視するポイントは以下です。

  • 1. サイズ、形状:チェアとデスクに合わせる
  • 2. 生地:キズ防止、防音、足元の快適さ
  • 3. 予算:3,000円程度(120cm×90cm程度のサイズで)

1. サイズ、形状:チェアとデスクに合わせる

通常サイズのデスクであれば、120cm×90cm程度で長方形のマットが基本になります。あとは細かな状況や好みによるアレンジです。

本記事では、以下のサイズ、形状のものを紹介します。

  • サイズ
    主に120cm×90cm程度の商品を紹介します。ただ、ほとんどがサイズ違いを選べますので、大きめのサイズをお探しの方にも参考にしていただけます。

  • 形状
    主に長方形のものを紹介します。その後、凸型やその他の形状のものも少し紹介します。

サイズの選択肢

デスクの大きさや使い勝手に応じ、サイズを選びます。

基本的なサイズとして、120cm×90cmのものが多いです。このサイズがほぼ最小です。

大きめのサイズを使用するケースの例としては、大型のデスクやL字型のデスクを備えたワークスペースで、チェアの移動範囲やお掃除する範囲全体をマットでカバーしたい場合等です。

形状の選択肢

以下のような種類があります。

  • 長方形(スクエア):普通の形

  • 凸型(T字):狭いデスク下にマットを敷きたいときに

  • その他:円形、曲線等、デザイン性を重視するときに

以下はそれぞれの例です。

長方形(スクエア) 凸型(T字) その他(円形、曲線)

2. 生地:キズ防止、防音、足元の快適さ

生地の選び方です。

今回、以下のポイントを重視するため、厚さ4mmのカーペットタイプをおすすめします。

  • 床のキズ防止:チェアの重量に応じた厚さ
    目安として、10kg未満のコンパクトめのチェアなら厚さ2mm程度、それ以上の重さの大きなチェアなら厚さ3mm以上、といった選び方ができます。
    ただ、キズ防止を重視するなら厚いに越したことはありませんので、チェアマットの中でも一番厚い4mm程度のものに絞っても良いでしょう。

  • 防音:厚さ4mm、カーペットタイプ
    防音という観点でも、上記のキズ防止と同様、厚いに越したことはありません。
    また、ツルツルしたPVC生地よりも、起毛や織りのあるカーペットタイプの生地の方が床に振動が伝わらないので静かです。

  • 足元の快適さ:カーペットタイプ
    こちらも、ツルツルしたPVC生地よりも、起毛や織りのあるカーペットタイプの生地の方が、夏のベトつき、冬の寒さを抑えてくれます。
    また、コンパクトなカーペットタイプであれば、丸洗いできるものも多いです。

上記より、本記事では、主に厚さ4mmのカーペットタイプのものを紹介します。その後、いくつかその他の生地のものも紹介します。

補足として、もう少し詳しい選び方も以下に記載しておきます。

(補足)生地の選ぶ際のその他のポイント
  • 生地の種類
    • PVC(ポリ塩化ビニル)
      ツルツルした素材です。耐久性やコストの面で優れており、汚れの拭き取りも簡単です。1.5mm~2mm程度の薄いチェアマットが多いです。キャスターは転がりやすく、チェアの移動はスムーズでしょう。新品では臭いを気にされる方もいます。
      汚れの拭き取りを重視する場合には、カーペットタイプよりもPVCがおすすめです。
    • カーペットタイプ(ポリエステル等の繊維系の生地)
      素材感は商品ごとに異なりますが、カーペットやラグのような生地です。インテリア性も高く、防音性や夏や冬の調温調湿のしやすさがあります。
    • ポリカーボネート
      硬質で丈夫な素材です。高価ですが、予算に余裕があれば選択肢に入れても良いでしょう。
    • その他
      EVA、強化ガラス等があります。
  • 裏面の滑り止め
    使っているうちにマットがズレたり、チェアのキャスターにマットが巻き込まれたりしないようにするためには、滑り止め機能が必須です。
    粘着材を使用しない吸着タイプのものがおすすめです。
    もしくは、個別に滑り止めシートを買い足しても良いでしょう(記事の最後に補足します)。

  • 洗濯機で丸洗いしたい
    カーペットタイプのうち、丸洗いできるものを選べばOKです。

  • 透明なものが欲しい
    マットが周囲のインテリアや床のデザインと干渉しないようにするためには、透明なマットを選ぶこともできます。
    カーペットタイプ以外のPVC、ポリカーボネート等から選ぶことになります。

  • ハサミでカットしたい
    狭い場所に敷く場合や、壁や周囲のモノとのスキマをキッチリ埋めたい場合は、ハサミでカットできるものを選ぶと良いです(フリーカット)。

3. 予算:3,000円程度(120cm×90cm程度のサイズで)

