PayPayカード起点の高還元ルート考察
PayPayカードが複数枚発行できるようになったので、高還元ルートの参考情報として、個人的な考察をまとめておきます。
PayPayカードが複数枚発行可能に
2024年8月、PayPayカード(PayPayカード ゴールドを含む)が複数枚発行可能になりました。従来は原則1枚のみでしたが(家族カード除く)、異なる国際ブランド(Visa、MasterCard、JCB)のPayPayカードを最大4枚発行できます。
もともとチャージ系の利用でポイント還元対象外となるケースが少ないPayPayカードで、さらに複数の国際ブランドを同時に保有できるようになったため、高還元ルートにも使いやすいはずです。
PayPayカードを起点とした高還元ルート
PayPayカードは高還元ルートの起点に使えます。
つまり、PayPayカードから、ハブとなる電子マネーやプリペイドカードにチャージすることができるということです。ハブまでチャージできた後は、さらに目的の用途までチャージを続ければOKです。
PayPayカードからチャージできる電子マネー/プリカ
国際ブランドごとに、PayPayカードからのチャージ先を表にしておきます。
チャージ先 | Visa | Mastercard | JCB |
---|---|---|---|
au PAY | – | ○ | – |
JAL Pay | – | ○ | ○ |
ANA Pay | ○ | ○ | ○ |
ファミペイ | – | – | ○ |
WAON (Apple Pay) | – | ○ | ○ |
Suica | ○ | ○ | ○ |
Revolut | △(要手数料) | ○ | △(要手数料) |
MastercardとJCBを発行しておけば、主な高還元ルートはカバーできそうです。au PAY、JAL Pay、ANA Payにチャージできるだけで成立するルートが多いので。
- 補足事項
-
- ファミペイへのチャージについては、ポイント獲得できたりできなかったりするという話を見かけるので要注意です。
- WAONへのチャージについては、Apple PayのWAONでチャージ可能なはずですが、他のパターンがあるかは不明です。
- Suicaへのチャージについては、PayPayカード公式コラムに説明があります。
- Revolutの手数料については、別記事で解説しています。
- ポイント還元対象外となる利用方法については、公式ページをご覧ください。
- nanacoへのチャージはポイント還元対象外なので省略しています。
その後は高還元ルートのテンプレに合流
上記の電子マネー/プリカにチャージできたら、あとはテンプレ的な高還元ルートを使えます。楽天キャッシュも調達できます。
以下の記事にまとめてあります。
使いやすくなっているPayPayカード
PayPayカード(PayPayカード ゴールド含む)の有効会員数は2024年6月末時点で1,200万人を超えており、既に人気のあるクレカの1つでしたが、複数枚発行に対応することでさらに使い勝手が良くなりました。
複数の国際ブランドを使い分けたい場合にも、PayPayカードを複数保有しておけばクレカ利用で獲得できるポイントを統一できます。
また、基本還元率が1%(ゴールドなら1.5%)なので、クレカ単体でシンプルに高い還元率を確保できます。さらにPayPayステップの条件を達成すれば、還元率が+0.5%になります。つまり、一般カードで最大1.5%、ゴールドカードで最大2.0%の還元率です。
高還元ルートを利用するポイ活ユーザにとっても、使いやすいクレカと言えるでしょう。
PayPayカードのお得な発行方法
ポイントサイト経由で発行するのがお得です。
以下の記事にまとめてあります。
私もとりあえず1枚発行してみました。
まとめ
PayPayカードが複数枚発行できるようになったので、高還元ルートの参考情報として、個人的な考察をまとめておきました。