寒い日のPC作業に最適な指なし手袋(m8 Wearable Workspace Gloveレビュー)
寒い冬のPC作業、指が冷えるとタイピングが鈍って困ります。
今回、PC作業に最適な”指なし手袋”を手に入れたので、まとめておきます。
(余談)本来、手袋は手を入れるためのものですが、その手袋を手に入れたという訳です…。
(画像:楽天市場)
m8(メイト) Wearable Workspace Glove
m8は、香川で50年以上「手ぶくろ」を製造している老舗メーカー、フジタの新ブランドです。
この手袋は、フジタが今までe-sports用グローブを開発してきたノウハウを活かして作られたPC作業用のものです。
パッと見ただけで、こだわり感がバンバン伝わってきますね。
こだわり感
こだわりが感じられる点を画像にまとめておきます(私の主観が混じってます)。
m8 Wearable Workspace Glove スペック紹介(やや主観)
使ってみた感想は後述します。
もっと詳しく分かりやすい説明は、メーカーのECサイトをご覧ください。
3色展開
出典:WorkSpace gears | 株式会社 フジタ ECショップ
ブラック、カーキ、ライトグレーの3色展開です。
私は黒を選びました。
他の色も良いなと思います。
使ってみて
PC作業用として最適化されており、抜群の使い心地です。
冷えた手をしっかり暖めつつ、タイピングやマウス操作を損なうこともなく、快適にPC作業できます。
また、この機能美を感じさせるデザインもイイ感じです。
ディティールごとの感想
ディティールごとの感想です。
m8 Wearable Workspace Glove スペック紹介(やや主観)
- 生地
三層構造で暖かいですが、柔らかいので指の可動性も確保しやすいです。
甲側と掌側で裏地の起毛加減が違っているなど、素材選びにこだわりを感じます。
使っているうちに馴染んできて、より快適にPC操作できます。 - パターン
指ごとに長さが微調整されており、かつ右手と左手でアシンメトリーになっています。
この絶妙なパターンによる指の可動性は、芸術的な仕上がりだと思います。 - パームレスト気味なクッション
個人的に気に入っているポイントです。
パームレスト、アームレストのようなクッションをデスクの上に置くケースもありますが、このように手袋にクッションがついていると合理的です。タイピングやマウス操作の際、腕の負担軽減になります。
タイプ分類は、”すっきり”+”あったか”のハイブリッド
指なし手袋の長さごとのタイプ分類(当サイト考案)
指なし手袋の長さごとのタイプ分類(当サイト考案)によると、第二関節を超える長さかどうかが、可動性に大きく影響するラインとされています。 ※生地の厚み(モコモコ感)にもよります。
この手袋は、指ごとに長さが微調整されており、かつ右手と左手でアシンメトリーなデザインです。
PC作業用に特化した手袋として、可動性と保温性を両立させようという設計意図を感じ取れます。
よって、”すっきり”+”あったか”のハイブリッドと言えます。
強いて言うなら
一応レビュー記事なので、個人的に”もう少しこうだったら…”と思う点も記載しておきます。
※もちろん、総評としての素晴らしさを損なうものではありません。
- サイズ感、パターン
私の手が小さめなので、Mサイズだとわずかに大きいです。
(平均的な男性の手の大きさであればMサイズ、大きめならLサイズで問題なさそうです)ベルクロをキュっと締めて調整していますが、よりジャストサイズが欲しいという意味で、個人的にはSサイズ?があれば嬉しいです。男女兼用くらいのイメージで。
あとはパターン的に、指先はもう少しタイトめでも良いと思いました。これも私の手が小さいせいでもありますが、指部分は特に伸縮性のある生地が使われているため、遊びを削ってよりタイトに仕上げた方がタイピング効率が向上しそうです。
- シーム(縫い目)
複数の生地の特性を活かすため、生地の切り替えが多く、その分シームも増えます。それらのシームが全て内側にあるので、そのわずかな引っかかり感でフィット性が少しだけ落ちてしまいます。
手袋製作の工程上(縫ってからひっくり返す)、難しいのですが、内側のシームを減らせると、さらにフィット性が向上しそうです。とは言っても、内側がチクチクするほどではなく、そのシーム自体も極力コンパクトになるよう丁寧に端処理されているので、実用上の問題はありません。
※繰り返しになりますが、総評としての素晴らしさを損なうものでは全くありません。
買い方
2023年2月時点の内容です。
自社ECサイトで購入、もしくはふるさと納税の返礼品として入手が可能です。
ふるさと納税の方が、控除があるので実質的な負担額は圧倒的に少ないです。
サイズは、M、Lの2サイズ展開です。
平均的な成人男性の手の大きさであればMサイズ、大きめならLサイズで問題なさそうです。
自社ECサイト
WorkSpace gearsが自社ECサイトです。
詳しい商品説明もあるので、興味のある方はご覧ください。
このECサイトの方の価格は、税込6,000円+送料(郵便局クリックポストなら全国一律250円)です。
この作りの手袋が税込6,000円という時点で、かなり安いと思います。
ふるさと納税の返礼品
ふるさと納税の場合、控除があるので実質的な負担額は圧倒的に少ないです。
香川県さぬき市のふるさと納税の返礼品になっています。
※20,000円の寄付ですが、控除を考慮すると実質2,000円で入手できます(控除適用時)。もちろん他にも寄付する場合には、寄付1件あたりの実質負担額は2,000円より小さくなります。
通常2,000円では買えないレベルの品質なので、かなりお買い得です。
(画像:楽天市場)
注意点
納期がかかるので、購入に際しては、必ず寒くなる前に注文(や寄附)しておきましょう。
ECサイトの場合は約1か月、ふるさと納税の場合は入金確認後60日程度の納期です(2023年2月時点)。
特に、ふるさと納税は控除のための申請等もあるので、年末になる前に、それこそ春や夏ごろにでも、余裕をもって注文した方が良いです(経験談)。ワンストップ特例申請はオンライン対応しているので便利です。
まとめ
寒い日のPC作業に最適な指なし手袋(m8 Wearable Workspace Glove)についてまとめてみました。
個人的にかなり満足度が高かったので、今後のm8のラインナップにも期待したいです。