上記に挙げたポイントを考慮しつつ、手ごろなラインとして3,000円程度のものを選びます。

選び方

上記のポイントを満たすチェアマットをいくつか紹介していきます。

※2023年3月時点で、(主にAmazonで)価格を確認したものです。時期やECサイトにより価格や在庫有無は異なります。

コスパ◎ Grandekor チェアマット

たまたまかも知れませんが、2023年3月時点でAmazonで1,990円で売ってます(120×90cm)。お安いです。

厚さ4mm、カーペットタイプ(ポリエステル)、吸着タイプの滑り止め(接着剤無し、TPR(熱可塑性ゴム))、丸洗い可、ハサミでカット可(フリーカット可)、サイズ2種、色3種、床暖房は低温推奨で可、とスペックは十分です。

サイズ3種、色7種 HAODEMI チェアマット

こちらも、2023年3月時点でAmazonで2,280円とお安いです(120×90cm)。

厚さ4mm、カーペットタイプ、吸着タイプの滑り止め、丸洗い可、ハサミでカット可(フリーカット可)、サイズ3種、色7種、床暖房もたぶんOK(-10℃~+80℃)です。

サイズとカラーのバリエーションが豊富です。

コーデュロイ HAODEMI チェアマット

評価が高い商品です。

最小サイズが140cm×90cmと、少し縦長です。スペースに余裕があればちょうど良いでしょう。

毛足の無いコーデュロイ風の生地です。風合いも良く、コロコロでカンタンにお掃除できます(丸洗いはおそらく不可)。

厚さ4mm、カーペットタイプ、吸着タイプの滑り止め、サイズ2種、色4種、床暖房OKです。

端が丁寧にロック加工されています。その代わり、フリーカットではありません。

バランス◎ TITIROBA チェアマット

これも評価が高いです。

厚さ4mm、カーペットタイプ、吸着タイプの滑り止め、丸洗い可、ハサミでカット可(フリーカット可)、サイズ3種、色6種、床暖房OKです。

リネン風 チェアマット

表面がポリエステルでリネン素材のような織り方になっています。裏面がPVC吸着。

カーペットタイプ(リネン調)、吸着タイプの滑り止め、丸洗い可、サイズ2種、色2種、床暖房OKです。

厚さの表記がなく、4mmあるかどうかは不明ですが、表面と裏面の2層にはなっているようです。

起毛でなく、肌触りの良い素材づかいが特徴です。

最小サイズが140cm×90cmと、少し縦長です。

スウェット風 エア・リゾーム チェアマット

他にはあまり無い、綿混紡のスウェット地です。

カーペットタイプ、滑り止め(吸着ではない)、丸洗い可、色6種、床暖房OKです。

厚さの表記がないですが、裏面が不織布、中材が固綿(300g/m2)使用されているようです。

サイズが80cm×130cmで、少し縦長です。

個人的には、コンパクトチェアに合わせるなら、このマットが欲しいです。肌触りも良さそうですし。

選び方 (他にも色々)

可愛い曲線 BORDERLESS チェアマット

曲線が可愛いチェアマットです。

※これは条件に挙げた予算をオーバーしたお高めの商品です。

右袖デスク用と左袖デスク用を選べます。

サイズと厚みが選べる透明タイプ チェアマット

透明タイプです。

サイズと形状、厚みが選べて便利です。

サイズは非常に豊富で、形状も長方形と凸型があります。
厚みは1mm、1.5mm、2mm、3mmから選べます。

※楽天市場とYahooではうまく検索できないので、Amazonのものをご覧ください。

ブラックのPVC Bauhutte 純正チェアマット

ゲーミング用品で有名なBauhutteのカッコ良いチェアマットです。

ブラックのPVC、厚さ1.5mm、凸型です。

※少し予算オーバーでお高めです。

凸型カーペットタイプ ottostyle.jp チェアマット

凸型のチェアマットです。

幅の狭いデスクにも使えて、さらにフリーカット可です。

厚さ3mmのカーペットタイプです。

EVA樹脂製 サンワサプライ チェアマット




画像:サンワダイレクト(直販サイト)

オフィス用品では定番のサンワサプライです。

EVA樹脂製なので、においが少なく、耐水性に優れています。

150cm×90cmの大きめサイズで、フリーカット可です。

PVC以外で、汚れに強いカーペットをお探しなら、このようなEVA樹脂製も選択肢になります。

畳向けのおくだけピタッ サンコー チェアマット

これは、畳向けに、吸着でなく滑り止め加工で仕上げられている商品です。

滑り止めシート

滑り止めのため、マットの裏面に貼るシートもあります。

個別に滑り止め対策したい場合に使えます。

まとめ

本記事では、ワークスペース用のチェアマットをいくつか紹介しました。

私は以前、あまり深く考えずにPVC素材で厚さ1.5mmのチェアマット(滑り止め無し)を買ったのですが、簡単にマットがズレたりしてちょっと失敗してしまいました…。

大事なポイントをうまく抑えて、チェアマット選びを楽しみたいですね。

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