税金の種類、分類をざっくり理解する
税金についてちょっと理解を深めようと思い、調べてみました。
本記事では、税金の種類、分類についてざっくりとまとめます。
(健康保険や年金といった社会保険料については記載していません)
税金の分類
まずは税金の分類についてです。
以下のような分類の観点があります。
国税、地方税
課税主体が国か地方公共団体(都道府県)かによる分類所得課税、消費課税、資産課税
税負担を経済活動のどの局面に求めているかに着目した分類
普段の消費税 = (国の)消費税 + 地方消費税
買い物のレシートに記載されている “消費税” (8%や10%) は、(国の)消費税と地方消費税を合わせた税金です。
国と地方、それぞれに分けて納められます。
税の内訳
税収の内訳です (令和5年度予算)。
このグラフでは、所得課税、消費課税、資産課税の分類で集計されています。
地方税の体系
地方税のみの場合、以下のような体系で説明されます。
地方税は、市町村税と道府県税に分かれます。
軽自動車税は市町村税、自動車税は道府県税なので、軽自動車かどうかで納付先が異なります。
また、固定資産税や都市計画税は、市町村税です。
東京都の場合
東京都の場合、以下の主税局ホームページにある解説のとおり、都税があります。
固定資産税は市町村税なのですが、23区では都税として徴収されます。
関連省庁等
財務省と総務省のWebサイトでは、税金全般と国税のことは財務省、地方税のことは総務省が担当しているようです。
国税:財務省、国税局
財務省の機構図から、外局→国税庁の配下に国税局を確認できます。
沖縄は国税局でなく国税事務所です。歴史的な背景によるものでしょうか。
地方税:総務省、自治税務局
総務省の組織についての図から、自治税務局を確認できます。
組織紹介ページは、総務省|自治税務局です。
地方税のことは総務省に、という案内が地味
あまりハッキリ書かれている感じがしないのですが、国税庁のサイトに、”地方税の概要については、総務省ホームページ 「地方税制度」をご覧ください。” と案内されています。
まとめ
税金の種類、分類についてざっくりとまとめてみました。