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【irumo終了前にiPhoneを安く買う】2年返却の総支払額など(ドコモの例)

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2年返却などのスマホの買い替えプログラム(返却プログラム)ってややこしいですね。なんだか安そうに見えるけど、結局トータルでいくら払うのか、またどのように比較検討すればお得に買えるのか分かりづらかったり。

私は先日、そんな返却プログラムを利用して iPhone 15 を購入することにしました。本記事では、その際に気になって調べてみた総支払額比較観点について整理します。

実例として、ドコモのいつでもカエドキプログラムを挙げます。ドコモ系ならirumoのように安い回線プラン(0.5GB/月 550円)があるので検討しやすいでしょう。他キャリアの買い替えプログラムとの読み替えもできると思います。

2025年6月4日でirumoの新規受付終了

ドコモの新料金プラン開始に伴い、irumoの新規受付が終了となります。

その前に端末を購入しておきたい方はお早めに。

目次

返却プログラムのユースケース

本記事では、下図のように、スマホが欲しい → 回線契約はMNP(乗り換え)してもイイ → 分割払い(返却プログラム)を契約 というケースを想定して(というか私のケースで)話を進めます。

スマホの端末代金は、他社からの回線契約の乗り換えによって大きく割引されることが多い点を活用します。

今回は、私のメイン回線の乗り換えをします今まで使用していたNUROモバイルの1年間無料特典の終了に合わせた解約)。サブ回線は楽天モバイルを利用します(つなぎ用にキャンペーンで当面は黒字になるよう契約して、その後無料の株主優待SIMに移行予定)

評価基準としては、コスパを最重視します。スマホ自体はそれなりの使い勝手で満足なので、最新機能や高級なスペックなど多くは求めていません。また、iPhoneからAndroidへの乗り換えは考えていないため、とりあえずiPhoneを安く買えればOKという感じです。

回線契約だけしたい場合(SIMのみ)もお得なケースがありますが、本記事では割愛します。また、回線契約せずに端末だけ購入する場合については直接触れませんが、後ほど比較します。

ちなみに、今回購入するスマホを利用するのは私でなく、妻です(つまり妻のiPhoneの買い替えのために私が返却プログラムを契約)。が、特に気にしないでください。ちゃんと契約に沿って端末を管理、返却できれば誰が利用してもOKです。

ドコモのいつでもカエドキプログラム

今回は、ドコモの返却プログラム “いつでもカエドキプログラム” を利用します。

出典:NTTドコモ

ソフトバンクやau、楽天モバイルなど、他のキャリアでも同様のプログラムはありますが、今回はドコモにします。主な理由は、ドコモならirumoの安いプラン(0.5GB/月 550円)があるので、回線をしばらく解約せず維持する際の費用を安く抑えられるためです。

ドコモの新料金プランの開始に伴い、irumoの新規受付は2025年6月4日で終了します

“いつでもカエドキプログラム” の実態は残価設定型24回の分割払いの契約です(割賦販売契約または個別信用購入あっせん契約に基づく分割払い)。また、最後に “+” が付いた “いつでもカエドキプログラム+” もありますが、本記事で想定するお得な購入方法ではないため割愛します(プラス対象機種では、”+” がある方と無い方のどちらでも条件を満たせば利用できます)。

最近ポイ活の一環でdカードPLATINUMを発行したのですが、irumoの0.5GBプランに対しては割引特典が無いため意味はありません。

返却プログラムの総支払額

いつでもカエドキプログラムを利用した際の総支払額や支払いスケジュールを下表のようにまとめます。このプログラムの代表的な使用例として、返却タイミングは23か月目として計算しています(補足事項は後述)

本記事作成時点のキャンペーン情報を元に作成
総支払額

2年間の総支払額は、(23か月目に返却して査定OKなら)iPhone 15 128GBの場合には18,150円、iPhone 16e 128GBの場合には13,827円で済みます。毎月の支払い額も小さいです。最低限の回線維持費用として、irumoの料金も含む金額です。

安くなる理由と注意点

高価なはずの iPhone がこんなに安くなる主な理由は、いつでもカエドキプログラムでは、2年後(23か月目)までに端末を返却した際、所定の条件を満たせば残価(今回だと約75,000円)の支払いが不要となるためです。一方で、端末の状態等によって、査定基準を満たさない端末(機能不良品)を返却する場合には22,000円の故障時利用料、さらに返却すらできない場合(受付不可品)には残価すべて(違約金)を支払う必要性が生じますので、これが将来(2年後などの返却時)の家計収支において最も注意すべき点です(後述)

端末代金と割引額

端末代金(ドコモが設定する定価)については、他キャリアと同様に Apple ストアより高いのですが、割引は4万円以上の額(ほぼ規制の上限額)が適用されています。ただ、毎月の分割支払金が1円や数十円のように安い場合は、残価が支払い不要になってしまうと割引のありがたみが無くなってしまうかもしれません。割引額に関わらず、残価がゼロになるので。

