PayPayカードの利用残高の繰り上げ返済手順 (前倒しで支払い)
本記事では、PayPayカードの利用残高を繰り上げ返済する手順を説明します。
繰り上げ返済=通常の支払い日(引落し日)より先に返済を済ませてしまうということです。
繰り上げ返済のユースケース
この繰り上げ返済の手順は、以下のようなリボ払いキャンペーンに参加する際、リボ払いの手数料が発生する前に返済を終えたい場合に使えます。
もちろん、単に繰り上げ返済をしたいだけの場合にも使えます。
公式サイトの説明
本記事で説明する手順は、以下の公式ページにある内容です。
手順
繰り上げ返済の手順を説明します。
クレカ利用
まず、目的のお買い物等の決済に、PayPayカードを利用します。
利用明細への反映を確認
次に、対象の決済が利用明細に反映されるのを待ちます。
PayPayカードを利用してから、利用明細に反映されるまでに数営業日かかる場合があります。
なお、PayPayカードの締め日は月末です。
対象の決済が、締め日の翌月に支払い予定の明細に反映されるはずです。
反映されたら、次のステップに進みます。
繰り上げ返済の申込み
利用残高を前倒しで支払う手続きは、有人チャットもしくは電話にて可能です。
今回は有人チャットを使用します。
PayPayカードのサポートページの右下にある問い合わせる
から、”カードのご利用残高を前倒しで支払いたい” と入力後、オペレーターに接続します。
チャットサポートを開始後、案内に従って繰り上げ返済の申込みをします。
チャット内容を抜粋します(要点のみ説明するため、一部省略しています)。
振込金額、振込先をきちんと控えておきましょう。
これで繰り上げ返済の申込みは完了です。チャットは終了します。
繰り上げ返済分を振り込み
上記で確認した振込先に、指定の金額を振り込みます。
完了
これで繰り上げ返済は完了です。
リボ手数料は月末時点の残高から算定
PayPayカードのリボ手数料は、毎月末日時点の残高に対してかかります。以下の記事で解説しています。
(参考) タイミングによっては二重引落しや差額返金が
なお、この繰り上げ返済の手続きを行うタイミングが当月請求(毎月27日の引落し)の引落し停止に間に合わない場合、二重引落しや差額返金が発生する場合があります。
私の実例で言うと、以下の条件で発生しました(ただし引落し用の金融機関にもよるかも)。
- 繰り上げ返済の手続きをした日が27日で、その日が日曜日である場合
- 繰り上げ返済の手続きをした当月に請求額がある場合 (翌営業日の28日の月曜日に引落しされる分)
この場合、上記の当月請求額の全額と、翌月請求額(当月の利用金額)のうち繰り上げ返済の対象として選んだ金額の合計の金額を、繰り上げ返済のために振り込むことになります。なお上記の例では、繰り上げ返済の振込期限として、28日の14時を提示されました。
その結果、28日に引き落とされる当日請求額と、繰り上げ返済のための振込金額の一部が重複しているので、その重複分は二重引落しの扱いになってしまいます。重複分は差額として後日返金されますので(次回の支払い額と相殺もしくは返金だったかも)、もちろん損をすることはありません。
二重引落しを回避するため、チャットのオペレーターから口座調整(請求金額より残高を減らして引落し失敗させること)を案内されましたが、そのような残高調整は相当手間ですし、他の引落しまで失敗するとさらに余計な面倒が増えますし、二重引落しとはいえ引落し失敗させたら信用情報の記録は大丈夫なのかと心配になったりもします。ということで、二重引落しした上で、後日返金の方が無難だと私は思いました。
(参考) リボ残高おまとめ払いとは別の手順
補足として、本記事で説明した手順は、以下とは異なる手続きです。
まとめ
本記事では、PayPayカードの利用残高を繰り上げ返済する手順を説明しました。