【プレステージ終了】セゾンカードのゴールド各種 プライオリティ・パス改悪

セゾンカードのゴールドカード各種において、プライオリティ・パスの改悪が発表されました。

会員カードからデジタル会員証への移行に合わせた改定です。

【プレステージ不可】セゾンカードのゴールド各種 プライオリティ・パス改悪

まず、注目度の高いゴールドカード各種におけるプライオリティ・パスの会員ランクの改悪についての話をします。他のランクのカードを含む改定の内容全体については後述します。

セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス®・カード（以降、セゾンゴールドアメックス）や、セゾンローズゴールド・アメリカン・エキスプレス®・カード（以降、セゾンローズゴールドアメックス）を含むゴールドカード各種（一覧は後述）において、特典として利用できるプライオリティ・パスの会員ランクがプレステージからスタンダードに変更となります。

会員ランクが下がり、プライオリティ・パスを保有するための年会費は無料になりますが、プライオリティ・パスを利用する度に料金（1回につき35ドル）が発生する仕様に変更となります。

例えば 1ドル150円換算とした場合、年に3回以上利用すれば従来より損をする計算ですかね。レストラン特典を利用したい場合の影響も。

なお、既に対象のクレジットカードでプライオリティ・パスの会員カードを発行済みの場合、カード記載の有効期限に関わらず最長でも2025年11月30日をもって会員カード（プレステージ会員資格）を利用できなくなります。この点は、プライオリティ・パスを直近で発行された方や年会費の支払いタイミングが近い方にとってはかなりショックな内容のような。

主な改悪は上記のとおりかと思います。

会員カードからデジタル会員証への移行とサービス変更

続いて、今回発表された改定全体を簡単に記載しておきます。

今回の改定は、プライオリティ・パスの会員カードからデジタル会員証への移行を隠れ蓑にしたに合わせたサービス変更です。セゾンカードに限った流れではありませんが。

プライオリティ・パスのデジタル会員証（プライオリティ・パス アプリ）は、2025年11月4日から申込できるようになります。そして従来の会員カードが利用できなくなり、デジタル会員証では前述のようにサービス内容が変更（改悪を含む）となる流れです。

セゾンカード以外のクレカでも、スケジュール等に違いはありますがプライオリティ・パスのデジタル会員証への移行の案内が出ているかと思います。

カードの種類によって変更内容は異なります。

改定全体の内容については、以下のお知らせのページから確認できます。

まとめ

セゾンカードのゴールドカード各種において、プライオリティ・パスの改悪が発表されました。

セゾンゴールドアメックスやセゾンローズゴールドアメックスの大きなメリットがプライオリティ・パスのプレステージ会員資格だったと思いますが、これで終了となります。色々と引き締めが続きますね、セゾンカード。近いうちに保有しているカードを整理しようと思います。

輝かしい従来の優待の姿をここに残しておきます。

今後、プライオリティ・パスのプレステージ会員ランクが欲しい場合にはプラチナカードですかね。プレステージ会員として利用できる他社クレカもあると思いますが、改定には要注意かと。

最後になんとなくクレディセゾンの右肩上がりの株価を載せておきます。先日の決算発表でちょっと下がりました。