状況に応じ、分割払い(いつでもカエドキプログラム)を使用せず、一括払いで購入してもOKです。

事務手数料

ドコモショップ(店頭)で契約する際には、事務手数料3,850円がかかります。オンラインで契約する際にはかかりません。

回線費用

回線費用については、ドコモショップ(店頭)で私が確認した上記のキャンペーンはirumoの0.5GBプランが対象外だったため、初月のみ月額2,167円の3GBのプランを契約し、翌月から0.5GBプランに変更する計算としています。なお、初月の支払い金額は実際には日割計算されるので、契約日が月末に近い方が安く済みます。

ドコモの新料金プランの開始に伴い、irumoの新規受付は2025年6月4日で終了します

その他の有料オプションは不要

その他の有料オプションの契約は不要です。

ただ実際には、私の場合は店員さんにお願いされてsmartあんしん補償の契約をしましたが(最初の1か月間は無料)、後日解約済みです。

返却プログラムの比較観点

複数の返却プログラムやそのキャンペーンがある場合には、前述のように総支払額や支払いスケジュールを整理しつつ、以下の観点で比較検討するのが良いかと思います。

返却プログラムを比較検討する際の観点
  • 欲しい機種がキャンペーン対象
  • 使っても良いと思える回線プラン(サブ回線との組み合わせも便利)
  • 総支払額返却スケジュールに納得できるか
    特に、万一端末を返却できなくなった場合に残価を全額支払うことを許容できるか
  • 複数キャリアの店舗/オンラインショップや家電販売店等の出張店舗のキャンペーンをチェックしたか(しっかり比較したい場合)

返却時に追加費用がかかるケース

前述のとおり、返却時に所定の条件を満たせば残価の支払いが不要になるのですが、端末の状態等によって、査定基準を満たさない端末(機能不良品)を返却する場合には22,000円の故障時利用料、さらに返却すらできない場合(受付不可品)には残価すべて(違約金)を支払う必要性があります。

これが将来(2年後などの返却時)の家計収支において最も注意すべき点です。

いつでもカエドキプログラムの契約の実態は分割払いなので、残価を含めた最大の総支払額を意識して購入することが重要です。CICにも載ります。安く購入できたかどうかが決まるのは、最初の購入時でなく、最後の返却時(あるいは返却しない/できないことになった時)です。なお、車を残価設定ローンで購入するときのような金利負担が無い点は良いです(前述の総支払額のとおり、金利という名目の費用は無し)

返却時の査定基準の例を以下に抜粋しますが、詳細については公式サイトや契約書面をご確認ください。私の個人的な印象としては、それなりの故障や破損があって機能不良品に該当しても22,000円の故障時利用料の支払いのみで済むので、それなりに安心して利用できると思いました。最悪、受付不可品に該当すれば残価が免除されず全額負担となりますが、相当な状況でしょう。

出典:NTTドコモ
機能不良品(22,000円の故障時利用料が発生)
  • 筐体が破損している
  • 電源が入らない
  • 液晶表示が異常/タッチパネルが動作不良
  • カメラ、音声、各種ボタン等の機能が正常に動作しない
  • SIMトレイが不足、または破損している
受付不可品(残価全額の違約金が発生)
  • 初期化されていない
    (私のコメント)各種ロック解除のし忘れなどケアレスミスに注意
  • メーカー保証が対象外(改造など)
    (私のコメント)非正規修理部品は利用しないよう注意
  • ネットワーク利用制限がかかっている
    (私のコメント)返却プログラムで発生するとしたら分割支払金の延滞くらい?
  • 基盤が断裂している
    (私のコメント)キズ、汚れとは言えないレベルの破損

私はiPhone 15を購入し、契約後にプラン変更

上記のように総支払額を整理して、各種条件を確認の上で、私はドコモショップ(店頭)で iPhone 15を購入することにしました。

端末の機能面では、iPhone 16e の Apple Intelligence より、iPhone 15 の USB Type-Cポートでの映像出力(DisplayPort)やMagSafeワイヤレス充電などの方が実用的だと判断しました。カメラ性能差もありますが、あまり気にしていません。

購入したiPhone 15を妻に渡して(妻が元々契約している別回線のSIMを入れて使用)、私が元々使っているスマホにはMNPで契約したirumoのSIMを入れて使用します。私も妻も、今までと同じ電話番号を利用できます。

そして購入から数日後、irumoのプランを3GB/月→0.5GB/月に変更しました。また、店員さんにお願いされて契約したsmartあんしん補償も解約しました。プラン変更と解約は、My docomoにてオンラインで手続き可能です。

購入したiPhone 15は、2年後に追加費用無しで返却できるようできるだけ丁寧に使(ってもら)おうと思います(妻が使う)。と言っても、仮に破損しても22,000円で済む程度がほとんどでしょうから、あまり心配し過ぎず。

