JCBカードの利用残高の繰り上げ返済手順
本記事では、JCBカードの利用残高を繰り上げ返済する手順を説明します。
繰り上げ返済=通常の支払い日(引落し日)より先に返済を済ませてしまうということです。
繰り上げ返済のユースケース
この繰り上げ返済の手順は、以下のようなリボ払いキャンペーンに参加する際、リボ払いの手数料が発生する前に返済を終えたい場合、あるいは手数料を最小化したい場合に使えます。
もちろん、単に繰り上げ返済をしたいだけの場合にも使えます。
公式サイトの説明
本記事で説明する手順は、以下の公式ページにある内容です。
いくつかパターンがありますが、MyJCBアプリで引落し日の前に銀行振込で繰り上げ返済の手続きを行う方法を説明します。MyJCBのWebサイトでも同様の手続きは可能です。
手順
繰り上げ返済の手順を説明します。
クレカ利用
まず、目的のお買い物等の決済に、JCBカードを利用します。
利用明細への反映を確認
次に、対象の決済が利用明細に反映されるのを待ちます。
JCBカードを利用してから、利用明細に反映されるまでに数営業日かかる場合があります。
なお、JCBカードの締め日は毎月15日、引落し日はその翌月10日です。
対象の決済が、締め日の翌月10日に支払い予定の明細に反映されるはずです。
繰り上げ返済の申込み
利用残高を繰り上げ返済するための手続きは、MyJCBにて可能です。
MyJCBアプリにて、繰上返済
メニューを選択します。
繰上返済(銀行振込)予約
を選択します。
振込予定日を選択します。
繰り上げ返済として支払いたい金額を入力し、確認画面へ
を選択します。1円単位で入力できます。
内容を確認し、確定する
を選択します。
予約できました。振込金額、振込先をきちんと控えておきましょう。
これで繰り上げ返済の申込みは完了です。
繰り上げ返済分を振り込み
上記で確認した振込先に、指定の金額を振り込みます。
完了
これで繰り上げ返済は完了です。
(参考) リボ手数料は15日時点の未払い残高から算定
JCBカードのリボ手数料は、毎月の締め日である15日時点の未払い残高に対してかかります(参考)。以下の記事で解説しています。
(参考) 振替日に増額して支払う手順とは異なる
本記事では、”振替日前(引落し日前)に繰り上げ返済する手順” を説明しましたが、これは “振替日(引落し日)に増額して支払う手順” とは異なります。後者は前倒しで支払うものでなく、毎月10日の引落し日に支払う金額を増やすだけです。
リボ払いに関する注意点として、リボ払いでは15日時点での未払い残高に応じたリボ手数料が発生するため、振替日(引落し日)に増額して支払う場合には、振替日前(引落し日前)に繰り上げ返済する場合に比べ、リボ手数料の節約効果が薄れてしまう可能性があります。
まとめ
本記事では、JCBカードの利用残高を繰り上げ返済する手順を説明しました。