補足事項

いつでもカエドキプログラム(や返却プログラム)に関する補足事項をいくつか記載しておきます。

返却プログラムがお得になる仕組み

一部繰り返しになりますが、返却プログラムがお得になる仕組みを改めて整理しておきます。

返却プログラムをお得にするための要素
  1. 端末代金の割引 ※上限4万円(税抜)
  2. 返却時に残価の支払いが不要に
  3. 割引とキャンペーンにより月々の端末代金の支払いが1円~数十円に

1つ目の要素は端末の割引ですが、そもそも上限が4万円(税抜)です(※)。端末購入自体でこの上限を超える特典を受けることはできません。また、ドコモをはじめキャリアの定価がAppleの定価より高い点や、MNP単独(SIMのみ)の契約でも2万円程度の特典を受けられるキャンペーンがある点を加味すると、端末購入時の割引額が4万円というだけではお得と言い切れません。
総務省の電気通信事業法第27条の3等の運用に関するガイドライン(令和6年12月5日)より

2つ目の要素は、返却プログラムでは、分割払いの契約上(残価設定型の分割払いという金融サービスとして)、無事返却できれば残価の支払いが不要になるという点です。これは商品であるスマホ本体が手元からなくなるため、規制対象の割引には該当しないということでしょう。残価の支払いが不要になって、さらに次の新機種に “ノリカエ” することも楽しめば、総合的な満足感も上がります。

3つ目の要素は、上記の割引やキャンペーン、分割払いの条件等により、月々の端末代金の支払いが1円~数十円で済む場合があるという点です。これも返却プログラムをお得に利用する上では重要な要素です。総支払額に影響します。

上記のように、端末の割引、返却時の残価免除、そして月々の安価な支払金額という3つの要素の組み合わせにより、返却プログラムをお得に利用することができます。その他、総支払額に大きく影響するコストとして、月額料金ができるだけ安い回線のプランを選ぶことも重要です。

通常は他社回線からの乗り換え(MNP)で回線契約をした場合の端末購入時に利用できるキャンペーンがお得なので、本記事ではそれを前提に話をしています。キャンペーン対象外の契約方法あるいは機種では、あまりお得にはなりません。

23か月目以外でも返却可能、返却しないという選択も

本記事では、いつでもカエドキプログラムの代表的な使用例として返却タイミングを23か月目とする場合について説明しましたが、それ以外のタイミングで返却することも可能です。

1~22か月目に前倒しで返却すれば翌月以降の分割支払金が割引になりますいつでもカエドキプログラム+では12か月目やそれ以降の返却が有利になるケースも)。24~46か月目に返却する場合、あるいは最後まで返却しない場合には再分割支払金を支払い続けるという選択肢もあります。詳細は公式ページをご確認ください。

とりあえず23か月目に返却しておけば無難です。

1~22か月目に返却した場合の支払いイメージ
出典:NTTドコモ
23か月目に返却した場合の支払いイメージ
出典:NTTドコモ
24~46か月目に返却した場合の支払いイメージ
出典:NTTドコモ

dアカウントが必要、分割支払い中に回線契約の解約は可

いつでもカエドキプログラムを利用するためには、dアカウントが必要です(dポイントクラブもしくはドコモビジネスメンバーズ会員の登録情報に紐づけて端末購入する仕組み)

いつでもカエドキプログラムを利用しているdアカウントを削除、紛失しないよう注意しましょう。

My docomoにログインし契約内容から確認できる分割支払い中の端末情報
IMEI番号も

一方、いつでもカエドキプログラムの申込み時に契約した回線は、分割支払い中に解約することもできます。解約しても、いつでもカエドキプログラム自体は利用できます。ただし、前述のとおりdアカウントは維持する必要性があります。

なお、本プログラムは回線契約がなくてもご加入、ご利用いただけます。また、回線解約後もご利用可能です。この場合、dアカウントが必要となりますのでご注意ください。

出典:NTTドコモ

回線の短期解約時には契約解除料が最大1,100円

2025年3月1日以降に新規契約した回線を1年以内に解約する際、利用実態が無い場合や他の回線の1年以内の解約実績がある場合には、契約解除料が最大で1,100円(税込)かかります。

ただし、2025年3月1日以降に新規契約いただいた回線について、短期間(1年以内)での解約かつ、下記①②のいずれかを満たす場合は、通常のご利用を目的としたご契約ではないと当社は判断し、契約解除料1,100円(税込)(月額1,100円(税込)未満の料金プランの場合は、料金プラン月額と同額)を請求させていただきます。

①ご利用実態がない場合

②当該回線の解約日から過去1年間に、同一名義のほかの回線が契約期間1年以内に解約されていた場合(法人名義を除く)

出典:携帯電話を解約する場合、解約金はかかりますか? | よくあるご質問(FAQ) | NTTドコモ

その他の注意点など

その他、色々と気になった点はあったので、機会があれば別記事にまとめます。

以下のように、回線未契約常体でdアカウントにdカードを紐づけてあった場合など、解除→再登録の手続きが面倒です。

まとめ

スマホ購入時の返却プログラムについて、総支払額比較観点を整理してみました。

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